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2018年のミュージカル『アニー』アニー・孤児役 合格者が発表

2018年4月より新国立劇場・中劇場にて、丸美屋食品ミュージカル『アニー』アニー・孤児役 合格者が発表された。

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1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル『アニー』は、同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞。日本では、今年で32年目を迎え、今までに全国で約172万人を動員。深い感動を与え続けている国民的ミュージカルとして愛されている。
来年で33年目となる2018年公演がいよいよ始動し、10月29日(日)17:00~日本テレビ麹町ビルにて、アニー・孤児役オーディションの最終合格者を発表された。

主役のアニー役2名、孤児役12名の合格枠を目指し、課題曲や演技など3日に渡る審査を勝ち進んだ少女たち約50名が固唾を呑んで最終結果を待つ中、合格者が発表となり、新井夢乃(あらいゆめの)と宮城弥榮(みやぎやえ)が新アニーに決定となった。

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2018年公演 アニー役
新井夢乃(あらい ゆめの)(写真左)
出身地:埼玉県/小学5年生(11歳)※2006年9月25日生まれ
芸歴:「レ・ミゼラブル」2015年リトル・コゼット役/「貴婦人の訪問」2016年レーナ役

宮城弥榮(みやぎ やえ)(写真右)
出身地:東京都/小学5年生(11歳) ※2006年10月2日生まれ
芸歴:ミュージカル「冒険者たち〜この海の彼方へ〜」2017年ジャンプ役

<コメント>
Q.アニー役が決まった今の気持ちを教えて下さい。
新井:一次審査を通っただけでビックリしたのですが、夢が叶って本当にビックリして嬉しいです。
宮城:すごく嬉しいです。

Q.今回のアニー二人の決め手はどこでしたか?
山田:前回もそうだったのですが、とくに「アニーはこういう子」という形を求めていなくて、二人は誰の真似もしていないアニーでした。

Q.どんなアニーになりたいですか?
新井:明るくて元気な優しいアニーになりたいです。
宮城:同じですが、明るくて優しい元気な女の子になりたいです。

Q.オーディションに向けて特に頑張った事はありますか?
新井:(歌う時の)高音の出し方をいっぱい練習しました。
宮城:全部頑張ったのですが、特に「二人でいればいい」の高い所が難しかったけど、上手く出来たと思います。

Q.誰にも負けない事はありますか?
新井:誰にでも平等に接する事です。
宮城:笑顔です。

Q.学校で得意な科目はありますか?
新井:算数です。
宮城:体育と算数です。

Q.オーディションに受かったら何かご褒美をもらえるなど、約束したことはありますか?または何かしたい事はありますか?
新井:スマホがおばあちゃんのお下がりでWi-Fiが入る所でしか使えないので、どこでも使えるようにしてもらえるよう約束しました。
宮城:約束はしていないですが、ケーキを食べたいです。

Q.アニー役に受かる自信はありましたか?
新井:ありました。
宮城:自信があったというよりは、頑張ったなあと思いました。受かった時は「えっ、私が?」という感じでした。

Q.今年のアニーはどんなアニーですか?
山田:今年は二人とも頭の回転のいいアニーです。

Q.将来の夢は何ですか?
新井:ミュージカル女優です。
宮城:タップダンサーになりたかったのですが、最近ミュージカルも始めたので、ミュージカル女優にもなりたいです。

Q.アニーはどんな女の子だと思いますか?
新井:明るくて元気で何でもプラスに考えている子だと思います。
宮城:元気で優しくて誰にでも笑顔を見せる良い子だと思います。

Q.最後に、この公演に懸ける意気込みをお願いします。
山田:新アニーをこの二人と作っていける事を嬉しく思います。今まで以上に喜んでもらえるよう頑張ります。
新井:観に来てくれるお客さんがアニーの気持ちを感じて、感動しながら帰ってもらえるアニーにしたいです。
宮城:「アニー」を観た事のある人も初めて観る人も凄く楽しいと思える「アニー」にしたいです。

■公演日程
2018年 4 月 21 日(土)~ 5 月 7 日(月)  新国立劇場 中劇場
(※東京公演の他、地方公演も予定)
☆公式HP:http://www.ntv.co.jp/annie/

■ストーリー
米オリジナル作品 トニー賞7部門受賞“ 世界中の人々の心をとらえる「愛」の物語 ”
舞台は1933年、世界大恐慌直後の真冬のNY。街は仕事も住む場所もない人であふれ、誰もが希望を失っていました。そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいました。11歳の赤毛の女の子、アニーです。10年前に孤児院の前に捨てられていたアニーは、いつか本当の両親が迎えに来ると信じて暮らしています。
ある日、なかなか迎えに来ない両親を自分から探しに行こうと、院長のミス・ハニガンに見つからないよう、こっそり孤児院を脱け出しますが、すぐに警官に捕まって連れ戻されてしまいます。ふとしたきっかけで、大富豪オリバー・ウォーバックスの秘書グレースと出会ったアニーは、ウォーバックスの自宅で休暇を過ごすことになります。
前向きなアニーに魅かれたウォーバックスは、養女にしたいと考えますが、彼女は本当の両親のことが忘れられません。けなげなアニーの気持ちに心打たれたウォーバックスは、懸賞金をかけてアニーの両親を探そうとするのですが、お金を目当てに大勢の人々が自分こそアニーの親だと名乗りをあげ、なかにはルースターとリリーという悪巧みをしている人物もいて・・・。
はたして、アニーは本当の両親を探し出すことができるのでしょうか?

■ダブルキャスト公演
アニー、モリー、ケイト、テシー、ペパー、ジュライ、ダフィ 役は、
各2名のダブルキャスト:14名。
1986年の初演~2017年まで過去32年間で、62名の“アニー”が誕生しています。
(※1986~1988年まで2年連続出演したアニー役が2名)

ダンスキッズは、11月19・26日に行われるオーディションにて決定。(11月26日に最終決定)

■総入場者数 : 約172万人(※2017年公演終了時点)

■今回のオーディションでは・・・
【応募条件】6歳~15歳までの子ども
【書類審査】合格者: 422 名 (アニー・孤児役のみ)

【実技審査】(歌・ダンス・ワークショップ演技)
2017年 10月21・22日、10月28・29日にて実施

本日、最終合格者 14名(アニー役2人含む)が決定!!