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スペクタクルリーディング『バイオーム』制作発表会見 ヒリヒリするような非常に生々しい人間ドラマでジェットコースター?!

中村勘九郎主演、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、 麻実れい出演、上田久美子書き下ろし、一色隆司演出の五感を揺さぶる朗読劇、スペクタクルリーディング『バイオーム』の制作発表会見が4月26日に都内で行われた。全キャストが登場し、これまでにない作品への期待と意気込みを語った。

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一色隆司 安藤聖 成河  麻実れい 中村勘九郎 花總まり 古川雄大 野添義弘 上田久美子

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中村勘九郎 ルイ・ケイ役:豪華な皆様とご一緒できるだけで幸せでワクワクしております。脚本を読ませていただいただけでは、どうなるかは全然わからないですが、それはそれで楽しみです。稽古をして良い作品をお届けられたら幸せに思います。

演じるのは2役とも人間です。植物の役をやりたかったなぁ~と。(笑) ルイとケイは8歳の男の子と女の子。40の私がやるのは、不安しかないんですが。(笑) 遠い昔に置き忘れた純粋な心を本番までに取り戻そうと思います。

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花總まり ルイの母・怜子・クロマツの芽役:新たなチャレンジになりそうな舞台で、非常にわくわくしつつ緊張もしています。

まだ台本を一二度読んだだけのインスピレーションしかないのですが、人間と植物の2役は初めてですし、2役の関連性も絶対大切な意味があると思うので、これから自分の果たすべき役割をきちんと把握して作っていきたいと思っています。

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古川雄大 野口・一重の薔薇役:庭師の野口は家政婦のふきさんの息子。謎めいた人物だと思います。薔薇はイングリッシュ・ローズ、マダム的な口調でというヒントを頂いているので、いろんな参考資料をみて習得したいと思っています。

(初めて台本を読んだ感想は)目の前にメリーゴーランドがあると思って乗ったら、気づいたらジェットコースターになっていて、乗り終わった後に心をわしづかみにされていて、もう一回乗りたいと思うような本でした。

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野添義弘 克人・クロマツの盆栽役:どういう作品になるか、わからないですが、五感を揺さぶる、今までにない見たこともない作品になるということで楽しみにしておりますし、今いらっしゃる皆様と作っていくことを幸せに思います。是非、この見たことのない舞台を一緒に体験していただきたいと思っております。

(初めて台本を読んだときは)「どうするの?映像だったらできるけど、舞台で…」と思い、本当にびっくりしました。

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安藤聖 ともえ・竜胆役:怪しげな花療法士・ともえと竜胆を演じます。台本を読み進めると、ともえさんは一番庶民的で地に足がついている。なにより幸せについて知っている人だなと思いました。ともえさんはシングルマザーですが、私は双子を育てているので、ともえさんのような感情を頂くことが日々あるので、そのあたりを表現できたらいいなと思っています。

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成河 ルイの父・学・セコイア役 :スペクタクルリーディングとは何か、考えたのですがわからなくて…。上田先生が書かれた脚本が、全員が被害者であり加害者であるという、ヒリヒリするような非常に生々しい人間ドラマで、それをスペクタクルリーディングとは何かとまた考えました。初めてお会いしのですが、皆さんに目配せしながら「(朗読劇なら普通は覚える必要のない台詞を)覚えませんか?」という係をやっております。楽しみにお待ちください。(笑)

学は政治家一族の婿養子で、優秀で努力してきた。ストレスや葛藤を抱えていて、勘九郎さんの父、花總さんの夫というハードルの高い役です。花總さんの夫役としてかなり生々しいものを担当させていただくので、そこはどこまで攻めていけるのかなと思っています。

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麻実れい ふき・クロマツ役:自宅の近くの公園にたまたま樹齢200年の松が倒れていました。そこに「松ぼっくりから芽がでて、その芽を今育てている」と書かれていて感動しました。自然が好きです。今回は与えられた場所に淡々と堂々と根を張っていきるクロマツ。それとは対照的な家政婦のふきの2役。クロマツは穏やかに、家政婦は緊張感を感じながら演じたいと思っています。

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作 上田久美子:今回、宝塚以外での初めての脚本で、お題は自由ということで、今の社会や世界から受け取ったものを、自分を通して即興的に形にしたいと思って書かせていただきました。それが植物たちの世界、人間たちの世界が二層に重なっているという、ちょっと不思議な作品になってしまいました。良く言えば不思議ですが、悪く言うと変な感じになっています。自分としては「これでやっていただけるのでしょうか?」という感じでしたが、やっていただけるということでよかったです。大胆な機会で、素敵な作品に仕上がることを期待しています。

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麻実れい ふき・クロマツ役:

演出 一色隆司:とてつもない台本を上田先生から頂いて開いてみて「どうしよう」と思ったのですが、お話をうかがう中で、スケールが大きく人物造型もしっかりしていて、ドラマもあり、地球を感じる自然もスケール感もあり、本当に素晴らしいキャストのみなさんに集まっていただいて、ワクワクどきどき。何をお届けできるか、期待と高揚感でいっぱいです。
(スペクタクルリーディングとは?という問いに対して)朗読劇といえば、お母さんの読み聞かせというイメージがありますが、この本は開くとその世界が目の前にどんどん広がっていく。その世界が本から飛び出してしまって、自分がその本の世界に入ってしまう…そういうイメージがみなさんに届くように。それがスペクタクルだと思っていて、観た方は自分がキャラクターになったり、木々になっていたり、それを見下ろしている天空の上にいる何かになっている。気が付くと、最初とは全く違う空気になっているのではないかと。そして、自分が宇宙の原子のような構成要素の一つのような、浮遊感を感じて頂ける作品にしたいと思っています。
壇の後ろに白いすだれのようなものも、本番の舞台に登場し「時にはスクリーンになり映像が映ったり、いろんなことが起こる」と一色。単なる朗読劇とは違うものを体験できそうだ。

 

スペクタクルリーディング『バイオーム』
◆日程:2022年6月8日(水)~ 12日(日)
◆会場:東京建物Brillia HALL
◆出演:
中村勘九郎 / 花總まり 古川雄大 / 野添義弘 安藤聖 / 成河 / 麻実れい
◆スタッフ:
作:上田久美子
演出:一色隆司
企画・制作:梅田芸術劇場
主催:梅田芸術劇場
制作協力:NHKエンタープライズ
◆公式WEBサイト:https://www.umegei.com/biome/
◆Twitterアカウント:BIOME_UMEGEI
◆一般発売日:2022年5月21日(土)AM10:00
◆料金:限定2000部プログラム付きS席11,000円/S席10,000円/A席8,000円/B席5,000円(全
席指定/税込)/学生席3,000円(当日座席引換券/税込み)
※学生席の販売はネット会員・オンラインチケット・チケット