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主演の室龍太、 脚本・演出の品川ヒロシへ取材 舞台「コムサdeMANZAI!」メインビジュアルも解禁

2022年9月・10月に、 東京、 大阪、 静岡にて上演する「コムサdeMANZAI!」のメインビジュアルが解禁となり、 主演を務める室龍太と、 脚本・演出の品川ヒロシが取材に応じた。

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本作は、 2019年に上演された「どれミゼラブル!」、 2021年の「コムサ de マンボ!」に続くシリーズの完結編で、 バラエティ番組の放送作家・コムサ真二が、 漫才コンビの座付作家として活動する一面を描いた舞台。 これまでもコムサ真二を演じてきた室が、 引き続きコムサ役を務め、 漫才の作家でありながら、 自分がピンチヒッターとして漫才のツッコミをやるかもしれないという窮地に立たされる。

人としても活躍する品川が書いた脚本ということもあり、 室は「(脚本を読んで)声を出して笑いました。 練りに練ったネタで、 すごく計算されていて。 読み応えがあるし、 感動しました」と絶賛。 劇中には、 漫才シーンもあることから、 本職の品川から演出を受けることを「すごい貴重な経験ですよね、 プロの芸人さんから演出してもらえるんで」と喜んだ。

一方、 品川は、 「僕は、 そもそも作家さんにネタを書いてもらうことがなかったし、 僕の周りの多くの芸人は書いてもらわないので、 どう現実とすり合わせていくかが(脚本を書く上で)難しかったです」と吐露する。 そして、 「なぜ、 プロの漫才師が作家さんと舞台に立つのかという正当性は持たせたかった。 そこは芸人としてこだわったところです。 だって、 僕は(放送作家の)元祖爆笑王と漫才をするのは絶対に嫌ですもん(笑)。 (芸人とは)そういう世界観なんです。 なので、 そこに矛盾がないようにという、 その一点だけは真面目に書きました」と明かした。

そうして出来上がった本作。 脚本に品川らしさを感じたかという質問が上がると、 室は「(品川は)『おしゃべりクソ野郎』と言われていますが、 確かにそういうところは本の中でも感じられます(笑)。 とにかく、 誰かの発言に的確に突っ込んで、 全部拾っていく。 そこは、 品川さんならではの脚本だと思います」と話す。

それを聞いた品川も、 「僕が書くんで僕っぽくなっちゃうんですよね。 なるべく、 キャストさんたちをイメージして書くんですが。 特に室くんが演じるコムサは、 これでも(ツッコミは)半分に抑えている。 僕は、 常に何かに突っ込んでいるんです。 それをセリフにしていったんですが、 コムサはやっぱり僕っぽいと思います」と同意した。

また、 「関西ジャニーズJr.時代には漫才をよくやらせていただいたし、 自信があった。 M-1に出たいと思って、 ジャニー(喜多川)さんに『出たい』と言ったこともあったんですが、 あかんって言われたんです」というほど漫才が好きだという室。 この日、 品川が「舞台のお笑い、 ツッコミは独特なので、 その間(ま)を覚えてもらいたい。 (誰かが言った言葉を)吸い込んで、 吐き出すように言うんです。 (最後まで相手に話をさせずに)追い越して言う。 それを室くんが身につけてくれたら、 相当面白くなる」と持論を展開すると、 室は「やっぱり、 奥が深い。 僕は甘過ぎたな」と真摯に語り、 「自分の面白いと思うテンポと品川さんの思うテンポは違うと思うので、 いい感じに寄り添っていけたらと思います」と力を込めた。

さらに、 東京では9月16日(金)12:30公演と9月18日(日)17:30公演で、 大阪では10月1日(土)17:30公演で、 静岡では10月7日(金)18:00公演で、 スペシャルカーテンコールの実施も決定!!お見逃しなく!!

【あらすじ】
<シリーズ完結編!遂に漫才として舞台に立つ!? コムサ真二を見られるラストチャンス>

ゴールデンのバラエティ番組の構成や、 芸人コンビ「すすむ・のぼる」の台本も書く放送作家のコムサ真二(室龍太)。 彼らのラジオの生放送を終えた後、 進(あべこうじ)と話しているところにプロデューサーの越野(川久保拓司)が現れる。 越野は現在地方局のイベント事業部に勤務しており、 翌日に行われるイベントのゲストに出られる芸人を探しているという。 コムサはすかさず「すすむ・のぼる」を推薦する。
イベント会場では、 そのローカル局のアナウンサーである八代真紀(大島麻衣)とADの
森飛雄馬(松井勇歩)が準備に追われている。 コムサと進が現地に到着すると、 そこに越野の誘いで来ていたマサチカ(石垣佑磨)にも再会し、 コムサは驚く。 メインのゲストである大物演歌歌手いつもひろし(姜暢雄)も私服でやってくる。
まもなくイベントのリハを始めようとするが、 漫才の相方ののぼるは一向に現れない。 本日のメインは漫才であり、 それを目当てに来る客が多いという。 越野は何とか漫才をやるようにリクエストをする。 試しに飛雄馬や真紀やマサチカがやってみるが、 うまくいかない。 元芸人であり座付作家であるコムサもトライするが、 いざ漫才となると噛んでばかりいて、 いつものツッコミができない。
果たして、 誰が漫才の相方を務めるのか?そして、 無事イベントは成功するのか?

【公演概要】
タイトル:コムサdeMANZAI!

脚本・演出:品川ヒロシ(品川庄司)

出演:室龍太
大島麻衣
松井勇歩 川久保拓司 石垣佑磨
あべこうじ 姜暢雄

日程・会場:
<東京公演>2022年9月15日(木)~9月21日(水) 全9公演
会場:ヒューリックホール東京
※スペシャルカーテンコール:9月16日(金)12:30公演/9月18日(日)17:30公演

問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
主催:ミックスゾーン

<大阪公演>2022年9月30日(金)~10月2日(日) 全5公演
会場:松下IMPホール
※スペシャルカーテンコール:10月1日(土)17:30公演

問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)
主催:ミックスゾーン、 リバティ・コンサーツ

<静岡公演>2022年10月7日(金)・10月8日(土) 全2公演
会場:静岡市民文化会館中ホール
※スペシャルカーテンコール:10月7日(金)18:00公演

問い合わせ:Daiichi-TV 事業プロデュース部 054-283-8115(平日10:00~17:00)
主催:ミックスゾーン、 Daiichi-TV

チケット一般発売日:7月30日(土)AM10:00~
チケット料金:¥10,500(税込)
※東京公演・大阪公演・静岡公演、 発売日とチケット料金は同じです。

公式サイト: https://www.c-manzai.jp
公式Twitter:@comusamanzai

企画・製作:ミックスゾーン