9月8日(火)から日生劇場にてミュージカル『ファニー・ガール』が開幕する。出演する望海風斗、坂本昌行、演出のマイケル・メイヤーが登壇しての取材会とゲネプロが行われた。
東京公演は9月29日(火)まで日生劇場にて、10~11月には大阪・福岡・愛知にて上演される。

ミュージカル『ファニー・ガール』は、ブロードウェイレビュー「ジークフェルド・フォーリーズ」の大看板だったファニー・ブライスの伝記ミュージカルとして1964年に初演。主演のバーブラ・ストライサンドは映画版でも主演し、アカデミー賞主演女優賞を受賞。その名曲の数々は今も愛され歌い継がれているが、ブロードウェイでは初演以来上演されてこなかった。
しかし2022年、現代にふさわしく改訂された台本をマイケル・メイヤー演出でブロードウェイにて上演。ドラマ「glee/グリー」のリア・ミッシェルとラミン・カリムルーがファニーとニックを演じてヒットした。
【取材会】

マイケル・メイヤー 望海風斗 坂本昌行
望海は、初日を迎える心境を「早く見てほしい気持ちと、まだやることも残ってる状態で、いよいよ皆さんに見てもらう時が来たんだなと。非常にワクワクしています」と語った。
稽古を重ねる中での坂本の印象は「役と坂本さんが重なる部分があり、登場されるだけで、人を魅了してしまう説得力がある」「それはオーラと重ねてこられたものがあるんだなと。隣でいろいろ学ばせてもらっています」「見たらわかると思うんですけど、(坂本が)登場されたところ、踊られた瞬間には、姿勢がこう(前のめりに)なりますよ」と絶賛。ただ「稽古場でたまにボソッとおっしゃる一言が面白くて、密かに後ろを向いて笑っていらっしゃる姿を見るとちょっとほっとします」と、坂本とのやり取りが支えになっていたことを明かした。

「この作品が英語の勉強にもなったのでは?」という問いに、望海は「聞き流す術ができちゃいました。心地いいから」と笑顔。

坂本は稽古期間を振り返り、「望海さんは大変なんですが、(自分は)稽古中は見る側の時間が多く、お客様と同じような感覚でワクワクして稽古を見ていた」と語った。望海風斗の印象について、「お芝居中は集中して臨んでいるが、普段は非常にナチュラルでニュートラルな方という印象」「稽古に入ると一気にギアが入る。その切り替えの速さに頭の良さ、クレバーさを感じる」「自分は稽古に入ると休憩時間でも集中してしまうタイプなので、あれほどフラットでいられる姿勢は本当にすごい」と、望海の自然体を高く評価した。「僕は今まで経験してきた相手役の方もトップスターさんが多く、なんとなく男役さんの香りを感じるのだけれども、望海さんには感じられない」「望海風斗ではない普段の彼女が垣間見られて、それが非常に魅力的だし、楽しいです」と、望海の魅力を語った。

『春のめざめ』でトニー賞を受賞、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』などの演出を手掛けてきたマイケル・メイヤー。今回の日本版について「長年携わってきた作品を、日本オリジナルとして新たな形にできたことがとても特別だ」「これまで温めてきた思いや、直したいと感じていた部分を今回のプロダクションで実現でき、自分たちが望んでいた形にようやくたどり着けた」と自信をのぞかせた。「今回の日本版が、私たちにとって最もお気に入りのバージョンになった」と胸を張り、「この作品を日本の観客に届けられることが本当に嬉しい」と語った。

【ゲネプロ】幕が上がる前から、オーケストラが壮大なオーバーチュアを鳴り響かせ、ゴージャスなミュージカルが始まることを予感させてくれる。その予感どおり、華やかなショービジネスの世界に生きるファニーと、ギャンブラーだった過去を持つ男ニックの、波乱万丈な人生を描く2幕約3時間の公演。披露される楽曲は23曲。(リプライズを含む)。歌やダンスもたっぷり満喫できる、ミュージカルらしさを凝縮した華やかなミュージカルだ。

望海風斗が演じるのは、女優を目指す下町育ちの少女、ファニー・ブライス(望海風斗)。際立った容姿ではないと母(中尾ミエ)は女優の道に進むことに乗り気ではないが

親友のダンサー、エディ・ライアン(水田航生)とレッスンに励み

自らの努力と才覚でチャンスをつかんでいく。

そんな頃、ファニーは1人のゴージャスな紳士と出会う。彼の名はニック・アーンスティン。
彼のおかげでギャラがアップ。ファニーは次第に人気を得て、ついに夢だったフォリーズに入団。

コメディアンヌとして才能を開花させ、スターとなっていく。

スターとなったファニーはニックと再会。
恋に落ちたファニー。2人の関係性の危うさにも気付きながらも結婚を決意。

娘も生まれ、しばし幸せな時を過ごすのだが…。





ミュージカル『ファニー・ガール』
東京公演:2026年9月8日(火)~9月29日(火) 日生劇場
大阪公演:2026年10月9日(金)~10月18日(日) 梅田芸術劇場メインホール
福岡公演:2026年10月24日(土)~11月1日(日) 博多座
愛知公演:2026年11月10日(火)~11月15日(日) 御園座
【スタッフ】
クリエイティブ
音楽:ジュール・スタイン
歌詞:ボブ・メリル
脚本:イソベル・レナート
改訂台本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出:マイケル・メイヤー
振付:エレノア・スコット
タップ振付:アヨデレ・カセル
演出補:ジョハンナ・マッケオン
【キャスト】
望海風斗 坂本昌行
水田航生 高泉淳子 益岡徹 中尾ミエ ほか
公式サイト:https://www.tohostage.com/funny_girl/


















