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鈴木亮平「僕たちは誰でもヒーローになれる」本作に込めた熱い思い! サプライズ登場のTOKYOチームの”陽キャ“に高杉真宙らタジタジ!? 劇場版『TOKYO MER 南海ミッション』初日舞台挨拶

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劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の公開初日舞台挨拶が、8月1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、共演の江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、賀来賢人、石田ゆり子と、松木彩監督が登壇。さらに、中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗、フォンチーがサプライズ登場し、会場を盛り上げた。

2021年にTBS日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER〜走る緊急救命室」。常に冷静沈着にメンバー達を引っ張り、患者のためにどんな苦境にも飛び込んでいく、頼れるチーフドクター・喜多見幸太と仲間たちの奮闘を描く本作は、「新たな形の救命医療ドラマ」として多くの感動を生み、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。今作は、2023年4月に公開された、横浜のシンボル・ランドマークタワーを舞台とした劇場版1作目に続く、第2弾。

南海MERに指導医として派遣されたTOKYO MERのチーフドクター・喜多見を鈴木亮平、同じく派遣された看護師・蔵前を菜々緒、南海MER所属の江口洋介、高杉真宙・生見愛瑠・宮澤エマが演じ、MERチームを支え続けている音羽統括官を賀来賢人、都知事の赤塚を石田ゆり子が扮する。

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映画上映後の感動と興奮冷めやらぬ観客の前に、東京都・危機管理対策室のメンバー目黒大知役の猪狩健太の呼び込みナレーションにより、南海MERメンバーが、さらにサプライズでTOKYO MERメンバー・レギュラーキャストが、スクリーンから飛び出てきたかのように役衣装で客席を通って登場すると、会場は大きな歓声に包まれた。

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観客動員が前作比160%(8月1日15時時点)の大ヒットスタートとなった本作。満席の会場を見渡しながら、鈴木は「みんな、カッコ良かったでしょ?」と声をかけ、「今回は、MER史上最大の危機、最大のクライシスにこのメンバー全員が一丸となって挑めたことを本当に誇りに思っています」と胸を張り、「このメンバーじゃなければ絶対に実現しない映画でした。それもこれもこの『TOKYO MER』を愛してくださった皆さんのおかげです。ありがとうございます」と観客に感謝。「南海メンバーはもちろん、一緒に戦ってきたメンバー、TOKYOメンバーと、ドラマから戦ってきたメンバーが一堂に会して挨拶できるという、こんな幸せはないとかみしめております」と感慨深げ。

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今回、南海MERメンバー・牧志秀実を演じた江口は「今日も舞台裏からどれだけこの作品が愛されているのか、そこに関わっている人の数の多さを感じて、久しぶりにいい作品に出させてもらったなと感謝しています」とコメントし、「牧志先生が言う『平和が一番だ』という、その一点だけで思いを込めてやらせてもらいました」と回顧する。

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賀来は、まず「ドラマから4年経ちますが、本当に長い時間この『TOKYO MER』という作品を愛していただいてありがとうございます」と礼を述べ、「今日、劇場に大人の方からちびっ子まで、幅広い世代の方がいらしていて本当に嬉しい。(この作品は)エンタメですが、命の尊さを感じ、『MERを観て勇気づけられた』『MERメンバーになりたい』というように言っていただけるだけで、僕はこの作品に出て良かったなと思っています」としみじみ。

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一方、東京メンバーは今回が(今作での)初めてのイベント登場となり、冒頭からハイテンション。中条は「(冒頭で)『TOKYO MER 出動します!』と噛まずに言えたのでホッとしています」とニッコリ。「私もここに立てているのは凄く幸せですし、『南海ミッション』を劇場に観にいくのも楽しみです。私もドラマから始まって役を通してたくさん成長させてもらいました。あらためて、医療従事者の皆さんに感謝の気持ちでこのドラマを撮ろうと言っていた、あの時の気持ちが蘇ってきます」と語った。

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小手は「エンドロールを見るたびに嬉しいし、誇りに思います」としながらも、「『南海チーム、頑張れよ!』という気持ちですが、だんだん私たち(TOKYOメンバー)の存在がクライシスに・・・」と、嫉妬の感情もあらわに。

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佐野は「天才看護師役を演じました・・・」と挨拶すると、鈴木から「徳丸、天才なんて書いてなかったぞ(笑)」とツッコミが入る。それでも「僕の中では天才でしたから」と譲らない。そして、「映画は凄く面白かったです。初めの亮平さんの胸筋の“ビジュ”が良くて」と言うと、また鈴木から「“ビジュがイイ”って言いたいだけでしょ!」と言われ、佐野がM!LKの”ビジュイイじゃん“ポーズを披露する一コマも。

フォンチーは「私たちも本作にちょこちょこ出させていただいているので、しっかりTOKYOメンバーの姿も目に焼き付けていただきたいです」と切望していた。

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TOKYOメンバーと久しぶりの再会に、菜々緒は「嬉しいですよ、安定のうるささ!(笑)」と伝えると、中条が「菜々緒ちゃんも、こっちでしょう!」と返す。舞台裏でも賑やかだったようで、鈴木が「なんか『陽キャが多いですね』って。(南海チームの)誰かがボソっと言ってましたよね」と明かすと、宮澤が「私たちだけの時の雰囲気とガラッと変わって、もうテンション感が全く違ったので、ここ3人(宮澤、生見、高杉)で「なんかやっぱ陽キャだね」って言ってたんです・・・」と告白。

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生見も「南海は陰キャだよね」と高杉をガッツリ見て言い、会場の笑いを誘う。しかし高杉も「まあ、どちらかというと、はい、あの、物静か。落ち着いています(笑)」と納得顔。TOKYO MERに憧れていたという3人だったが、TOKYOメンバーと会ったことに、「なんか、映像だけで良かったみたいな」(高杉)、「もうお腹いっぱい」(生見)、「この温かくて穏やかな空気がガラッと変わっちゃったなと」と圧倒されっぱなしだった。

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そんな隊員たちの活躍ぶりに、賀来は「現場に行かなきゃ行かないで、行きたくなりますね。MER病ですね(笑)」と言い、一切現場に出ない赤塚東京都知事役の石田は「私も事故現場に行きたいです!」と熱望していた。

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最後に鈴木が「この作品をやるようになってから、子供たちから手紙をもらうんです。『自分も医者になりたい』とか、『看護師目指して頑張ります』とか。フィクションですが、僕たちがこういう映画を作ることで、誰かを救うために本当に一生懸命になって、それに人生かけるというのは、こんなに素晴らしいことで、こんなにカッコいいことなんだよっていうことを、子供たちに伝わっていたら嬉しいなと思います。医療従事者へのエールというところから始まった作品ですが、今作で新たな一歩を踏み出しています。それは、“僕たちは誰でもヒーローになれるんだ”ということ。何かが起きた時に、一歩踏み出してみる。これが人をヒーローにするんじゃないか。そして、僕たちには、全員にそうありたいと思う、人間のきれいな心が、備わってるんじゃないか。そういうテーマを僕たちなりに込めたつもりです。災害の多い国に住んでいますが、その分人と人とが繋がる、人のために何かをやるという気持ちが、人一倍強い国なんじゃないかなとも思っております。邦画のエンタメの1つの形として、自信を持って提供できる作品であったと宣言したいと思っております」と、暑いメッセージを送り舞台挨拶を締めくくった。

『TOKYO MER南海ミッション』本ポスタービジュアル

<ストーリー>
“TOKYO MER”の活躍が高く評価され、全国の主要都市である札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に新たなMERが誕生。
その一方で沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化。指導スタッフとしてTOKYO MERの喜多見チーフ(鈴木亮平)と看護師の夏梅(菜々緒)が派遣され、オペ室を搭載した中型車両=NK1を乗せたフェリーで、離島での事故や災害に対応する“南海MER”の試験運用が開始されていた。

注目を集めた南海MERだったが、運用が始まってから半年間が経過しても、緊急出動の要請はゼロ…
まったく実績を作ることが出来ず、廃止が決定的な状況となっていた。

そんな中、鹿児島県・諏訪之瀬島で突如として火山が噴火! 大規模医療事案として南海MERの初出動が決まる。

溶岩が村を焼き尽くし、多くの噴石が飛び交うすさまじい状況。
噴煙のため、ヘリコプターによる上空からの救助は不可能。
そして海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後という絶望的な状況…
しかし南海MERは、島に取り残された79名すべての命を救うために、絶体絶命のミッションに挑む。

作品概要
■タイトル:劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』
■キャスト:鈴木亮平 賀来賢人 高杉真宙 生見愛瑠 宮澤エマ / 菜々緒
中条あやみ 小手伸也 佐野勇斗 ジェシー(SixTONES) フォンチー
江口洋介 / 玉山鉄二 橋本さとし 渡辺真起子 鶴見辰吾 石田ゆり子
■監督:松木 彩(『半沢直樹』『テセウスの船』ほか)
■脚本:黒岩 勉(映画『キングダム』シリーズ、映画『グランメゾン・パリ』ほか)
■配給:東宝
■映画のマルシー: ©2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会
■公式サイト:https://tokyomer-movie.jp/
■公式X:tokyo_mer_tbs
■公式インスタグラム:tokyo_mer_tbs
■公式TikTok:tokyomer

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