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伊藤健太郎の演技の振り幅に「こいつ頭おかしいんじゃないかと思うくらい」と山口監督絶賛! 伊藤と監督のイチャイチャぶりに、筧美和子も嫉妬!? 映画『静かなるドン』前編公開記念舞台挨拶

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『静かなるドン』前編の公開記念舞台挨拶が、5月13日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の伊藤健太郎をはじめ、共演の本宮泰風、筧美和子、三宅弘城、坪倉由幸と、山口健人監督が登壇した。

「週刊漫画サンデー」にて1988年~2013年まで連載され、累計発行部数4500万部を突破している大人気漫画、「静かなるドン」が令和版で映画化!本作は、昼はサラリーマンの草食系男子で夜は暴力団総長の二つの顔を持つが、カタギでい続けることを願い奮闘する姿を描く。

大ヒット人気シリーズ「日本統一」の本宮泰風が出演・総合プロデュースを務め新鮮組の組員としても出演。近藤静也役を伊藤健太郎、静也が思いをよせる同僚・秋野明美役に筧美和子、新鮮組の若頭・鳴戸竜次役に深水元基、新鮮組ナンバー3の生倉新八役に三宅弘城、新鮮組ナンバー4・肘方年坊役に坪倉由幸、鬼州組四代目の妻・坂本龍子役に内田慈、新鮮組の姐さんで静也の母・妙役に筒井真理子、そして、静也と対立する鬼州組の組長・坂本健役に寺島進ら、錚々たる顔ぶれが揃った。5月12日より全4話/2話ずつ2週連続公開する。

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静也のキャスティングが決まった時について、伊藤は「世代的にはドンピシャの世代ではないんですが、そんな僕も、地元の仲間たちもみんな(静かなるドンという)名前を1度は聞いたことのあるような有名な作品に静也としてやらせていただけるというお話をいただいたときは凄く嬉しかったです」と参加を喜ぶ。

現場の雰囲気も良かったようで、「めちゃくちゃ楽しかったです。ずっと笑っていた記憶があります」と回顧した。

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笑いの源ともなるのが三宅と坪倉の二人。坪倉は「僕はお笑いしかできないですからね(笑)。三宅さんに引っ張っていただいて色々楽しみました」と言うと、すかさず三宅が「坪倉さんあっての僕ですから」とお互いを称えあう。坪倉は「監督が細かく指示をしてくださって、そのあとに『適当にやってくれ』と。三宅さんとは初めてでしたが、自然な感じで息があった演技ができたと思います」と満足気。

MCから「先ほど相方よりもよかったと仰ってましたよね?」と言われ「いや、マスコミがいるんで・・・(笑)。(三宅さんとは)めちゃくちゃやりやすかったです」と苦笑い。監督も「もう観客として単純にこの2人はどういうネタを仕込んでくるんだろうと(楽しみにしていた)」と吐露。坪倉は「なにより伊藤さんが笑ってくれるのが凄く嬉しくて。もう可愛くて、伊藤さんの笑顔を作るためにやっていました」と笑うと、会場から「なるほど」とばかりに大きな拍手が起こった。

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伊藤も「本場中に笑いをこらえるのが大変なくらい面白くしていただいたので、僕も現場でそれをスクリーンで観るのが凄く楽しみでした。皆さんにもたくさん笑っていただけいるんじゃないかと思います」と太鼓判を押す。

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久しぶりに仲間が揃ったこの日。筧は暴力団新選組について「でも、現場では本当に怖かったですが、皆さんが本当にカッコ良くて。(自分は)これは“静かなるドン”だったんだと忘れかけてしまうような、昼の静也の普通の生活の部分の撮影が多かったので、ヤクザのシーンは本当に新鮮でした」とコメントした。

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さらに、「昼の撮影はとても平和だったんですが、監督と伊藤さんが本当に仲が良くて、ラブラブになっていくのを隣で見ていて、私がヒロインなんだけどな・・・と(彼氏を)取られたみたいな感じになっていました」と嫉妬する一幕も。 その言葉に伊藤は「監督にお揃いのタンブラーをプレゼントしました」と明かし、監督も「『これで温かいコーヒー飲みな!』って言って。もう皆んなに自慢しました(笑)」と嬉しそう。筧は「私、もらってない・・・」と寂しがり、本宮は「自由恋愛なので、仕事さえちゃんとやってくれれば(笑)」と容認?していた。

そんな伊藤の演技を監督は「本当に昼の顔と夜の顔のギャップが凄くて、こいつ頭おかしいじゃないかと思うくらいでした(笑)。そのふり幅をぜひ楽しみに観ていただきたいです」と伊藤の演技力をアピール。

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また、静也の昼の顔と夜の顔の二面性にちなみ、自身のエピソードを問われると、坪倉は「僕は夜の方がエロイです。夜の方がハゲてないとは言えないからね。あ、やっぱり昼もエロイです」と言い、会場を沸かす。三宅は「実はお菓子作りが好きなんです」と告白。「宮藤官九郎さんの誕生日の日に、(リンゴの)紅玉を手に入れてアップルパイを作ってプレゼントしました。初夏だったんですが、紅玉は秋に出るのであまりないんです。あとはジョナゴールドも買って」と手の込んだプレゼントをしたが、「宮藤さんには気持ち悪いって言われましたね」と笑い飛ばすも、意外な一面に観客も驚きの声をあげていた。

筧は「最近、健康のために1日1万歩を目指して歩いているんですが、気づいたらビールを飲んでいるという(笑)」と。「(二面性は)何もない」という本宮に、坪倉が「こう見えて、めちゃくちゃ優しいんです」と言うと、三宅が「女性座りをするんですよね」と笑った。

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監督は「自分は現場ではよく喋るんですが、終わると一切喋らないんです」と。すると伊藤が「現場に朝早く来た監督のスイッチがまだ入っていない時、もう死んだような顔をしているんです」と言い、筧に「そんな監督もいいんだよね?」と聞かれ「大好き!」と伊藤。ここでもイチャイチャぶりを発揮していた。

最後に伊藤が「仮に静也が僕じゃなくて他の誰かがやっていたら、映画を観たときたぶん凄く嫉妬してしまうだろうなと思う。僕自身も大好きな作品が出来上がりました。今の時代にも必要な要素や刺さるセリフがたくさんあるので、ぜひそういう部分も含めて楽しんでいただきたいです」と自信をのぞかせ、「そして、観客の皆さまのお力があれば、もしかしたらこの後もまた舞台挨拶の形で皆さまにお会いできることがあるかもしれませんので、ぜひ(本作を)広めていただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

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『静かなるドン』
【あらすじ】
関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子近藤静也。けれど、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せ。
しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きるのだった・・・。
普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也。いったいその危機とは!?そして新鮮組の行く末は・・・!?

伊藤健太郎
筧美和子 深水元基 本宮泰風
三宅弘城 坪倉由幸 内田慈 朝井大智
小西貴大 藤井陽人 今野杏奈 宮崎吐夢 金橋良樹 飛永翼 香川幸允
御子柴彩里 鈴木裕樹 兒玉宣勝 斉藤天鼓 舘昌美 中村公隆 本田広登 川﨑健太 喜矢武豊
筒井真理子 寺島進

監督/脚本:山口健人
総合プロデュース:本宮泰風
原作:「静かなるドン」新田たつお(実業之日本社 刊)
脚本:吉﨑崇二(QueenB)
音楽:formusic records

製作:英田理志 人見剛史
エグゼクティブプロデューサー:前田利洋 鈴木祐介
プロデューサー:河野博明 丸田順悟
制作プロデューサー:菅谷英一
配給:ティ・ジョイ

© 2023「静かなるドン」製作委員会
公式サイト:reiwaoutlaw.com
Twitter:@reiwa_outlaw

前編・後編 各1週間連続上映!
【前編】5/12(金)~18(木)【後編】5/19~25(木)