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10月30日(月)、いよいよ初日ステージ開幕! 舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」

生田斗真+菅田将暉初共演!
注目の演出家・小川絵梨子と共に
世界が愛した傑作戯曲に挑む!

作:トム・ストッパード 翻訳・演出:小川絵梨子

タイトル4

『ハムレット』での端役コンビで、しかも最後は登場さえもさせてもらえず、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」の一行で片づけられてしまった哀しい2人組「ロズとギル」。本作は、この2人を主人公に、斬新な発想で新たな劇世界を生み出した劇作家トム・ストッパードの金字塔的な作品だ。
この革新的戯曲を、生田斗真=ロズ、菅田将暉=ギル、気鋭の小川絵梨子演出で上演!というニュースは、この秋必見の舞台として上演決定時から常に注目を集めていた。

WEB用素材ヨコ

残暑が残る時期に始まった稽古も数週間の充実の時間をカンパニー全員で共有し、いよいよ本日10月30日 (月)19時公演より、注目の舞台が開幕する!
果たして、生田斗真=ロズと菅田将暉=ギル の運命は?! 演劇ならではのライブな楽しさに心を躍らせながら、『ロズとギル』の運命の旅に是非ご同行してほしい!

10月30日(月)開幕直前の演出家、ロズ&ギル2人のコメントと最終通し稽古で撮影した舞台写真 をお届け。

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ2宮川舞子撮影

撮影:宮川舞子

 

公演サイトにプレスリリース同様の公演概要を掲載中。⇒⇒ http://www.siscompany.com/rosen/gai.htm

【公演期間】 2017年10月30日(月)~11月26日(日) 世田谷パブリックシアター(東京・三軒茶屋)
【作】 トム・ストッパード
【翻訳・演出】 小川絵梨子
【キャスト】 生田斗真 菅田将暉
林遣都 半海一晃 安西慎太郎 松澤一之 立石涼子 小野武彦 ほか
【当日券】 当日券販売方法は、 http://www.siscompany.com/rosen/rozguiltickets1025.pdf にて、ご確認ください。
【お問合せ先】 シス・カンパニー TEL:03-5423-5906 http://www.siscompany.com/rosen/

―STORY―
コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。彼らの名はローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。
自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。
ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々と進み、そして、、、、。
自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ終末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。 かくて運命に流された二人は、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか・・・。
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」

☆演出:小川絵梨子 コメント☆
ロズとギル2人の旅路は、人が生まれて死んでいくまでの人生そのものです。2人の哀しみと可笑しみは、人間の存在そのものなのだと思います。なぜ2人は死ななければならなかったのか・・・2人の哀しい運命と世界の不条理さが、決して重苦しくなく、むしろブラックコメディとして描かれているのが、この戯曲の凄さです。今回、この2人組を、真っ直ぐなエネルギーをもつ生田さん、菅田さんに演じていただけるのが本当に嬉しいです。そしてカンパニー全員で稽古を重ねてきた成果を、皆様にはお楽しみいただきたいと思っています。

☆生田斗真・・・・・ローゼンクランツ(ロズ) コメント☆
哲学的な要素や言葉遊びが多い戯曲で、何重にも入れ子構造になっているので、丁寧に台本を読み解いていく小川さんの稽古が、とても有難かったです。実質は死に向かう殺伐とした物語なのに、ロズがボケてギルが突っ込むテンポ良い掛け合いの面白さが楽しめるのもこの戯曲の魅力です。関西出身の菅田君は、何をやっても絶妙の間合いで突っ込んでくれるのが頼もしい!なんだか普段の会話もロズとギルみたいになっています(笑)。

☆菅田将暉・・・・・ギルデンスターン(ギル) コメント☆
「稽古場に行けば、小川さんと斗真くんがいる、できないことがあっても、皆と一緒なら何かが進む」そんな毎日で、とにかく通うのが楽しい稽古場でした。斗真くんがあの顔立ちで“ボケ”る可愛げもたまらない(笑)。今回、ギルの台詞量は膨大で難しい言葉も多いし、最初は「新たな挑戦」のような気持ちでいたんです。でも、稽古に入ってから、どこか「新入生」のような、俳優としての原点に立ち返ったような感覚になっています。とても有難い現場です。

演出:小川絵梨子 (おがわ・えりこ) 1978年生まれま 東京都出身
2004年、アクターズスタジオ大学院演出部を卒業。2010年、『今は亡きヘンリー・モス』(サム・シェパード作)を翻訳・演出。第 3 回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞。2011 年より活動拠点を東京に移し、快進撃が始まる。第19回読売演劇大賞優秀演出家賞の他、読売演劇大賞杉村春子賞に演出家として初めて選出され話題を集める。シス・カンパニーでは、『TOPDOG/UNDERDOG』、『ロンサム・ウェスト』、『RED』、『コペンハーゲン』、『令嬢ジュリー』『死の舞踏』を手がける。その他の近年の主な作品には、『OPUS』、『クリプトグラム』、『ヒストリー・ボーイズ』、『運転免許、私の場合』、『夜想曲集』、『スポケーンの左手』、『マリアの首』、『クライム・オブ・ザ・ハート~心の罪~』などがある。2018年9月より、新国立劇場演劇部門の次期芸術監督に就任予定。

生田斗真 (いくた・とうま) 1984年10月7日生まれ 北海道出身 ・・・・ローゼンクランツ
1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でドラマ初出演。同年、『Stand by Me』 で初舞台を踏む。
以降、映画・ドラマ・舞台と活躍の場を広げ、2007年、ドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」を機にその人気と注目度が一気に加速。その後、多くの主演作を重ねる。近年の主な舞台出演作には、蜷川幸雄演出『ミシマダブル サド侯爵夫人/わが友ヒットラー』(11年)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『かもめ』(13年)、宮藤官九郎脚本・いのうえひでのり演出『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(16年)など。本年2月公開の主演映画『彼らが本気で編むときは、』でトランスジェンダーの女性という難役に挑み、その新境地への挑戦と演技が絶賛を浴びる。本舞台『ロズ・ギル』初日開幕直前の10月28日より主演映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』が公開。来年5月には主演映画『友罪』の公開も控える。

菅田将暉 (すだ・まさき) 1993年2月21日生まれ 大阪府出身 ・・・・ギルデンスターン
2009年、デビュー以降、TVドラマ、映画出演を重ね、13年には、主演映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。15年出演のTVドラマ『民王』や、auのCM「三太郎」シリーズの鬼ちゃん役で人気が爆発。16年以降、主演映画が次々と公開され、17年は、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』出演の他、映画『帝一の國』『銀魂』『火花』『あゝ、荒野』など話題作の公開が相次ぐ。来年には、主演映画『となりの怪物くん』の公開も控えている。また、映画『キセキ~あの日のソビト』の劇中バンド「グリーンボーイズ」としてCDデビュー。本年は、「見たこともない景色」でソロ歌手デビューも果たした。舞台では、10年上演の『タンブリング』が初舞台。14年にはオールメール(男優だけ)キャストが話題を呼んだ蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』に主演。蜷川氏も絶賛のロミオ像を創り出した。