テレビ朝日が有明に開業した複合型エンタテインメント施設「TOKYO DREAM PARK」内にオープンした新劇場EX THEATER ARIAKEにて、こけら落としとなる『AmberS -アンバース-』が4月25日に開幕。初日に先立ち、取材会とゲネプロが行われた。(ロゴ無し写真 撮影:田中亜紀 )
『AmberS -アンバース-』はクリエイティブプロデューサー・原作・脚本を加藤シゲアキ、演出を河原雅彦が務めるほか、音楽監督に映画『竜とそばかすの姫』で第45回日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整、キャラクタービジュアルディレクター/衣装デザイナーにドラマ「どうする家康」や「岸辺露伴は動かない」などで人物デザイン監修を務めた柘植伊佐夫という、日本を代表するトップクリエイターたちと、W主演をつとめる大橋和也と寺西拓人、さらに猪狩蒼弥、嶋﨑斗亜、川﨑皇輝、松尾龍、山﨑玲奈、渡部豪太、真風涼帆、市川右團次 という豪華出演者が、新たな世界を生み出す作品。

取材会には上記キャストと、クリエイティブプロデューサー・原作・脚本の加藤シゲアキ、演出の河原雅彦が登壇した。

後)山﨑玲奈 松尾龍 嶋﨑斗亜 猪狩蒼弥 川﨑皇輝 渡部豪太
前) 加藤シゲアキ 河原雅彦 寺西拓人 大橋和也 市川右團次 真風涼帆

加藤シゲアキ :こけら落とし公演ということで責任を感じておりますが、良い公演になると信じて、今日を迎えられたこと、とても嬉しく思っております。このお話が立ち上がったのは3年前、まだコロナ禍の名残りが強く残っている中で、新設の劇場を作るというお話を聞きました。2020年代前半はエンタメ業界が虐げられた時代でもあったと思うんですけれど、そこからいつか希望に溢れた時代がやってくると信じて、またこの土地が有明というのはすごく縁起の良い名前−実際に有明というのはそういう名前の由来だそうで、夜が明けるようなエンターテイメントを作りたいという思いでした。特に若い世代の観客の方々にとって演劇というのは敷居が高くなっているかもしれませんけれど、気兼ねなく来て楽しんでいただいて、観る側も、演じる側も楽しい舞台を作りたいというのがそもそもの気持ちでした。その思いのまま3年走ってきて、本当にたくさんの方の協力があってどうにかこの日を迎えられて、その思いが形になったと信じておりますし、非常に喜びを感じております。劇場は素晴らしいので、あとは俳優たちががんばるしかない。
(当て書きかという問いに)もともと考えていた話があって、キャスティングが決まってから書き起こす作業に入ったので、その段階で(キャストを)イメージしながらセリフを書いた感じです。
河原雅彦:( EXシアター有明について)演出卓にいても音が良いです。2階席・3階席も近くて、すごく良い劇場だなと。どの演出家より僕が早く実感できているので嬉しいですね。僕は劇場が喜ぶような芝居を作りたいと毎回思っていて、今回はこけら落としに相応しい、ケレン味もいっぱいあるし、仕掛けもいっぱいあって、みんなが熱演されているので(笑)、この劇場が大喜びするような一歩を踏めるんじゃないかと思っています。

大橋和也が演じるのは家族のために酒場を切り盛りする青年イヴル。
大橋和也:プリンを食べ過ぎて、おしりプリンプリン!なにわ男子の大橋和也です。こけら落とし公演というのは初めてで、言葉の意味を調べたらすごいことやなと感じたので。今しかないこけら落とし、そして『AmberS-アンバース-』の今を皆さんにお届けできたらと。めっちゃ緊張していますけど、がんばります!
(当て書きについて)家族思いの役で、僕もけっこう家族思いなので、そういうところも加藤さんは見てくれていたのかなと思うと、たいそう嬉しゅうございます。

寺西拓人が演じるのは、謎の多い流しのピアニスト、アラン。
寺西拓人:こけら落とし公演に携わることができるなんて、人生でもなかなかないと思うので、その機会を楽しみつつも、加藤くんの原案・脚本のオリジナル作品をたくさんの方に観ていただけるということが今はとにかく楽しみです。
(当て書きについて)僕も家族思いではあるのですが、奥行のある役を頂いているので、真摯に向き合っていかないという思いです。

オルッカ役の猪狩蒼弥は反政府活動グループであるユラリリスのメンバー
猪狩蒼弥:日々勉強ですね。昨日が最終通し稽古だったんですけど、大橋くんはテンパると関西弁が出てきちゃうんです(笑)。ちょっと不安です。(大橋が「加藤くんは知らんから!」、加藤も「ちょっと!違う俳優呼ぶ?道枝呼ぶ?(笑)」

嶋﨑斗亜はイヴルの弟であるルイ(右)
嶋﨑斗亜:僕の存在で、少しでも色を塗れるように精一杯、一か月近く頑張っていけたらと思っています。大橋くんとは兄弟という役柄で、関西ジュニアで一緒に活動させていただいていた時も本当にお兄ちゃんのような存在でしたので、その関係性はすごく自然に皆さんに見てもらえるのかなと思うので楽しみです。寺西くんは今回初めて関わらせてもらいましたが、優しい人で気さくに話をしてくださったりする。これからも仲良くなれたらと思っています。

エンリケ役の川﨑皇輝は反政府活動グループであるユラリリスのメンバー
川﨑皇輝:なかなかお二人とお仕事をする機会がなく、こうやってご一緒できて嬉しいです。大橋くんは稽古場で初めて全員が集まって、全スタッフが参加して、他のマネージャーさんもたくさんいらっしゃる場でも“お尻プリンプリン”が始まる。空気を柔らかくしていただいて。座長の雰囲気でカンパニーが変わるというのは本当なんだなと、後輩の立場としてもカンパニーの立場としても感じさせていただいて、勉強させていただいています。

松尾龍は軍の最高司令官・ヒルダの右腕ウォルフ役
松尾龍:役としては、僕のポテンシャルを最大限に活かして、舞台に花を添えられたらいいなと思います。寺西くんと『Endless SHOCK』でご一緒させていただいたことがあるんですけど、寺西くんは全てにおいて覚えるのが早すぎて。お忙しいはずなのに、誰よりも完璧に入れてくるんです。僕たち後輩はヒヤヒヤして、手に汗握りながら必死に覚えたんですけれど…大橋くんはいつまで経っても台詞が入らない(笑)と(大橋は「入ってますから!本番では(台詞を)飛ばしたことないです!!」)

山﨑玲奈はアンバースを生み出した巨大企業ロメロタンク社の令嬢ノア(右)渡部豪太はノアの執事ケン
山﨑玲奈:今までミュージカルで歌わせていただいた楽曲とは全く違ったジャンルを歌わせていただいています。いろいろなジャンルの歌を歌えるし、いろいろな方とお芝居できて楽しい!という感じの毎日です。カンパニーの中で唯一の10代ということで、千穐楽まで皆さんの100倍くらい元気に駆け抜けていきたいと思っています。(大橋から「玲奈ちゃんの元気の良さにいっぱい助けてもらっています。太陽のような存在」)
AIロボット役の渡部豪太は:緊張しています。楽しい舞台です。シゲアキさんが書かれた台詞はとても細かく情がこもっているセリフでて、“ため息”と書いてあって、AIロボットのため息ってなんだろうなとすごく考えて、3日寝られず…。今もわからないんです。(加藤から「今のAIは本当にため息をついたり、呼吸音をわざわざ入れたりするんです。人間を安心させるために。なので、好きにため息をついてもらって大丈夫です」)

真風涼帆は冷酷な軍最高司令官ヒルダ
真風涼帆:カンパニーの皆様と大切に作ってきたこの作品が、いよいよ皆様の元に届くかと思うと、とてもワクワクしております。千穐楽までヒルダとして精一杯生き続けるようがんばります。

市川右團次はロメロタンク社の社長ヴィンガス
市川右團次:最も笑顔の似合わない、どう見てもヒール役です(笑)。根はすごく良い人なので、皆様にどう映るのか楽しみです。(歌も披露すると言われて、大笑いして)大変です!楽しんでおります。


EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP
『AmberS -アンバース-』
2026年4月25日(土)~5月24日(日) EX THEATER ARIAKE
クリエイティブプロデューサー・原作・脚本:加藤シゲアキ
演出:河原雅彦
音楽監督:岩崎太整
キャラクタービジュアルディレクター/衣装デザイナー:柘植伊佐夫
出演:
猪狩蒼弥、嶋﨑斗亜、川﨑皇輝、松尾龍
山﨑玲奈、渡部豪太
真風涼帆、市川右團次 ほか




















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