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GACKT「かなりパクリ疑惑がある作品!公開中止になる前に観て!」『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』ジャパンプレミア

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『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』のジャパンプレミア イベントが、10月24日、東京・六本木ヒルズアリーナにて行われ、GACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、藤原紀香、川﨑麻世、加藤諒、益若つばさ、和久井映見、アキラ 100%、朝日奈央の豪華キャスト陣と、武内英樹監督が登壇した。

魔夜峰央の原作『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』を2019年に実写化した映画『翔んで埼玉』。その続編となる『翔んで埼 玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は、オリジナルストーリーながら魔夜峰央原作のデコラティブな世界観全開で、まさかの埼玉を飛び出し日本全土を巻き込む天下分け目の東西ディスり対決を描く。

監督は前作に続き武内英樹が務め、GACKT演じる麻実麗、二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美をはじめ、滋賀解放戦線のリーダー“滋賀のオスカ ル”こと桔梗魁を杏、冷酷無慈悲な大阪府知事“関西のラスボス”こと嘉祥寺晃を片岡愛之助、ほか埼玉解放 戦線員の加藤諒、益若つばさ、滋賀解放戦線員の堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、 そして現代パートを彩る和久井映見、アキラ 100%、朝日奈央、さらには西のクセツヨ軍団として天童よしみ、山村紅葉、モモコ(ハイヒール)、川﨑麻世、藤原紀香など超豪華キャスト陣が顔を揃えた。

西と東に別れ、温かい拍手のなか登場したキャストたち。GACKTと二階堂が出て全員集合するとさらに大きな拍手と歓声が会場を包み込んだ。

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続編の話があがった際には「最後の最後までずっと反対していました」と話すGACKT。「豪華キャストのリストのリストを見せられて、もう逃げられませんよと・・・」と渋々。「監督を信じるしかないなかで、最後までやらせていただきました。こんな時代に必要な作品になったんじゃないかと思います。くだらないと笑っていただけたら最高の褒め言葉になります」と自信をのぞかせた。

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二階堂も「やめたほうがいい」と言っていたそうだが、「皆さまの応援のおかげでご好評をいただきまして、前回の何倍も羽振りのいい作品になりました」とファンに感謝。「まさかこんなに大事になるとは思っていなかった。そしてこんなに都会指数の高い場所でイベントができるとは・・・、思わなかったですよね?」とGACKTを見やる。

また、今作は関西を巻き込んだ東西対決が展開され、新キャストとして杏は滋賀、愛之助は大阪、藤原は神戸、川崎は京都と、それぞれが代表となって戦いを繰り広げる。

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杏は「私は滋賀出身ではないですが、台本を読んで、唯一ディスられる立場として、(ディスられる側は)こういう思いを持っているのかと。このあと滋賀の方々がどう思うのだろうかと、心配しながらも楽しみながら撮影しました」と述懐。

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愛之助は「もともとこの映画のファンでしたから、『出してくれるんですか?』と喜びました」としながらも、「なかなかの言葉遣いだったので驚いてしまいましたが、愛を持ってディスらせていただきました。台本がそう書いてあるので(笑)」と満足気。

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神戸市長役の藤原は「最初に台本を見たときはひっくり返りました。でもエンタメ界の一員として、人を楽しませてなんぼ、人を驚かせてなんぼ。そういうことでお受けさせていただいた次第です。ほんとに嬉しかったです」と満面の笑みを浮かべる。

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川崎は「前作は5回くらい観て出たいと思っていました」と、ついに希望が叶った。「京都市長役というのが嬉しくて。京都の人は本音と建て前と違うと言われますが、僕はド本音で生きてきた人間なので、本音と建前を操ってお芝居するのが楽しかったです。京都を全国にアピールしたい」と息巻いた。

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加藤諒と益若つばさは前作からの続投となるが、加藤は「僕は静岡出身ですが、埼玉の方が本当に優しく接してくれて。(続編の)出演発表ができて嬉しいです」とニッコリ。益若は「続編が決まったと聞いたときは、魔夜先生の言葉をお借りするとしたら『もう正気か?お前ら』でした。私は埼玉県越谷の出身ですが、まさか埼玉がこんなに全国民に愛されて日の目を見るような日が来るとは、きっと埼玉の方たちは思っていなかったと思います。今度は関西にも飛び火して。油断していると皆さんの住まわれているところも平気でディスられますので、気をつけて楽しんでいただきたいです」とアピールした。

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そして、“さいたま市在住のとある一家”を演じる和久井、アキラ100%、朝日。3人は現代パートとして登場するが、完成作品を観て、和久井は「楽しくて声を出して笑ってしまいした」と感想を述べ、アキラ100%は「伝説パートは大河ドラマを観ているようでした」と絶賛。朝日は「私は唯一フラットな立場で突っ込む役。楽しく演じさせていただきました」と回顧した。

トークコーナーが終わると、登壇者たちは会場に下りファンのもとに。レッドカーペットを揚々と闊歩しながら、ファンとハイタッチをしたりサインをしたり、ともに写真を撮ったりと交流を楽しんだ。

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最後に、二階堂は「世界中でいろいろ大変なことが続いていますが、ただ楽しんでいただいて、それで自分のルーツや郷土愛を再確認できる作品になっていると思います。埼玉の方も埼玉じゃない方も、全国の方にお届けしたいです」と力を込める。

GACKTは「映画館で知らない人たちと一緒に笑いや感動を共有して、モヤモヤしている気持ちがスッキリとしてもらえるような作品だと信じています。ぜひ、それを体現していただきたと思います」とし、「あと、残念が報告なんですけど、この作品には非常に、かなり際どい、パクリ疑惑がたくさんあります。僕の予想では、しばらくたってからすぐに公開中止になるんじゃないかと。これが永久追放になる可能性がある作品なので、公開中止になる前に、ぜひ早めに、劇場に!」と注意喚起。「『永久追放になった作品だよ』と、観た人の心に残る作品になってくれると嬉しいなと思います」と声をかけていた。

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『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
《プロローグ》
その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は自由を求め立ち上がった。
麻実麗・壇ノ浦百美をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度が撤廃され埼玉は平穏な日常を手に入れた。
しかし、それは単なる序章に過ぎなかった…。
さらなる自由と平和を求め、埼玉の心をふたたびひとつにするため、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進む。
〜日本埼玉化計画・第II章 東西対決〜
遥か西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち全国をも巻き込む大事件へと発展していく。
史上類を見ない壮絶なディスバトルの火蓋が今、切られようとしていた——。

キャスト: GACKT 二階堂ふみ 杏 堀田真由 くっきー!(野性爆弾) 高橋メアリージュン 天童よしみ / 片岡愛之助 ほか
原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』 魔夜峰央(宝島社)
監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズ、「ルパンの娘」シリーズほか)
脚本:徳永友一(「探偵の探偵」「僕たちがやりました」『かぐや様は告らせたい』シリーズ、『ライアー×ライアー』ほか)
映画コピーライト:?2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
公式Xアカウント:@m_tondesaitama
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11月23日(木・祝) 全国公開!