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主演:玉木宏×原作:羽田圭介!WOWOW「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」2019年1月放送決定!

“膨大な顔の海で、俺は溺れている―” 指名手配犯たちの顔をひたすら脳に焼き付け、
雑踏の中から見つける“見当たり捜査員”。あなたの記憶を刺激する、サスペンス・アクション。
羽田圭介原作初の連続ドラマの主演は、WOWOW連続ドラマ初出演の玉木宏!

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玉木宏が連続ドラマW初登場にして初主演。これまで数々 の職種を演じてきた玉木が今回挑むのは、記憶と勘を武器に 指名手配犯を捕まえる “見当たり捜査員”だ。玉木演じる白戸 崇正は3,000人の指名手配犯の顔を記憶し、数万もの“顔”が 行き交う雑踏で、いつ現れるとも知れない手配犯を探す。 “膨大な顔の海”に溺れそうになりながらも研ぎ澄まされた 五感を頼りに捜査に没頭し、いつしか警察機構の深い闇に 辿りついてしまう、という難役だ。
原作は、芥川賞受賞作『スクラップ・アンド・ビルド』で一躍時代 の寵児となり、独特の感性で“現代”を切り取ってきた羽田圭介、 唯一の警察小説。羽田作品の連続ドラマ化は初となる。

また、監督に武正晴、脚本に足立紳と、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞を席巻した二人が映像化に挑む。 記憶と認識が常に交錯する、従来の警察ミステリーとは一線を画したサスペンス・アクションをWOWOWでぜひ お楽しみいただきたい。

〈ストーリー〉
警視庁捜査共助課に勤める白戸崇正(40)は顔だけを頼りに、潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”だ。 部下たちと共に繁華街を行き交う群衆を見つめ、脳に刻んだホシの顔を探し続ける日々。
そんなある日、白戸は群衆の中に「見つかる筈のない顔」を見てしまう。4年前に謎の死を遂げた先輩刑事・須波。 見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわる不可解な噂を耳にする。事件について調べるうち、公安 や中国マフィアが動きだし、白戸はいつしか命をも狙われることになる…。

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「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」
■放送日:WOWOWプライムにて、2019年1月放送予定 (全5話・第1話無料放送)
■原作: 羽田圭介『盗まれた顔』(幻冬舎文庫)
■脚本: 足立紳(『百円の恋』『14の夜』)
■監督: 武正晴(『百円の恋』『イン・ザ・ヒーロー』)
■音楽: 海田庄吾
■出演: 玉木宏 ほか

【番組特設サイト】 https://www.wowow.co.jp/dramaw/kao/

本作のポイント
① 芥川賞受賞作家・羽田圭介原作を初の連続ドラマ化!
2015年に『スクラップ・アンド・ビルド』で第153回芥川賞を受賞した羽田圭介原作を待望の初連続ドラマ化! (『スクラップ・アンド・ビルド』はNHKで2016年12月に単発ドラマとして放送)

② 玉木宏、連続ドラマW初出演!3,000人の指名手配犯を記憶する見当たり捜査員を演じる
玉木宏がついにWOWOWの連続ドラマWに初登場! WOWOWの連続ドラマ初出演を飾る本作で玉木が演じるのは、警視庁捜査共助課見当たり捜査員の白戸崇正。 3,000人の顔を脳に焼き付け、指名手配犯たちに挑む。

③ 日本アカデミー賞受賞を席巻した監督&脚本コンビで映像化
脚本は足立紳が執筆、そして監督は武正晴が務める。 映画『百円の恋』は、第39回日本アカデミー賞で数々の賞を受賞(※)したコンビが再びタッグを組む! ※最優秀脚本賞、優秀作品賞、優秀監督賞ほか

■役柄説明
白戸崇正(40・しらと たかまさ) / 玉木宏
警視庁捜査共助課見当たり捜査員。 5年目のベテランで、抜群の記憶力と相貌識別力を誇る。 統率力もあり、部下思いの心優しきリーダーでもある。 ある日、4年前に死んだ先輩刑事の“顔”を偶然見つけ てしまったことをきっかけに、命を狙われることに。
見当たり捜査
指名手配書の写真や防犯カメラの画像などから容疑者の特徴を記憶し、駅や繁華街を歩いて似ている人 を捜し出す捜査手法。大阪府警が1980年ごろに始め全国に広まったとされる。愛知県警では刑事特別捜 査隊に専門部署があり、毎年25人前後を逮捕している。

主演・玉木宏(白戸崇正役)コメント
■WOWOW連続ドラマ初主演となる本作「盗まれた顔」の魅力とは
この作品は「見当たり捜査」という変わった捜査手法を題材としていますが、ある「顔」を見つけてしまっ たことがきっかけとなり、そこから芋づる式に色々なものがつながってしまうという、事件性の怖さが 詰まった作品です。誰かを追っていると思っていたらいつのまにか自分が追われている立場にいる……。 そんな緊張感に満ちた、今までにない刑事ドラマになるのではないかと思います。

■白戸崇正の人物像
人の顔を覚える相貌識別能力の高さを評価されて“見当たり捜査員”になった男です。 彼は業務に対して真摯に向き合うのですが、その分どんどん神経をすり減らし、自分の身を削ることになる 。 そういう意味では、誰もが白戸のようになり得る、普通の感覚を持った人間だと思います。 身を削りながら仕事をしている一方で、付き合っている女性を大事にしたいと思う気持ちもあり、 その葛藤がままならない感じが、非常に人間らしいと感じています。

■「見当たり捜査」についての感想
人の顔は変わるものですが、手配写真から何年も経過していても、彼らは経年した顔の変化を想像 して見つけることができます。実際にそうやって検挙されている実績もあるので、本当にすごい仕事 だと思います。

■メッセージ
このドラマは監督に武正晴さんを迎えて、映画さながらの作りになっています。 決して派手さはないですが、非常に奥行きのあるサスペンスに満ちたドラマです。 ぜひ楽しみに放送をお待ち頂ければと思います。

原作者・羽田圭介コメント
当初、推理とはかけ離れた“見当たり捜査”という、アナログな力業の性質が、起承転結に重きを置く 映像作品とは親和性が低いのではないかと思っていました。しかしだからこそ、どんなものが出来上がる のかとても興味深く、楽しみにしています。
玉木さんは自分が高校生だった頃に映画で見てとても印象的な役者さんだったので、今回白戸を演じられ るというのは感慨深いです(自分がイメージするもう少し野暮ったい白戸像からすると、いささか格好 良すぎる気もしますが)。
視聴者の皆さんには、ぜひドラマをご覧頂き、そして原作本も買っていただければ、と思います。

監督・武正晴コメント
本作は、見当たり捜査というまこと奇妙な仕事を職能とする主人公の物語である。まてよ、映画監督と いう職業も人の顔を見続けるという商売と重なるではないか。「孤独者とは良き観察者になり得る」 とは、ある映画の名台詞ではあるが、僕はこの顔を盗み、読む、見当たり捜査員たちの職能の孤独性に 共感したのだ。
玉木宏さんは、今回白戸という役の、喜怒哀楽だけでははかれない様々な感情や孤独、哀愁を見事体現 された。孤高の主人公、白戸が仲間達と苦難をどうくぐり抜け、どのような宝を手に入れるのか、 視聴者の皆さんには息を潜めて見届けて頂きたい。