2012年大ヒットとなった実写版『るろうに剣心』の待望の続編、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』が、今夏2部作連続で公開される。本作の公開に先立ち、6月5日、東京・六本木ヒルズアリーナにて、完成披露レッドカーペットイベントが行われ、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、蒼井優、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也の豪華キャストと、大友啓史監督が登場した。
この日、あいにくの大雨にもかかわらずファン約1,200人が集結。登壇者たちは大歓声を浴びながら、じっくりと時間をかけて握手やサインなどファンサービスを行った。
『るろうに剣心』は、シリーズ累計5800万部を超える大人気コミックを大友啓史監督がメガホンをとり実写映画化。世界64カ国に配給され、31カ所の国際映画際に出品されており、作品完成度の高さを世界的にも証明している。そのシリーズ完結作『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』が遂に完成し、大きな期待を集めている。
前作に引き続き緋村剣心役を演じた佐藤健は、「ものすごくハードな撮影だったので、クランクアップまで誰も死なずに最後まで撮りきれるのかという不安と闘っていたかと思うと、今日こうしてこの場に立っていることがとっても感慨深いです」としみじみ。「このスタッフ、キャストメンバーで撮れたことを心から誇りに思う。早くこの映画を皆さんに観ていただきたいです」と胸を張った。
作品の手応えを聞かれると、「ヤバイっすね！」と一言。「大友さん、遂にやっちゃったなって感じ。これは事件になりますね。僕はただ必死に“剣心”に向かいあっていただけ。前回よりパワーアップしたものが作れたと思います」とコメント。
ヒロインの神谷薫を演じる武井咲が、「今回は、（佐藤と）一緒にいる時間が少なかったので、ちょっと寂しかったですね」と話すと、会場からは「ヒュ～！ヒュー！」と冷やかしの声があがる一幕も。
藤原竜也は、剣心の最狂の敵・志々雄真実を演じて、「今までに経験したことがないくらい激しい撮影でしたね。でも、剣心に引っ張ってもらって良い志々雄ができました。大友監督のもと自由に遊ばせてもらい、限界までやりました」と振り返り、満足気な表情をみせた。
四乃森蒼紫役の伊勢谷友介は、「大友監督の作品に出演するたびに、自分の限界を超えさせてもらっています。アクションもたくさんあって体力的にも大変だったし、前作を超えなければいけないプレッシャーもありました。みんなで目標を高く持って頑張りました」。
相楽左之助を演じる、ムードメーカー的存在の青木崇高は「2年前とは違う興奮で今ここに立っています」と、撮影後久しぶりに会う共演者との再会に嬉しそう。
美しい女医・高荷恵役の蒼井優は、「前作とほぼ同じ出演者や撮影スタッフと撮影ができ、前回の記憶をなぞることなく、また新たに素晴しい組になったと思う。自分も参加できて幸せでした」と参加の喜びを語った。
神木隆之介は、「大好きな作品、大好きな瀬田宗次郎を演じられて本当に光栄。好きだったからこそ、自分の中でハードルを高く設定して演じることができました」とし、「健くんの殺陣（たて）は本当に素晴しい。僕もそれを一生懸命追いかけました」と佐藤をたたえ、目標にしていたことを明かした。
斎藤一役の江口洋介は「本当に大変なアクションの連続でした。スタッフも不眠不休で頑張った。とてもいい作品ができました」と満面の笑みを浮かべた。
大友監督「俳優だけでなく、スタッフみんなが僕の無理なオーダーに応えてくれて限界まで頑張ってくれました。精魂込めて作ったとても大切な作品。すばらしいエンターテインメント作品になっていると自負しています」と自信満々。
また、前作でも実施された「“るろう人を探せ！”全国横断キャンペーン Part2」の実施が決定され、ステージにるろう人長尾卓也が登場。キャスト陣にサインされた車に乗り込み、本作のPRのため全国に旅立った。
最後に佐藤健が、「日本映画の歴史が変わる瞬間を是非、劇場で体感してください！」と力強くメッセージを伝え、会場の熱狂はそのままにイベントの幕を閉じた。
映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』
公式HP：http://www.rurouni-kenshin.jp
8月1日（金）より『るろうに剣心 京都大火編』
9月13日（土）より『るろうに剣心 伝説の最期編』
2部作連続全国ロードショー！
