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映画初主演阪本一樹 初日舞台挨拶はふんどしで登壇を決意!『サイモン&タダタカシ』特別先行上映会イベント

映画初主演阪本一樹 初日舞台挨拶はふんどしで登壇を決意!
決意表明書への署名の儀決行!須賀健太も立会人として後輩の雄姿を見届ける

オフィシャル①

第36回ぴあフィルムフェスティバルでジェムストーン賞を受賞し、PFFスカラシップを勝ち取った小田学監督の長編デビュー作『サイモン&タダタカシ』の特別先行上映会が2月12日(月・祝)にシネ・リーブル池袋にて開催。小田監督と、本作で演技初挑戦にして初主演を務めた阪本一樹、そして阪本とW主演を務め、今年デビュー20周年を迎える須賀健太が登壇し、舞台挨拶が行われた。

本作で俳優デビューを飾った阪本はもちろん、舞台挨拶も今回が初めて。緊張した面持ちで、映画を見終えたばかりの観客を前に「阪本一樹、19歳です!」と初々しく挨拶し、会場は温かい拍手に包まれた。

最初に台本を読んだ時の印象を問われると阪本は「セリフをきちんと覚えきれるか不安で、2~3日、眠れない夜が続きました(苦笑)」と明かす。デビューにして主演という大役を背負うことに関しても「主演のお話を頂いた時は不安でした」と心情を吐露し「そのためにしっかり準備をしていかないとと思い、早口言葉を練習したり、落語を聞いて真似したり、口を動かす訓練をしました」と陰の努力を明かした。

一方、阪本の事務所の先輩である須賀は、デビュー20周年!「モーニング娘。と同期ということを知って、ビックリしました。」と感慨深げ。後輩の阪本との舞台挨拶については「唯一、先輩風を吹かせられる相手なので、リラックスしてやります」とニッコリ。共演についても「事務所の後輩とW主演と聞いて、事務所に後輩がいると知らなかったので、いつの間にか俺も先輩になっていたのかと嬉しかったです」と笑顔で振り返り、現場での阪本について「カワイイなって思ってずっと見てました。見守るというよりも、本当にかわいかったです」と語る。作品に関しても「いまの日本映画にこんなチャレンジした作品、いろんなことを詰め込んだ作品があるのかと。台本を読んで『どう映像にするの?』と興味がわいたし、だからこそそれに関われるのが嬉しかったです」と充実した表情を見せた。

小田監督は本作について「ロードムービーにしたいということは企画当初から思ってました。スカラシップは『やりたいことやっていい場』と知り、ジオラマやアニメ、自分の思いを全部盛り込むことができました」と力強く語る。

印象深いシーンについて、阪本は「須賀さんとの河辺でのキャンプのシーンで、須賀さん演じるタダタカシとじゃれ合うシーンは、改めて映画を見ていいなと思いました」と述懐。小田監督は、サイモンがうまくいかない恋に涙を流すシーンが忘れられないそうで「何度か撮り直してもうまくいかなかったので、目薬でもいいかな?とも思ったころに素晴らしい涙のシーンが撮れて。さらに阪本くんが『タダタカシのことを思ったら泣けました』と言った時は、鳥肌が立ちました。2人で公園とかで稽古をしたりしてきたけど、積み重ねた思いが阪本くんに伝わったのかなと思いました」と阪本さんの短期間での成長に目を細めていた。

そして、この日は阪本が、3月24日(土)の映画初日に向けて、決意表明を実施!劇場を必ず満席にすると誓うと共に、感謝の意を込めて、初日舞台挨拶はふんどし姿で登壇することを約束。これには先輩の須賀さんも心配そうな様子だったが、阪本さんは「自分にやれることをやりたい」と決意は固い模様。「貧弱なので、筋肉をつけて頑張りたい」と肉体改造を誓っていた。

オフィシャル②

また、舞台挨拶終了後には、阪本さんと須賀さんが、観客のひとりひとりにバレンタインのチョコと映画のチラシをプレゼントする、サプライズファンサービスを実施し、観客ひとりずつに丁寧に感謝の思いを伝え、映画をアピールしていた。

『サイモン&タダタカシ』
公式サイト:http://saimon-movie.com/

3月24日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開