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【全力かっこいい、面白くて心に残るエンタメユニット!】30-DELUXの弟分D-EMOTION インタビュー 5/30から初単独公演へ

圧倒的な殺陣とアクションを中心に、エンターティメント性の高い「アクションプレイ」という新しいジャンルの舞台演劇を追求し高い人気を得ている30-DELUXから弟分として生まれた演劇ユニットD-EMOTIONが、2019年5月30日(木)~6月2日(日)に初の単独公演に挑む。

村瀬文宣、大塚晋也、小笠原祐太、大成翔輝、伊与田良彦の同期5人から成るD-EMOTIONとは、どんなユニットなのか?
そして、『ダブルフェイス』と題された公演では、どんな演劇を見せてくれるのか? D-EMOTIONに語ってもらった。

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後)  伊与田良彦   大成翔輝
前)小笠原祐太  村瀬文宣  大塚晋也

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―D-EMOTION結成のいきさつを教えてもらえますか?
大塚:僕たちはジェイズプロデュースの俳優養成所の同期で、1年間の養成期間を終えて集大成として発表会をした時に、所属事務所の代表でもある30-DELUXの清水(順二)さんから「光って見えたこの5人がユニットを組めば面白いことができるんじゃない?」という感想を頂いたので「こんな感想をもらったけど、やってみない?」と、僕が5人に声をかけて結成しました。
村瀬:へ~…。
全員:知らないの?!(爆笑)
大塚:で、僕が一応リーダーをやっています。
小笠原:若手育成を目的として、企画から演出・公演まで、基本的に1から全部自分たちで作っていくBRAND NEW PROJECT(ブランニュープロジェクト)の第1弾(2015年9月)がD-EMOTIONの初登場です。ブランニュープロジェクトの公演には何チームかが出演して、オムニバス形式で上演します。僕たちはその後も3回ブランニュープロジェクトに登場しました。

―では5人は互いをよく知っていると思います。隣の人の長所を教えてもらえますか?

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大成翔輝 ⇒ 伊与田良彦

大成:では僕から伊与田くんを紹介します。長年付き合って感じるのは、芝居に真っ直ぐなことです。器用ではないのですが、真摯に取り組んで最初はできなかったことができるようになって成長した姿を観客に観て頂いていると毎回見て思っています。そして運動神経がいいんです。D-EMOTIONとしても、30−DELUXも殺陣が見どころのひとつですから、その殺陣を熱いものにしてくれています。公演で観客のみなさんが喜んでくださっているのを見て、僕たちも嬉しくなっています。
伊与田:(恥ずかしそうに笑いながら聞いていて)ありがとうございます(と頭を下げる)(笑)
大塚:(甘えるような目つきで)僕は?
大成:順番を待っててね!!(笑)

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伊与田良彦 ⇒ 小笠原祐太

伊与田:では僕は小笠原くんを。僕も恥ずかしがり屋ですが、小笠原くんはこのメンバーの中では一番の恥ずかしがり屋だと思います。シリーズとして上演している「昔話学園」では女装するのですが、最初は舞台に出て台詞を言うだけで恥ずかしがっているのが感じられたのですが、回を重ねる毎に、恥ずかしがりながらもちゃんと演技をして…
小笠原:女らしくなっていた?
伊与田:そう…恥ずかしがりながらも役を必死に演じていて、それがいいところかなと思います。男性の役の時は女装とは違って勢いがあり、それも良いところだと思います。
大塚:大成くんから見て、小笠原くんの長所は?
大成:時間がないから次に…。(笑)

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小笠原祐太 ⇒ 村瀬文宣

小笠原:村瀬くんがすごいところは、僕等がまだ駆け出しで殺陣の見せ方などもまだよくわかっていなかった頃から「こうした方がいいんじゃないか」と誰よりもこだわって意見を出して僕らを引っぱってくれました。「頼りになるな」と思っていました。最近は僕らもいろいろな作品に参加して経験を積んだので「こうした方がいいのでは?」と村瀬くんとも意見の交換ができるようになってきたのですが、村瀬くんはみんなの意見を踏まえながら「こうしたらどうだろう」と言ってくれるので頼りにしています!(笑)
村瀬:ありがとうございます。ユニット結成当初は、殺陣は全部僕が見ていて、自分が出ない場面でも僕が殺陣をつけていたのですが、今はメンバーそれぞれがどんどん殺陣もつけて意見も出し合っている。ここ2~3年の、5人が集まってなかった間にそれぞれが成長して帰ってきたのだと感じています。

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村瀬文宣 ⇒ 大塚晋也

―では村瀬さんから大塚さんについてお願いします。
大塚:(いいところが)ある?
大成:本人から催促しないの!(笑)
大塚:(いいところが)無い可能性もあるから…。(笑)
村瀬:無くて…(爆笑)
大塚:お願い、言ってよ~!(笑)
村瀬:大塚くんは見てのとおりすごく面白いんです。そして見たことがないくらい舞台度胸がすごい。30-DELUX Perfect EDITION『シェイクス』の前説も大塚くんひとりでやりましたが、お腹が痒ければ掻くし、本当にリラックスしてやっていました。(笑) 演技ではコメディシーンでは間もとりたいだけとるし、「緊張しないのかな」「人前に出る恐怖はないのかな」と思うくらいです。

―大塚さんがリーダーになった理由は?
大塚:なりゆき…ですかね?
全員:爆笑
伊与田:清水さんからのメールが大塚くんに来て、そこからこのユニットが始まった…ってことだよね。
大塚:だから本当に形だけのリーダーです。
伊与田:「リーダーは大塚くんでいいんじゃない」って感じはあったよ。
小笠原:大塚くんはムードメーカーで、芝居を作っている時もいきなり冗談を言ってホンワカさせてくれます。でも本番中にアドリブをやって、僕らが大変な目に遭うことありますけれどね。(笑)
伊与田:アドリブが多いよね~。
全員:そうそう!(爆笑)

―では、最後に…
大塚:僕から村瀬くんの良いところを
全員:違うでしょ!! 次は大成くんの長所をお願いします!(笑)

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大塚晋也 ⇒ 大成翔輝

大塚:他のメンバーもそうだと思いますが、僕から大成くんへの信頼度はとても高いです。大成くんの良いところを言ったら、インタビュー時間では足りないと思います。
大成:具体的に言ってくださいよ~!!(笑)
大塚:演技の面でとても器用で僕たちを引っぱってくれます。僕たち4人は不器用なんですが、大成くんがいるから、安心して演技ができる。町の掃除屋さんのように、僕たちが散らかした芝居をきれいにしてくれます。
小笠原:(挙手して)「僕ら」と言っていますけど、ちらかすのは主に大塚くんでしょ?(笑)
大塚:言い直します!僕がちらかした芝居を大成くんが全部回収してくれます(笑)僕が思いきり芝居できるのは大成くんのおかげですし、他のメンバーからも一番信頼が厚いと思います。そして、誰とも分け隔てなく接してくれる、空気清浄器のような存在です。
伊与田小笠原:空気清浄器で伝わったのかなぁ?(笑)

-そんな5人から成るD-EMOTIONはどんなユニットなのか。キャッチフレーズを作るとしたら何が良いですか?
小笠原:じゃ、リーダーお願いします。
大塚:えっ、ちょっと待って!…全力…全力…(笑)
小笠原:一人1言ずつ出しましょうか。
大塚:で、大成くんに締めてもらうのね。(笑)
大成:え~っ?!
伊与田:え~・・・!!! 面白くて…
小笠原:心に残る…
村瀬:すごくエンタメ
大成:やっぱり「かっこいい!」は欠かせないよ。
全員:おお!じゃ、言葉の順番を考えようよ。(5人で相談して・・・)
全員:【全力かっこいい、面白くて心に残るエンタメユニット】D-EMOTIONです! よろしくお願いします!!

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―さて、今回の『ダブルフェイス』が初の単独公演ですが、ブランニュープロジェクトで公演してきたD-EMOTIONは公演経験も十分豊富ですね?
全員:いえ、十分とは言えないですよ!!(笑)
村瀬:実はブランニュープロジェクトが2年ほど続いて、その後2年はそれぞれのスケジュールが忙しく、D-EMOTIONとしての活動が無く、5人揃って一緒に会う機会もありませんでした。でも去年D-EMOTION単独イベントをやって、やっと今回は公演ができることになりました。

―昨年はどんなイベントをされたのですか?
大塚:さらっとお芝居をやって
大成:アフターイベントの…
小笠原:お客様とのふれあいを大切にしたイベントでした。

―では、今回はお芝居をじっくり見せて頂ける公演になりますか?
大塚:はい。今回の演目は2本立てで、ブランニュープロジェクトでずっとやらせていただいていた「昔話学園」シリーズの「昔話学園~俺たちの卒業式~」と、1年間の養成期間後の発表会で村瀬くんと大成くんがやった演目「ラブレターフロム」を5人キャストのバージョンにリメイクして披露します。
村瀬:元々は4人での演目ですが、新キャラクターを追加して5人で上演します。
大塚:「昔話学園」はコメディを中心にしたシリーズですが、今回は卒業をテーマにホロリとさせるところをプラスした作品にしたいと作っています。そして今回も殺陣が見どころなので注目していただければと思っています。

―「昔話学園」はシリーズ完結編とのことですが、これまでご覧になってきた方はもちろんですが、初めてご覧になる方も楽しめるのでしょうか?
村瀬:昔話学園で部活として人助けをする人たちのお話しなのですが
小笠原:冒頭でこれまでのあらすじもご紹介しますし
村瀬:これまでの公演や物語の情報など、何も知らなくても楽しんで頂けますので、安心して来て頂きたいです。
大成:そして1本目と2本目でまったくテイストの違う作品をお見せします。これまでのD-EMOTIONの作品では、殺陣の場面などで僕たち5人の他に後輩の力も借りていたのですが、オムニバス2本目の「ラブレターフロム」では出演者は僕たち5人だけです。
小笠原:僕たちD-EMOTIONは、30-DELUXという殺陣が魅力的な演劇集団の弟分なので、これまでは殺陣を取り入れた作品をお見せしてきたのですが、今回初の単独公演では、殺陣をお見せする「昔話学園」と、「ラブレターフロム」は殺陣を封印した“ザ・ストレートプレイ”です!「殺陣をしない僕たちも見て下さい!」という気持ちがあります。
5人それぞれがいろいろな作品で経験を積んできたので、集大成とまでは言わないですが、4年間の経験を活かして頑張りたいと思っています。殺陣をしない僕たちもきっと新鮮だと思います。挑戦という意味合いもあります。
大成:そして1本目と2本目ではまったく違う役を演じますので、初めて僕たちを見て下さる方々には「こういうことができる俳優がいるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。興味を持って頂くことが大切だと思い、こうした2本立ての公演にさせて頂きました。

―それで公演名が『ダブルフェイス』、俳優としての2つの顔を見せる…ということですね?
全員:はい!

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―キャスティングや演出は基本的に5人で行っているのですか?
全員:そうですね。
大成:僕たちはお互いによく知っているので、誰がどの役にはまりそうか、すぐにわかりますし、稽古で脚本もどんどんふくらんでいきます。
伊与田:アドリブが多い人がいて。(笑)
大塚:許さないぞ~。(笑)
大成:たくさんのアイデアが出て、その中から選んでいける方がより良いものができると思いますし、このメンバーはどんどん意見を出してくれるので、楽しく作品作りができます。
小笠原:僕たちが出した意見を大成くんが整理してくれるんですよ。
大塚:そこが空気清浄器なんです。(笑)

―では最後に、おひとりずつ公演への意気込みをお願いします。
伊与田:『ダブルフェイス』ということで、2つの作品でまったく違う2つ役をきっちり演じてお見せします。
小笠原:「昔話学園」では、僕が女装を恥ずかしがっていたと言われましたが、今回は恥ずかしい気持ちをとっぱらってがんばります。女装の他にもたくさんの役をやるので、いろんな演技を楽しんで頂けると思います。「ラブレターフロム」は「昔話学園」とは笑わせ方が違うコメディですので、そこを楽しんで頂けるように稽古を頑張りたいと思っています。
村瀬:今回初めて僕たちD-EMOTIONを見て下さる方を置いてきぼりにしないように、「こんな面白いユニットがあるんだ」と思ってもらえるように、俳優として2つの顔を見せられるように頑張りたいと思います。何の前知識なしでも公演を楽しんでもらって、足取り軽く帰って頂けるような作品にします!
大塚:脚本がまだ確定していませんが、この5人がいればきっと面白い作品ができると信じて稽古を重ねます。ドタバタ喜劇の「昔話学園」では観客のみなさんに全力でぶつかり、「ラブレターフロム」は初挑戦の会話劇なので僕たちもワクワクしています。
大成:僕たちの誰か一人を応援してくださる方が今回の公演に来てくださったら、僕たち5人を一度に見て頂ける有難い機会だと思っています。まだまだ未熟な僕たちですが、今持てるすべてをぶつけてがんばりますので、是非公演を観に来て頂きたいと思います。お待ちしています!

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公演名:D-EMOTION単独公演『ダブルフェイス』
日程:2019年5月30日(木)~6月2日(日)
会場:アトリエファンファーレ東池袋
脚本提供:田中精・加藤雅人
演出構成:D-EMOTION
演出協力:武藤晃子
出演 :D-EMOTION(村瀬文宣・大塚晋也・小笠原祐太・大成翔輝・伊与田良彦)
友情出演:林 宏樹・篠崎淳志
公演内容
◆「昔話学園~俺たちの卒業式」
◆「ラブレターフロム」
HP :http://www.30-delux.net/d-emotion/

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