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齊藤京子初主演『恋愛裁判』第30回釜山国際映画祭「アジア映画の窓部門」出品決定!! 劇中アイドルグループ解禁!

世界が注目、深田晃司監督最新作
齊藤京子初主演映画『恋愛裁判』
第30回釜山国際映画祭【アジア映画の窓部門】出品決定!
劇中アイドル「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーも解禁
アイドル経験を持つキャストがアイドル役を熱演!!
劇中曲・劇伴音楽の制作は「agehasprings」

タイトル解禁画像②(左より)仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの

日本の現代社会においてアイドルは、華やかな魅力で時に大きな熱狂を生み出す存在でありながら、その裏側で人間としての本能や感情をルールで縛られる矛盾を抱えている。本作はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター山岡真衣(齊藤京子)が、「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、煌びやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティと繊細な人間描写で描き出す。恋愛というごく自然な人間の感情が、なぜ「罪」として裁かれるのか――観る者は、自らの心に潜む「正しさ」の基準や、人の心を縛るルールの本質と向き合うことになる。

監督は『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞し、前作『LOVE LIFE』で第79回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出されるなど世界から注目を集める深田晃司。
「元アイドルの女性に賠償命令」が言い渡された実際の裁判に着想を経て、自ら企画・脚本(共同)も手掛けた約10年に渡る構想を費やした意欲作で、日本独自のアイドル文化とその暗黙のルールに鋭く切り込む。最新作となる本作でも、第78回カンヌ国際映画祭 カンヌ・プレミア部門正式出品を果たし、世界最速となる公式上映を実施。上映終了後にはスタンディングオベーションが沸き起こり、鳴りやまぬ喝采と称賛の声でカンヌの観客を魅了した。

恋に落ちる人気アイドル、主人公の山岡真衣を演じるのは、元・日向坂46でセンターを務めた齊藤京子。昨年のグループ卒業以降、ドラマやバラエティ番組に引っ張りだこの彼女が、映画初主演にしてアイドルとしての内面的な葛藤をリアルに体現。オーディションで「これは自分がやるべき映画だ」と強い思いを語り、その「清廉さ」の裏に隠された一人の女性としての素顔を演じ切った。共演には、真衣と恋に落ちる中学時代の同級生・間山敬役に、現在放送中の NHK 連続テレビ小説「あんぱん」など、話題作への出演が相次ぐ人気急上昇中の倉悠貴。真衣の所属事務所の野心的なチーフマネージャー・矢吹早耶役に、Netflix「極悪女王」など幅広い作品で活躍を続ける唐田えりか。そして、真衣に対し訴えを起こす所属事務所の社長・吉田光一役には、声優界のレジェンドでありながら、俳優としてもドラマ・映画・舞台と大活躍中の津田健次郎など実力派俳優陣が集結した。

この度、第30回釜山国際映画祭【アジア映画の窓部門】に正式出品決定!
韓国・釜山で、現地時間の9月17日(水)~9月26日(金)に実施される第30回釜山国際映画祭。国内外から集められた約300作品もの多様な映画が上映され、約20万人もの来場者を記録する、アジア最大規模の映画祭。本作が正式出品されるのは、様々な視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督の作品を紹介することを目的とした【アジア映画の窓部門】。深田監督作品が本部門に出品されるのは『LOVE LIFE』(2022年)以来、3年ぶり2度目となり、今回の選出にあたり深田監督は、「アジアの観客に届けられる作品にすることはこの映画にとって至上命題のようなものでした。こうしてアジアの主要な映画発信地である釜山でお披露目できることにひとまずホッとしています。この映画がアイドルを応援する皆さんや、今も懸命に生きている無数のアイドルたち、未来のアイドルたちに少しでも多く届くことを願っています。」とコメント。

【アジア映画の窓部門】は、近年では濱口竜介監督の『寝ても覚めても』(2018年)、瀬々敬久監督の『楽園』(2019年)、岩井俊二監督の『キリエのうた』(2023年)などが出品されており、釜山国際映画祭選考委員は、本作の選出理由を「あらゆる困難に立ち向かい自身の尊厳のために闘う女性の心を打つ物語です。今を生きるすべての彼女たちにこの映画が届くことを願います。」とコメントしている。

解禁画像①(左より)桜ひなの、今村美月、齊藤京子、仲村悠菜、小川未祐

私立恵比寿中学、STU48、いぎなり東北産…現役/元アイドルや若手俳優で構成される
劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーも解禁!!
劇中曲・劇伴音楽をagehaspringsが制作!
齊藤京子演じる山岡真衣がセンターを務める劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」(通称:「ハピ☆ファン」)。元・日向坂46の齊藤京子に加えて、4名のキャストが一斉に解禁。グループ最年少の清水菜々香を演じるのは、アイドルグループ私立恵比寿中学の現役メンバーとして活躍する仲村悠菜。クールなキャラクターで女性ファンから人気の高い大谷梨紗を、『よこがお』から約6年ぶりの深田組参加となる、俳優・小川未祐が演じます。グループ最年長でリーダーを務める三浦美波役には、アイドルグループ元・STU48でキャプテンを務めた経験もある今村美月。年下組の辻元姫奈を演じるのは、武道館公演を成功させたばかりの東北地方出身女性アイドルグループ・いぎなり東北産の現役メンバー桜ひなの。それぞれが異なるグループやフィールドで培ってきた経験を持つ彼女たちが、ひとつのグループとして集結する。

また、劇中アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」の楽曲・劇伴音楽は、第一線で活躍するアーティストや国内外の大ヒット音楽を数多く手がけているクリエイティブカンパニーagehaspringsが制作。音楽プロデューサーにはYUKI、中島美嘉、Aimer、トゲナシトゲアリらのプロデュースで知られる玉井健二を迎え、振付には数々のアイドルやアーティストの振付を手掛けた竹中夏海が参加。音楽、ダンス、ライブステージ、グッズなど、アイドルの世界を徹底的にリアルに表現し、その光と影を描き出す。

そしてこの度、「ハッピー☆ファンファーレ」の公式Instagram(https://www.instagram.com/happy_fanfare/)も開設!「ハピ☆ファン」の活動模様を動画や写真でお届けする。

釜山国際映画祭選出に関するコメント
【深田晃司監督】
映画『恋愛裁判』が釜山国際映画祭に選出されたことをとても嬉しく思います。
この作品が描くアイドルカルチャーは、特にアジア圏において巨大な熱量で発展してきた唯一無二の芸能です。
日本はもちろんアジアの観客に届けられる作品にすることはこの映画にとって至上命題のようなものでした。
こうしてアジアの主要な映画発信地である釜山でお披露目できることにひとまずホッとしています。
そしてまた、齊藤京子さんと共にステージに立つ仲間たちも発表となりました。
仲村悠菜さん、小川未祐さん、今村美月さん、桜ひなのさん。
今、ひとりひとりのお名前を書きながら自然と込み上げてくるのは、彼女たちと共に映画を作れたことへの誇らしさです。
この5人だからこそのアンサンブルをぜひ楽しんで頂ければと思います。
この映画がアイドルを応援する皆さんや、今も懸命に生きている無数のアイドルたち、未来のアイドルたちに少しでも多く届くことを願っています。

【釜山国際映画祭選考委員】
『恋愛裁判』は、あらゆる困難に立ち向かい自身の尊厳のために闘う女性の心を打つ物語です。
今を生きるすべての彼女たちにこの映画が届くことを願います。

<STORY>
人気グループへの階段を駆け上がっているアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」。
人気ナンバー1でセンターを務める山岡真衣(齊藤京子)は偶然、中学時代の同級生・間山敬(倉悠貴)に再会し、意気投合、恋に落ちる。アイドルとしての立場と恋愛との間で葛藤していた真衣だが、ある事件をきっかけに衝動的に敬のもとに駆け寄るという行動に出るーー。
8か月後、真衣は吉田(津田健次郎)が社長を、早耶(唐田えりか)がマネージャーを務める所属事務所から「恋愛禁止条項」の契約違反として裁判所に召喚される。
「アイドルの恋愛は罪なのか!?」 審判が下る!

<作品概要>
『恋愛裁判』
企画・脚本・監督:深田晃司
共同脚本:三谷伸太朗
出演:齊藤京子 倉悠貴
仲村悠菜 小川未祐 今村美月 桜ひなの
唐田えりか 津田健次郎
製作:「恋愛裁判」製作委員会
製作幹事・配給:東宝
制作プロダクション:ノックオンウッド、TOHOスタジオ
コピーライト:©2025「恋愛裁判」製作委員会
公式HP: https://renai-saiban.toho.co.jp/
公式X:@ren_ai_sai_ban (https://x.com/ren_ai_sai_ban

2026年1月23日(金)全国東宝系にて公開!