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上川隆也、20年ぶりの山崎豊子作品出演に意欲! 『連続ドラマW 沈まぬ太陽』完成披露試写会

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WOWOW『連続ドラマW 沈まぬ太陽』の上映会が、4月20日、東京有楽町の朝日ホールにて開催され、舞台挨拶に主演の上川隆也をはじめ、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、國村隼の超豪華キャストが勢ぞろいした。

WOWOW開局25周年記念として放送される本作は、作家・山崎豊子の最高傑作と言われる大ベストセラー小説を、初めてテレビドラマ化。未曾有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き巨大組織で生きる者たちを描く。

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1995年に放送されたNHKドラマ『大地の子』以来、約20年ぶりに山崎豊子作品に主演する恩地元役の上川は、「演じれば演じるほど恩地元は我々と同様にどこにでもいるような等身大の人物。だからこそ演じることの難しさや醍醐味を感じています。演じがいのある役に巡りあえました」と感慨深げ。さらに「撮り終わったような顔をしてここに立っていますが、今も撮影続行中です。山崎さんの世界観や込められた思いに応えられるように力を尽くして臨んでいます」と意気込んだ。

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かつては恩地とともに会社と闘っていたが、やがて決別し自分の理想を求め出世をしていく行天四郎役の渡部篤郎は「偉大な原作で素晴らしいキャストのみなさんの中、私に行天が務まるのか不安でやっております。まあ、務まらなければしょうがないですけどね」と笑いつつ、「大変ですが、日々頑張っております」と語り、意欲的に取り組んでいる様子。

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アフリカでの現地ロケも遂行され、「夏川さん(恩地の妻役)とのシーンが印象的でした。赴任先に家族が来てくれて一緒に過ごすシーンがとてもいい。恩地の人生観にさえ影響を与えたアフリカの大自然そのものに感銘を覚えました」と話す上川。夏川も、「ビックリするくらい現地のスタッフやエキストラのみなさんに助けてもらいました。特別な体験を視聴者のみなさんにも見てもらえたら嬉しいです」と伝えた。

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板尾が、上川と渡部の印象を「変な匂いがしないんです。無臭です。芝居に集中できて、ありがたいです。素晴らしい俳優です」と板尾ならではの言い回しで絶賛すると、1960年代の空気にスッと入る事ができたという小泉は、「ビタッとした七三分けも普段はなかなかしないので、とても貴重な体験でした。マッチをすれないスタッフを見て、時代も感じたし自分の歳も感じました(笑)」とし、「上川さんと渡部さんの部下として、間近で二人のお芝居を見ていて、一人の男として心を突き動かされるような気持ちになりました」と本作の参加を心から喜んでいた。

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また、イベント開始前には上川がキャストを代表して、熊本地震の被災者のみなさんに向けて「この度の熊本地方の地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りします。そして、今回の地震で被災された方にお見舞いを申し上げ、被災されたすべての地域が、一日も早く復旧することをお祈り申し上げます」と挨拶した。

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WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」
5月8日(日)より、毎週日曜よる10時~
(全20話・第1話無料放送 ※第1部・・・1話~8話/第2部・・・9話~20話)