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NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」新たな出演者発表!

NHKスペシャル

タイトル

新たな出演者の発表

8月14日(月)午後10時~11時29分(NHK総合)にて放送される、NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」の新たな出演者が発表された。

【新たな出演者 (敬称略)】
小日向文世(下村宏) 眞島秀和(並河亮)
水上恒司(朝倉寿喜) 降谷建志(チャーリー吉井) 忍成修吾(水本吉郎) 河井青葉(米良鶴子)石川恋(保木玲子) 古屋呂敏(青山正信) 水間ロン(深尾重正)

【トリミング禁止】小日向文世 宣材許可済

小日向文世(下村宏)のコメント
ラジオは、困っている人に呼び掛けられる、知らない国の知らない人たちにいろんなことが伝えられるという思いで始まり、アナウンサーたちが『前畑頑張れ!』のオリンピック中継など華々しく活躍するようになりました。一方で、アナウンサーたちが戦争という時代に巻き込まれ、散り散りになっていく歴史もありました。戦争がなくならない今の時代だからこそ、いろんな思いで見ていただけたらと思います。

<役柄紹介>下村宏
終戦の年 1945(昭和 20)年4月、情報局五代目総裁に就任。直前まで日本放送協会の会長を務め和田信賢アナを信頼していた。会長退任の挨拶で「終戦のために就任する。殺されてもよい」と明言。国務大臣の情報局総裁として終戦工作に奔走し、ポツダム宣言受諾を働きかけ、天皇の「玉音放送」を実現させた。

【トリミング禁止】眞島秀和 宣材許可済

眞島秀和(並河亮)のコメント
骨太な脚本とキャスト陣の中に、一員として参加できて嬉しいです。
戦争の時代に、情報を発信するアナウンサー達が飲み込まれていく様は、今の時代を生きる私達に深く刺さるものがあると思います。どうぞお楽しみに。

<役柄紹介>並河亮
日本放送協会で海外放送を担当していた番組制作のホープ。欧米各国の“電波戦”の状況や“謀略放送”の具体例に詳しかった。情報局発足にあたって、放送局とのパイプ役を求められ、情報局情報官として出向。戦時中には海外向け謀略放送「ゼロ・アワー」などの立案・実施にも関わった。

【トリミング禁止】水上恒司宣材 許可済

水上恒司(朝倉寿喜)のコメント
流れというものは不思議なもので、
戦火に散っていく人間を今年だけでも2度演じさせて頂く機会を頂けるとは思っていませんでした。今回のNHKスペシャル、ドラマ「アナウンサーたちの戦争」はアナウンサーにフォーカスを当てた作品となっており、私も一視聴者としてどんな作品になるかとても楽しみにしています。

<役柄紹介>朝倉寿喜
早稲田大学生。野球部主将。1943(昭和18)年10月、神宮外苑の出陣学徒壮行会で送られ、終戦の年、特攻隊員として飛び立つ。

【トリミング禁止】降谷建志宣材 許可済

降谷建志(チャーリー吉井)
<役柄紹介>チャーリー吉井
ハワイ生まれの日系アメリカ人2世。1935(昭和 10)年、日本放送協会が国際放送を開始するにあたって英語アナウンサーとして来日。信賢や並河と様々な新企画の番組を生み出し、信賢とは戦後に至るまでじっこんの仲であった。戦時中、愛宕山の海外短波受信施設で彼ら日系人スタッフが海外の情報を傍受した。

【トリミング禁止】忍成修吾 宣材許可済

忍成修吾(水本吉郎)のコメント
台本を読んで感じたのは、この作品のテーマとなっている「情報の伝え方の怖さ」というものが現代でも同じように感じる、という事でした。演じた水本はまさにその象徴となる人間でした。あの時代だからというわけではなく、また同じ事が繰り返されるかもしれない。自分の中にも様々な問いかけをしてくれる作品でした。

<役柄紹介>水本吉郎
メディア統制を強化するため政府は従来の内閣情報部を拡充強化し、1940(昭和15)年12月情報局が発足。その第二部第三課長(放送担当課長)としてラジオ放送の指導監督を行い、国家の宣伝機関としての役割を求めた。太平洋戦争開戦後は敵への憎しみをあおる雄々しい読み方をアナウンサーたちに求めた。

【トリミング禁止】河井青葉 宣材 許可済頭切り

河井青葉(米良鶴子)のコメント
撮影が終わり、こうしてコメントを考えている今も、物語の結末には気持ちに折り合いがつけられない苦しさを感じます。戦争で失うものは命だけではない。
今を生きるものとして戦争の過ちについては考え続けなければなりません。

<役柄紹介>米良鶴子
米良忠麿の妻。夫が家に招く同僚や後輩のアナウンサーたちを手料理でもてなす。米良のマニラ局赴任後は現地からの米良の手紙を頻繁に受け取る。夫は一年で帰国するはずだったが、赴任期間が延びて三年以上も帰らず。その間、留守宅で5人の子供を育てていたが三女を病気で亡くす。

その他の新たな出演者のコメントは⇒ https://www.nhk.jp/g/blog/e7ttypsvg/

作品概要
太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による「電波戦」。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を元にドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。

作・倉光泰子 (『PICU 小児集中治療室』 『今際の国のアリス』)
音楽・堤裕介 (『アバランチ』 『インフォーマ』)
語り・橋本愛 (和田実枝子役)
取材・ 網秀一郎 大久保圭祐
演出・一木正恵
制作統括・新延明
出演者(敬称略):
森田剛(和田信賢アナ) 橋本愛(和田実枝子アナ) 高良健吾(館野守男アナ) 安田顕(米良忠麿アナ) ほか

放送 8月14日(月)「G」午後10時~11時29分
※NHK プラスで21日(月)まで配信