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岡田将生、 倉科カナ、 竪山隼太、 麻実れい出演『ガラスの動物園』12月シアタークリエで上演

岡田将生、 倉科カナ、 竪山隼太、 麻実れいの出演で、シアタークリエにて2021年12月にテネシー・ウィリアムズの名作『ガラスの動物園』を上演することが決定した。演出は上村聡史。

『ガラスの動物園』は、女手一つで子供を育ててきた母アマンダと、足が不自由で内気な娘ローラ、町を出るという夢を抱きながらも、一家を支えるために倉庫で働く弟のトムと、トムの同僚ジムという4人の人物が登場。トムの回想で綴られれる物語。

組み写真『ガラスの動物園』

そのキャラクターと配役は…
ガラスの小動物を集めて自分の世界に引きこもるローラ(倉科カナ)。家族を愛するあまり、夢や妄想に支配されてしまう母アマンダ(麻実れい)。ローラが憧れる好青年ジム(竪山隼太)。トム(岡田将生)は作者であるテネシー・ウィリアムズの投影とも言われ、劇の進行役として観客に自らの思いを語りかける。

【岡田将生コメント】
日本でも幾度となく上演されたこの戯曲がいつの時代でも必要とされ、とても完成度が高い作品とは知っていました。戯曲に魅了され、この物語に、家族に、触れられることをとても嬉しく思ってます。
この作品には色々な感情が渦めいていて、不安、脆さ、危うさ、絆であったり。一瞬でもこの線が切れてしまったらこの舞台は台無しになってしまう。とても集中力がいるこの舞台はやりがいしかないと思っています。キャストの方々とこのテキストで新しい発見ができる稽古場がほんとに楽しみです。
(演出の)上村さんとは、以前「ブラッケン・ムーア」という舞台をやらせていただき今回で 2 度目です。
とても信頼してる演出家ですし、机の上で作品を紐解いて、共有し、理解を深めていくあの時間は勉強になりましたし、芝居がより深く強くなっていく気がします。
この物語の核は、家族愛です。その中に見え隠れする人に対する弱さであったり悲しみをどれだけ表現できるか。それを観てくださる方々に提示していく、架け橋のような芝居が求められてる気がします。この繊細な作業を観てもらいたいです。

速報『ガラスの動物園』

◆東京公演
2021 年 12 月上演 日比谷・シアタークリエ
(公演問合せ先:03-3201-7777)
◆全国ツアー公演
2022 年1月 (詳細は後日発表)
公式HP https://www.tohostage.com/glass-menagerie