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音楽劇『コーカサスの白墨の輪』に木下晴香 平間壮一 sara 加藤梨里香 一路真輝 眞島秀和

★『コーカサスの白墨の輪』組写真s

2026 年3月に世田谷パブリックシアターにて上演する音楽劇『コーカサスの白墨の輪』のメインキャストとして、木下晴香 平間壮一 sara 加藤梨里香 一路真輝 眞島秀和 ほかが発表された。演出は瀬戸山美咲。

ベルトルト・ブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』はブレヒトがナチスの弾圧を恐れ、アメリカでの亡命生活を送っている中で、未来への希望を込めて書かれた戯曲で、演劇界の金字塔とも呼ばれる作品。

今回は、瀬戸山美咲が、遠い昔の物語として描かれた原作を大胆にも未来の世界の物語として再構成。
戦争の混乱の中、置き去りにされた 1 人の赤ん坊を巡って行われる生みの親と育ての親の親権を争う裁判を、私たちの生活に根を下ろし始めている人工知能などの題材も織り込み、本作のためのオリジナルの楽曲を全編にちりばめた音楽劇としてブレヒトの大作を現代的かつ独創的に描く。

内乱のさなか、置き去りにされた太守夫妻の子を自分の子として育てる料理女・グルシェ役を、ミュージカルのみならず、NHK大河ドラマ「べらぼう」など映像作品にも活躍の場を広げている木下晴香が演じる。
グルシェの婚約者で戦地に赴く兵士・シモン役には、今年10月にはPARCO PRODUCE 2025 音楽劇『MONDAYS』に出演予定の平間壮一。
料理女・グルシェのもとに自分の子どもを連れ戻しにやってくる太守夫人・ナテラ役は、現在上演中のミュージカル『Once』ではヒロインのガール役など活躍が目覚ましいsara。
そして迫りくる追っ手や餓えを耐えしのぎ、必死に子どもを守るグルシェを支えるスリカ役には、今年12月からはミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』への出演も控える加藤梨里香。
物語を確かな歌唱力で語り上げる“旅一座の歌手”役には。菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞優秀女優賞など数々の受賞歴を持つ一路真輝。
反乱によって偶然にも裁判官となり、生みの親と育ての親、どちらが真実の母親かをグルシェと太守夫人に対して判決を下すこととなるアズダク役には映像作品に留まらず、木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』や舞台『My Boy Jack』など舞台作品でも光る眞島秀和。

音楽劇『コーカサスの白墨の輪』
【日程】2026年3月
【会場】世田谷パブリックシアター
※兵庫、岡山、佐賀、愛知公演あり。
【上演台本・演出】瀬戸山美咲
【原作】ベルトルト・ブレヒト(東宣出版 酒寄進一訳)
【音楽監督】坂井田裕紀
【出演】
木下晴香 平間壮一 sara 加藤梨里香
一路真輝 眞島秀和 ほか
【公式HP】https://setagaya-pt.jp/stage/25041/
【お問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515(10:00-19:00)

【主催】公益財団法人せたがや文化財団
【企画制作】世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会