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星野源主演! 『引っ越し大名(仮題)』映画化決定! 高橋一生・高畑充希が共演!

「超高速!参勤交代」の土橋章宏原作の痛快時代小説

引っ越し大名(仮題)

星野源 主演
高橋一生・高畑充希 共演
犬童一心監督(『のぼうの城』)
豪華スタッフ・キャストで 映画化決定!

引っ越し大名_キャスト3名

『超高速!参勤交代』シリーズで、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓し、大ヒットを収めた土橋章宏原作の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を、松竹制作・配給にて映画化することが決定!

今回の題材は、なんと“引っ越し”!!生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩(なおのり)をモデルに、参勤交代をはるかに上回る莫大な費用がかかる無理難題の引っ越しをせねばならないお国の一大事を救うため、あらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語。

姫路藩書庫番の片桐春之介は、いつも書庫にこもりっきりの本の虫で、人と接するのが苦手なために「かたつむり」とあだ名される、いわゆる「引きこもり侍」。ある時、藩主の松平直矩は、幕府からのお達しで国替えを言い渡される。度重なる国替えのせいで借金まみれだというのに、またもや国替え。しかも今回の行先は、豊後(大分県)の日田という、これまでになかった遠方への引っ越し!さらに、同時に減俸までされるという厳しい仕打ち、まさにお国の一大事!
お国最大のピンチを乗り切るには国替えを仕切る奉行にかかっているが、あいにく前任者は死去していてノウハウもない。困った!そんな中、書物好きなら博識だろうと、「かたつむり」の春之介に白羽の矢が立ち、“引っ越し奉行”に任命されて、すべての采配を取り仕切ることになってしまった!果たして、春之介はこの一世一代の大仕事を成し遂げることができるのだろうか!?

主人公の書庫番で引っ越し奉行・片桐春之介を演じるのは、俳優・音楽家・文筆家といくつもの顔を持ち、各ジャンルで類まれな才能を発揮して大活躍中の星野源。気弱でコミュ障に見えながらも、持ち前の知恵を生かして成長していく春之介を演じる。
また春之介の幼馴染で、春之介を引っ越し奉行に推薦する御刀番・鷹村源右衛門役には、高橋一生。腕っぷしの強さと豪傑さで春之介を支える相棒としての役割を担う。そして、前任の引っ越し奉行・板倉の娘で父親から受け継いだ引っ越しのコツを春之介に指南する於蘭(おらん)役に、高畑充希。気丈でしっかりものの娘として、春之介をサポートして引っ越しを仕切っていきます。今、最も旬で実力と人気を兼ね備えた最強のキャストが勢揃いし、素晴らしいアンサンブルが期待できる夢のキャスティングが実現した。今作が3人にとって時代劇映画初出演となり、初共演となる。

監督には、大ヒット作『のぼうの城』で豊臣秀吉に立ち向かった500人の軍勢を圧倒的なスケールとユーモラスな人物像で描き注目を集めた犬童一心監督。エンタメ作品から繊細な人間ドラマまで幅広く手掛ける日本映画界の名手が、笑いと人情味に溢れた痛快ドラマとして描く。
『超高速!参勤交代』の脚本家と制作陣が贈る痛快エンタテインメント時代劇の新たな作品がいよいよ始動する。

<キャストコメント>
星野 源(片桐 春之介役)
オファーをいただいた時、時代劇の主演だというのでどんなシリアスな役柄だろうと身構えたのですが、その役が「引きこもり侍」だと聞き、楽しい作品になりそうだと非常にワクワクしました。
僕が演じる片桐春之介は、本を読むのが大好きで、人と接するのが苦手な男です。そんな内気な男が“引越し奉行”として無理やり引っ張り出されたことを切っ掛けに、人と接し、悩み、協力し、己の才能を開花させていきます。
脚本を読み、その痛快かつ胸が震えるようなストーリーに驚きました。犬童監督、一生くん、充希ちゃんをはじめ、素晴らしいスタッフ・キャストの皆様とお仕事できることを光栄に思います。
久しぶりの主演作品『引っ越し大名』。春之介として精一杯楽しみたいと思います。

【プロフィール】
1981年埼玉県出身。俳優、音楽家、文筆家として幅広く活動。俳優として舞台や映画、TVなどに出演し、13年『箱入り息子の恋』(市井昌秀監督)で映画初主演を果たし、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞などの映画賞を多数受賞する。16年、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に出演、主題歌の「恋」とともに社会現象ともいえる大ブームを巻き起こす。その他の映画出演作に『ノン子36歳(家事手伝い)』(08/熊切和嘉監督)、『地獄でなぜ悪い』(13/園子音監督)、アニメーション映画『未来のミライ』声の出演(18/細田守監督)などがある。本年『映画ドラえもん のび太の宝島』の主題歌と挿入歌を手掛けた話題に。また、2018年4月から放送のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌「アイデア」を担当。

高橋一生(鷹村 源右衛門役)
台本を読ませていただいて、この役を何故僕にお声掛けくださったのか、嬉しく思うと同時に不思議でなりませんでした。
俳優は、少しずつそのイメージの幅が狭まってくるものだと理解しています。それでも僕は幸運な事に、今までいただいた役それぞれが独立していたと思います。
ただ、今回演じる鷹村源右衛門は、今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならないことを感じていますし、それをこの組で、この共演者の方々と共に作っていけることが楽しみで仕方ありません。

【プロフィール】
1980年東京都出身。TV、映画、舞台と幅広く活躍。近年の主な出演作品に、ドラマ「民王」(15/EX)、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)、「カルテット」(17/TBS)、「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか !?〜」(17/CX)、NHK連続テレビ小説「わろてんか」(17~18)、
映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(17/二宮健監督)、『嘘を愛する女』(18/中江和仁監督)、『blank13』(18/齊藤工監督)、『空海ーKU−KAIー美しき王妃の謎』白楽天役 日本語吹き替え(18/チェン・カイコー監督)などがある。今後の公開作に『空飛ぶタイヤ』(本木克英監督)、『億男』(大友啓史監督)、『九月の恋と出会うまで』(山本透監督)がある。

高畑充希(於蘭役)
2015年の犬童監督とのメッセージのやりとり履歴を先日発見して、「いつか一緒に。」という言葉を見つけ、やっと実現するんだなぁ、、と嬉しくなっています。時代劇で、京都で、馬にまで乗る。慣れないことだらけですが、未知の場所に思いっきりダイブするつもりで。
以前わたしの奥様だった(笑)源さん、高橋さんがいてくださることが、とてもとても心強いです。ほぼ紅一点、そわそわします。がんばります。

【プロフィール】
1991年12月14日生まれ 大阪府出身。05年、山口百恵トリビュートミュージカル「プレイバック Part2~屋上の天使」主役オーディションでグランプリを獲得。同舞台でデビューを飾る。以降、舞台から映像まで幅広い作品で活躍。2007~2012年まで、舞台「ピーターパン」で8代目ピーターパンを務めた。13年、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演し、演技力と歌唱力を併せ持つ女優として注目を集める。16年放送のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロイン・小橋常子を務めた。17年はドラマ「過保護のカホコ」で民放ドラマ初主演を務め多くの話題を呼び、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、夫を支える献身的な妻を見事に演じきった。18年はテレビ東京ドラマSP「忘却のサチコ」でもキャラクター性の強い役柄を演じた。今後は映画『旅猫リポート』(18年10/26公開)映画『こんな夜更けにバナナかよ』(18年冬公開)に出演。

<監督コメント>
犬童一心監督 コメント
江戸時代、理不尽な人たちや、タイミングが引き起こす苦難を、偽ることなく、真っ直ぐな正直さ、そして笑顔で乗り切ろうとする若者を描きたい。それこそ、今一番必要だと思うから。星野源こその片桐春之介。きっと、最高にグッとくるはずです。キュート極まる高畑さん、ぶっ飛んだ一生さんにも、乞うご期待!!

【プロフィール】
1960年東京都出身。高校時代より自主映画の監督・製作をスタート。大学卒業後はTV-CMの企画・演出を手がけ、数々の広告賞を受賞。その後、『二人が喋ってる。』(97)で長編映画デビュー。主な監督作に『ジョゼと虎と魚たち』(03)、『眉山-びざん-』(07)、『のぼうの城』(12)など。最新作は、沢尻エリカ主演『猫は抱くもの』(18)。

引っ越し大名三千里原作書影

作品名: 『引っ越し大名』 (仮題)
出演:星野源 高橋一生 高畑充希
原作:土橋章宏「引っ越し大名三千里」(ハルキ文庫 刊)
監督:犬童一心
脚本:土橋章宏
配給:松竹
撮影:2018年5月~6月予定
公開:2019年 全国公開

<STORY>  引っ越しは・・・戦でござる!
姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、人と話すのが苦手で、いつも書庫にこもりっきりで本ばかり読んでいるので、周囲から「かたつむり」とあだ名される引きこもり侍だった。あるとき、藩主の松平直矩(なおのり)は、江戸から国替えを言い渡される。これまでの度重なる国替えで藩の財政事情は苦しいというのに、減封まで言い渡された上、行先は遠く離れた豊後(大分県)の日田。藩まるごとの引っ越しという、参勤交代をはるかに上回る莫大な金額が必要な一大事業。これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。しかし前任者はその激務が原因で亡くなっていた。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、なぜか春之介に白羽の矢が立ってしまう。国替えと減封による人減らし。無理難題とも言える大役に怖気づく春之介だったが、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)の説得もあり、嫌々引き受ける羽目になる。しかし、引っ越しの経験がない春之介は、どこから手をつけて良いか見当がつかない。そこで、前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りに行く。最初は父親の死の原因を作った藩に恨みを持っていた於蘭だが、春之介の優しさと頼りなさが放っておけずに手を貸すことになる。こうして源右衛門たち仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて引っ越しの準備が始まった!与えられた期限は3か月。果たして春之介はこの一生一大の大仕事を知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか?!

2019年 全国公開