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雨穴氏原作 朗読劇「変な家」五感を刺激する“新感覚朗読劇”に観客震撼! 夜の部公演&アフタートーレポート

60万部突破のベストセラー、2024年春映画化も決定!
【衝撃の結末】読みだしたら止まらないと話題の“不動産ミステリー”

タイトル

話題のホラー作家 雨穴氏原作 朗読劇「変な家」
堀江瞬 神尾晋一郎 石見舞菜香 出演レポート
五感を刺激する“新感覚朗読劇”に観客震撼!

0729朗読劇「変な家」夜の部_集合写真

【7月29日(土)実施: 夜の部公演&アフタートーク オフィシャルレポート】
話題のホラー作家・雨穴(うけつ)氏のデビュー小説『変な家』を原作とした朗読劇「変な家」がシアター1010にて開幕した。公演は7月29日(土)、30日(日)の2日間全4公演が行われ、キャストは公演ごとに組み合わせが変わり全3組総勢8名により上演。本レポートは堀江瞬、神尾晋一郎、石見舞菜香が出演する7月29日(土)夜の部の公演とアフタートークについてお届けする。

原作者の雨穴氏はYouTuberとしても活動しており、登録者数は90万人、10~20代を中心に多くの人から熱い支持を集めるホラー作家。黒の全身スーツと白い覆面が特徴的で、そのビジュアルに加えて、本名と素顔、地声も隠している点からも不穏さが増しており話題を呼んでいます。
『変な家』は2020年にウェブメディア「オモコロ」に掲載された記事を元に、雨穴氏自身のYouTubeチャンネルに動画版を公開。現実と地続きであるかのような生々しさからネット上で拡散され、2023年6月時点で1,400万回以上再生されています。2021年には飛鳥新社より小説デビュー作として発売され、「読みだしたら止まらない」と大反響を呼び現在60万部を突破するベストセラーに。2023年には一迅社より創刊されたWEBマンガの新レーベル「comic HOWL」でコミカライズ化、さらに2024年には映画化も決定されているなど、1つの記事から様々なメディアミックス展開を広げる『変な家』が新たに朗読劇として上演されます。

0729朗読劇「変な家」夜の部_堀江瞬さん

出演者には人気声優・俳優陣が集結。オカルト専門のフリーライター「筆者」役に土田玲央、堀江 瞬、千葉翔也、大手建築事務所に勤める設計士でホラーやミステリーを好む「筆者」の知人「栗原」役に八神 蓮、神尾晋一郎、榊原優希、 “変な家”の記事を読み「筆者」に連絡をしてきた「宮江柚希」役に石見舞菜香のほかに、太田夢莉も名を連ね、出演者・組み合わせによる変化が楽しめます。演出は「北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-」「SK∞ エスケーエイト The Stage The Last Part~俺たちの無限大~」の演出などを手がける村井雄が担当。

0729朗読劇「変な家」夜の部_神尾晋一郎さん

公演1日目である7月29日(土)の夜の部には「筆者」役に堀江、「栗原」役に神尾、「宮江柚希」役に石見が出演。
なお、昼の部にはそれぞれ「筆者」役に土田玲央、「栗原」役に八神蓮、「宮江柚希」役には夜の部と同様、石見が出演。
日も沈み始め暑さも和らいできた夕方、会場のシアター1010には続々と観客が入場。雨穴氏の記事や小説、動画の世界観にも醸し出されている怪しい雰囲気が会場にも漂う中、公演は開演。

本作は日常のすぐ近くにありそうな、とある家の間取り図から始まる、「変な家」にまつわる物語。間取り図を模した床の上に椅子が3脚置かれている舞台上にまずは堀江が登場。タイプ音のサウンドと怪しいBGMが流れる中、これから始まる怪しくて不思議な物語の始まりを告げます。

0729朗読劇「変な家」夜の部_石見舞菜香さん

オカルト専門ライターである「筆者」に届いた1つの間取り図についての説明が始まるとともに、ステージ後方にはその間取り図が大きく映し出され、雨穴氏の世界観を表現。続いて神尾も登場。「筆者」の友人の設計士「栗原」と「筆者」の二人によってその間取り図を基に会話が進んでいく。物語が進むと、石見もステージに登場。ライターである「筆者」が執筆したこの間取り図と家についての記事を読んだという「宮江柚希」が登場することによって、物語は大きくシフトしていきます。

0729朗読劇「変な家」夜の部_公演引き

冒頭と同じように、雨穴氏の記事や小説、動画と同じように度々出てくる間取り図がスクリーンに映し出され、朗読劇でありながら視覚的にも物語の流れをつかむことができるのが朗読劇「変な家」の特徴的な演出が、観客の五感を刺激していきます。

0729朗読劇「変な家」夜の部_アフタートーク

公演終了後は、雨穴氏の不気味な世界観に包まれる中、アフタートークがスタート。
物語にも関するテーマとして、物件を選ぶ条件についての話になり、石見は「(物件のサイトで)絶対付ける条件は日当たり。以前住んだ家の目の前が隣の建物で。」と話すと、同じ事務所の先輩である堀江は「100平米以上で(家賃の」下限は30万以上。」と高級物件に住んでいるような驚きの発言をすると、最後に「絶対に住めない部屋を調べるのが好きなんです。」と付け加え会場をにぎわせた。
様々なメディアミックス展開が広がっている『変な家』を新たな形として表現された本公演は、読む手が止まらないと評判の原作の魅力も引き出しながら、朗読劇ならではの声による力を存分に感じられるものとなりました。

0729朗読劇「変な家」昼の部_集合写真

0729朗読劇「変な家」昼の部集合写真

<STORY>
この間取り図には、何かが隠されている…。
オカルト専門ライター「筆者」に持ち込まれた、ある家の“間取り図”。「謎の空間」「窓のない部屋」数々の不可解な点があり、設計士・知人の「栗原」に相談、協力を求める。
一見ごく普通の一戸建て住宅…「栗原」は1階、2階に隠されたおかしな点は、何らかの“意図”があるのではないか、と語りはじめる。そんな中、この物件はある殺人事件と関連している可能性、が浮かび上がる。「筆者」は物件情報を特定されない形、で事件に関連する情報を求め記事を書く。そして届いた情報提供者の中、ある一人の気になる人物「宮江柚希」に出会う。「筆者」は、喫茶店でうつむいた彼女から衝撃的な言葉を聞く。「私の主人が・・・あの家の住人に殺されたかもしれないんです」
それは、恐ろしく信じたくない事実・隠された秘密の扉が開いた瞬間、だった。
「筆者」「栗原」の調査解明が、全く想像できない【衝撃の結末】を迎える事になる。

【公演情報】
会場:シアター1010(東京都足立区千住3-92 千住ミルディスⅠ番館 10F)
劇場HP:https://www.t1010.jp/html/access/index.html

2023年7月29日(土)
【昼の部】開場12:45 開演13:30
出演者:【筆者】土田玲央、【栗原】八神 蓮、【宮江柚希】石見舞菜香

【夜の部】開場17:45 開演18:30
出演者:【筆者】堀江 瞬、【栗原】神尾晋一郎、【宮江柚希】石見舞菜香

2023年7月30日(日)
【昼の部】開場12:45 開演13:30
出演者:【筆者】千葉翔也、【栗原】榊原優希、【宮江柚希】太田夢莉

【夜の部】開場16:00 開演16:45
出演者:【筆者】千葉翔也、【栗原】榊原優希、【宮江柚希】太田夢莉

下記出演者は両日出演。
【女性兼ね役】伊藤菜実子

【お問い合わせ先】
【公演に関するお問い合わせ】
朗読劇「変な家」公演事務局(イベントインフォメーション):03-5946-8543(平日11時〜18時)

【「変な家」原作 試し読みページ】
▼飛鳥新社HP「変な家」試し読みページ
https://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864108454.php

【作品概要】
公演名:朗読劇「変な家」
原作:雨穴『変な家』(飛鳥新社)
脚本/演出:村井雄(KPR/開幕ペナントレース)
主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社
コピーライト:Ⓒ雨穴・飛鳥新社/エイベックス・ピクチャーズ株式会社