Open Close

パリ旅行は誰の手に? 「『レ・ミゼラブル』×帝劇 のどじまん・思い出じまん大会」 応募数1823通の頂点を極めたのは?! 

IMG_4165
帝国劇場104年の歴史で初となる試み「『レ・ミゼラブル』×帝劇 のどじまん・思い出じまん大会」が、3月17日に開催された。

ミュージカルや映画で長きにわたって愛されてきた名曲ぞろいの『レ・ミゼラブル』とあって、応募総数はなんと1823通。厳しい審査をくぐりぬけた25組が帝劇のステージに上った。

応募者の年齢は3~74歳と幅広く、日本全国はもとより、アメリカや韓国、ドバイからの応募もあった今大会。
その激戦を勝ち抜いた25組のファイナリストは、帝国劇場に満員となった観客に迎えられ、森公美子と駒田一の軽妙な司会で幕が開いた。

IMG_3788
トップバッターは男性二人組。曲は「プロローグ♪」。
衣装にメイクに英語も完璧!力強い歌唱力も含めて、さすがファイナリスト。並みののど自慢大会でないことを感じさせてくれた。

そして続くはすぐにでもミュージカル俳優としてデビューしそうなイケメン、13歳とは思えない迫力ある歌声を響かせる少女…と、プロ顔負けの実力派が続々登場した。

001

IMG_3807

また、8歳と4歳の姉妹ペアの登場では、あまりのかわいさに観客の目尻も下がりっぱなし。
しかも歌声がけなげてありながら上手い!

IMG_3826

またひとりで一曲を日独英仏西韓の六か国語で歌い分ける強者や、89年から『レ・ミゼラブル』を見てきたというドラァグ・クイーン(女装家)も登場。会場を大いに沸かせた。

IMG_3873

IMG_3915

歌うだけでなく、グループでパフォーマンスを披露するチームも多数。14歳から65歳までの大阪からやってきた43人グループは「民衆の歌」を熱唱。
またミュージカルさながらの熱演を披露するチームもあり。

IMG_3903

IMG_3895

登場に驚かされたのは「めざましテレビ」でお馴染みの軽部真一キャスター。「フジテレビ衣装部全面協力の衣装で」参戦。ただの『レミゼ』好きとは思えない歌声を披露。これほどお上手だとは思いもしませんでした!

IMG_3992

大会も終盤、8人組の男女がオペラさながらに歌う「ワン・ディ・モア」には万雷の拍手が沸き起こった。さすが東京芸大・芸大生チーム!
そしてラストの個性的なピアノの弾き語りでの「彼を帰して」まで、一瞬も舞台から目を離すことができない楽しい時間となった。

IMG_4014

審査結果は、優勝が「ワン・ディ・モア」を歌った東京芸大・芸大生チーム「スロイ歌劇団」。 
思い出一番賞には、交通事故を乗り越え大検から医学部入学を果たした小野寺奏さん、読売新聞社賞には東京芸大のイケメン、2番目に登場した竹中將人さんが受賞。パフォーマンス賞には24名のホット・ジェネレーションが選ばれた。受賞した誰もが「まさか、賞を頂けるとは!」と大喜びだった。

IMG_4090
IMG_4046
IMG_4060
IMG_4072

ラストは4月に幕を開けるミュージカル『レ・ミゼラブル』の出演者も登壇し「ワン・デイ・モア」、そして客席の2000人も心を合わせての「民衆の歌」の大合唱で幕を閉じた。

『レミゼ』の素晴らしさを満喫したこの大会、終了後には会場のあちこちで「楽しかった~!」言う声があちこちから聞こえてきた。

さて、優勝賞品はパリ1週間の旅、2名。
「スロイ歌劇団」では誰が行くことになるのでしょうかね?! 

公演情報  ミュージカル『レ・ミゼラブル』
公演期間 : 2015年4月13日(月)~16日(木)プレビュー公演
2015年4月17日(金)~6月1日(月)
公演会場 : 帝国劇場
チケット発売:【4月公演分】  2015年2月7日(土)
【5・6月公演分】2015年2月14日(土)
チケット料金:S席13,500円 A席9,000円 B席4,000円(消費税込)
(プレビュー公演 S席11,000円 A席8,000円 B席3,500円)

 

【全国公演の予定あり】
6月 名古屋公演 中日劇場
7月 福岡公演  博多座
8月 大阪公演  梅田芸術劇場 メインホール
9月 富山公演  オーバド・ホール
10月 静岡公演 静岡市清水文化会館 マリナート