Open Close

ジャッキー・チェン、ジャッキーちゃんに酔拳伝授! ジャッキーの生歌披露にファン歓喜! 映画『ライド・オン』来日舞台挨拶

DSC_8695

映画『ライド・オン』のジャッキー・チェン来日舞台挨拶が、6月11日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、来日中のジャッキー・チェンと、ラリー・ヤン監督、ジャッキーちゃん、そして宣伝アドバイザーの山田くんが登壇した。

ジャッキー・チェン芸歴50年・祝70歳という節目の年に日本公開を迎えた『ライド・オン』。その公開を記念して、急遽ジャッキー・チェンが緊急来日。本作での海外プロモーションは、今回日本のみ。日本愛に溢れるジャッキー本人たっての希望で約13年ぶりの来日が実現した。本作は、かつては伝説のスタントマンでありつつも、現在は孤独な老スタントマンとなったルオと、疎遠になっていた一人娘・シャオパオの2人が愛馬・チートゥをきっかけに再会したことで、スタントマンとして復活し父と娘と愛馬”の家族愛を描く、アクション超大作。

DSC_8488

DSC_8522

大歓声に迎えられて登場したジャッキー・チェン。今回の来日について「日本のファンの皆さんは長年ずっと応援してサポートしてくれて、この間も私はいないんですが、誕生日パーティーを開いてくださいました。コロナ禍で(来日が)実現できなかったんですが、やっと来ることができました」と、感謝の気持ちを持って来日したことを吐露。「私は今いろんな映画をストップなしで出演していて、コロナが終わって3年の間に5本の作品に出演しました」と忙しい最中の来日となったことを説明。

DSC_8505

長年、ジャッキーの大ファンだったというラリー監督が熱望した作品だが、ジャッキーは「完成していない脚本を渡されて、とても情熱を感じました。そのときはまだ完璧ではなかったが、1か月もかからないうちに見事な脚本を完成させてきたんです。その情熱で出演を決めました。僕にとっても大きなチャレンジでした」と振り返る。

監督は、ジャッキーの主演について、「長年大ファンでしたので、いつか映画を撮りたいと思っていましたが、(いざ実現すると)“カット!”をかけるのを忘れて見てしまったり・・・。まずは心を静かに整理してから撮影に入りました」と、ファンならではの葛藤もあったよう。

そして、本作の見どころでもある馬のシーンに力を入れたという。ジャッキーは「現場では馬に触れるのは僕だけ。毎日馬と対話して、声をかけて僕の声を覚えてもらった。でも馬は大変でした。両足を踏まれて腫れたこともありました」と苦労を語るも、「その馬が帰るときはみんなで涙を流しました」と馬との蜜な関係性を築いていた様子。

13年ぶりの日本ということで、食べたいものや行きたいところを聞かれると、「カニ! 九州ラーメン! わさび!」と日本語で応えるジャッキー。短い来日のためゆっくり滞在することはできないそうで、「帰ったら、撮影です」と話した。

DSC_8556

DSC_8560

DSC_8568

ここで、ジャッキー・チェンを愛して止まない2名が登場。1人めは、ジャッキー大ファンの“山田くん”。緊張しながらもジャッキー愛を熱弁し、自ら考えてきた宣伝コピーをジャッキーに伝授する場面も。ジャッキーから「俳優になれば?」と勧められ、「やるしかないでしょ」とやる気満々。最後はジャッキーにハグされ嬉しそうな笑顔を見せていた。

DSC_8576

DSC_8595

DSC_8619

もう一人は、ジャッキー・チェンのモノマネをするジャッキー・ちゃん。ジャッキーのモノマネを本人の前で披露し、ジャッキーを笑わせる。そして、ジャッキーちゃんが「モノマネするネタの伝授」をおねだり。すると突然、酔拳を披露したジャッキー。その姿に会場は大いに沸きあがり、本人も満足気。終盤では、会場に流れる主題歌に合わせ、ジャッキー本人が生歌を披露する一幕も。最後までファンへ大サービスの舞台挨拶は、またの再会を約束し、終始笑顔のまま幕を閉じた。

DSC_8606

DSC_8632

DSC_8693

DSC_8644

DSC_8680

DSC_8702

映画『ライド・オン』
<STORY>
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・チートゥとエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。ある日、チートウの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが競売にかけられる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホア(グオ・チーリン)を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。チートウに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー(ユー・ロングァン)が、チートゥを買い取りたいと申し出るがルオは請け合わない。昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する姿に反発したシャオバオとも溝ができてしまう。結局は裁判で負け、チートウをホーに譲る事になったルオ。シャオバオは、仕事にも家族にも命をかけることでしか愛を伝えられない不器用な父の為に愛馬を返して欲しいとホーに懇願するが・・・

■監督・脚本:ラリー・ヤン
■出演:ジャッキー・チェン リウ・ハオツン グオ・チーリン ユー・ロングァン アンディ・オン ジョイ・ヨン ユー・アイレイ シー・シンユー
レイ・ロイ ウー・ジン
■配給:ツイン
■原題:龍馬精神
■英題:RIDE ON
■中国公開:2023年4月7日公開
■コピーライト:
©2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD.
©2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
■中国/2023年/126分
■翻訳者:小木曽三希子

絶賛公開中!!