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上白石萌歌、ポケモン語に苦戦するも「私もポケモンに育てられた」と共感! 『劇場版 ポケットモンスター ココ』公開アフレコイベント

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『劇場版 ポケットモンスター ココ』の公開アフレコイベントが、11月28日、東京・アバコクリエイティブスタジオにて行われ、本作の声優を務めた、上白石萌歌、中村勘九郎、山寺宏一、中川翔子が出席。質疑応答には、矢嶋哲生監督も参加した。

「ポケットモンスター」の劇場版23作目となる本作は、森を舞台に、人間の少年のココと、ココを育てたポケモン・ザルードの親子の愛を描く“絆”の物語。ポケモンに育てれらた少年・ココ役を上白石、森でココを見つけ育てた幻のポケモン・ザルード役を中村、研究所のゼッド博士役を山寺、研究員のカレン役を中川が演じる。

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上白石は「ポケモンに育てられた少年の役だと聞いて、自分のことだと思いました。私もポケモンに育てられたと言っても過言ではないくらい、生まれた時からずっとそばにいてくれた存在でした」とポケモンの存在感の大きさを吐露。また、幼少期にメキシコで生活した経験があることから、「海を越えてポケモンが一つの共通言語みたいになっていたので、自分が映画の一部になってお届けできるのが感慨深いです」と、しみじみ。

公開アフレコでは、上白石が「ザザルルルトザ!」というポケモンの言葉を披露するも、「子どものころにアニメを観ていた時は『これはポケモン語だ』ということは意識せず、自然に何を言いたいかが伝わっていたが、いざ自分がポケモン語を話すとなると、すごく難しい」と苦労した様子。続けて「台本にはカッコ書きで意味が書いてあるけれど、それはお客さんには伝わらないことなので、いかにそういう心持ちで言葉を発するかが難しかったです」と述べた。

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また、男の子の声に初挑戦した上白石。音響監督から「女の子は頭で怒るけど、男の子は腹で怒るんだ」と助言を受け、「重心を下げて、膝を曲げて、いつでも動けるように、なるべくココと同じ体勢で声を吹きこみました」と説明。

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一方、声優初挑戦となる中村は、「とにかくウチの子供が出演を大変喜んでいまして」と父親の顔を見せつつも「緊張しましたがとても楽しかったです」とニッコリ。監督から「姿勢が低く、最後に4つ足になっちゃうんじゃないかと思うくらいでした(笑)。最初からザルードがいると思うくらい安心して見ていられました」と太鼓判を押されると、「姿勢がどんどん低くなって、そのたびにマイクを下げてくださってすみませんでした」と照れていた。

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山寺は、23年連続でポケモン映画に参加。「毎回違う役で出させていただいていますが、今回も気持ちを込めてやりました。これでダメだったらもう来年ないと思うので、一生懸命やりました」とコメントし、会場を沸かす。

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中川は、「これまでアフレコは1人で吹き込むことが多かったのですが、今回は山寺さんと一緒だったので緊張しました」としながも、山寺との共演を喜び、自身の役がらについて「今回は自分とは真反対の女性。引きの演技、ウイスパーボイスで頑張りました」と振り返り、「リケ女興奮します!」と笑顔を見せた。

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また、このコロナ禍で太ってしまったという中川だが、「激太りしましたが、5kg痩せました。秘訣はウォーキングとご飯とゲームに夢中になること。ポケモンのおかげでダイエットできました! 体形をキープすることの大切さから、いかに人間力をキープすることが大事かということを学びました」と語り、「(アフレコのとき)山寺さんにTシャツをプレゼントしたら、その場で着てくださって! 山寺さんをみて、長く生き残るには人間力なんだなと実感しました」と明かしていた。

「劇場版ポケットモンスター ココ
公式サイト:https://www.pokemon-movie.jp/

12月25日より全国ロードショー!