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加藤シゲアキ、行定勲監督登壇! 『ピンクとグレー』公開記念!今だから言える裏話も!?監督×原作者が作品について語る! スペシャル初日舞台挨拶

主演:中島裕翔×原作:加藤シゲアキ×監督:行定勲
幕開けから62分後の衝撃!
ピンクからグレーに世界が変わる゛ある仕掛け″に、
あなたは心奪われる―。

映画『ピンクとグレー』

『ピンクとグレー』0109行定監督

累計発行部数40万部を突破。芸能界の嘘とリアルを現役アイドル加藤シゲアキ(NEWS)が描いた問題作を、初主演・中島裕翔を迎え、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。1月9日(土)に公開初日を迎え、大ヒット上映中だ!

9日、日中には行定勲監督、総勢7名登壇の初日舞台挨拶イベントを実施。さらに、夕方、映画の舞台の1つとなっている渋谷にて、初日舞台挨拶イベントが実施され、行定勲監督と加藤シゲアキが登壇した。

満員御礼の会場の中、「本作の原作者をつとめます、加藤シゲアキです。」という挨拶からスタートした本イベント。5年前の原作執筆、そして昨年1月の撮影と長い年月を経て、ようやく公開初日である本日を迎えたことに両名とも感慨深い様子。
監督と原作者というクリエイター同士のトークは、公開された今だからこそ言えるという裏話が満載。

もともと、映画化の企画が持ち上がる以前より親交があったという2人は、気心が知れた様子で、トークは終始和気あいあいと進行した。また、詰めかけた観客へ質問したい事はありますか?と声をかけ、その場でファンからの問いかけに応える一幕も。サービス精神旺盛な2人に場内は大きな盛り上がりを見せ、笑いと拍手に包まれるなか、イベントは幕を閉じた。

<イベント内容>
【挨拶】
加藤:原作者の加藤シゲアキです。映画ならではの魅力があったと思うんですが、みなさんご覧になっていかがでしたか?(場内から大きな拍手)ありがとうございます!何回見てもらってもかまわないので、是非1人5回は見てください(笑)。どうぞよろしくお願いいたします。

行定:監督の行定勲です。こうやって原作者の方とトークショーをするというのはなかなか無いのですが、どうなることやら(笑)。しかし、初日満員というのは久々に見ました。たくさん劇場に詰めかけて頂いているようで本当に嬉しいです。ありがとうございます。

Q.いよいよ公開初日を迎えての感想は?
加藤:最初は公開初日という実感はなくて、今日も実はここに来る前に渋谷で別の映画を見ていたんですが(笑)渋谷の書店や駅に「ピンクとグレー」がすごく多くて、おお、本当に始まったんだなと思いました。
この小説を書いたのは5年前なんですが、1人で暗い部屋で暗い話を書いてて、あーこれどうなるんだろうな、なんて思っていたんですが、そこから、今こんなに明るい場所に立たせて頂いている事が本当に嬉しいです。やっとこの日を迎えて安心しました。

行定:僕はいわゆる原作付きの映画をやることは多いのですが、「ピンクとグレー」というのはものすごく映画的な小説だと思っていました。加藤くんに本人からも映画の影響を受けてるという話も聞いたんだけど、文体にそれがにじみでてる。そこがスゴイ。
そんな映画的な、素晴らしい小説をそのままなぞっても予想通りになるだけだから、僕は更に映画的に裏切るような仕掛けを作りました。小説を読んでる人もなるほどね、と思ってもらえると思う。この原作に出会えたおかげで、こんな風に冒険させてもらえて、寛容に見守ってくれた原作者である加藤君には感謝です。

Q.映画の中で一番好きなシーンは?
行定:(中島が演じる)彼が、週刊誌にスキャンダルを掲載されて、恋人に問いつめられた時にわざとらしく「ふぁあ?」ととぼけた後に怒り出すところ。あの役の人間としての小ささが凄く良く出てるよね(笑)。あの裕翔の演技はすごく好きであの裕翔は何回観てもいいなあーって。いいよねえ、浮気を問いつめられて、しらを切って逆ギレって、小さくて(笑)でも許してあげてね(笑)

加藤:たしかに(笑)。僕だったらもうちょっとドーンとしてるかも。「に、似てる人じゃない?」みたいな(笑)

加藤:僕はラストシーンが一番好きです。(映画と小説は)描いているテーマが違うとおもったんですね。小説は小説、映画は映画でそれぞれ描いているテーマがあると思うんですが、小説はなんというか屈折した友情というか、愛でも恋でもない関係性がテーマかなと思うんですが、映画はその先の訣別まで描いていて、「あ、そういう風になっていくのかもな」と思って、それがすごく発見でした。

Q.もし自分が演じるとしたらどの役がやりたかった?
加藤:難しいなー。本編を見る前だったら主役がやりたかったかも。でも裕翔がすごく良かったから。あと、あの役は大変そうな濡れ場があるからなあ(笑)。裕翔と夏帆ちゃんと話す機会があったんだけど、その時に「アクションシーンみたいだった」って言っていて(笑)。(撮影する上での)制約とかも凄くあるんですよね。

行定:俺?考えたことなかったな。うーん、菅田の役かな。ボコボコに殴られながら笑ってる役っていいよね。やってて気持ちよさそう。

Q.公開までは伏せられていたんですが、加藤さんはカメオ出演されているそうですね!
(観客に向かって)皆さんの中で気づいた方はいらっしゃいますか?(3分の2程度挙手)結構皆さん気づかれているんですね!どういった経緯でこの出演が決定したんですか?

加藤:行定監督とご飯をご一緒した時に冗談半分で「出してくださいよ!」って言っていたら、本当に実現してくれた、という感じですね。あんなにピントをあてなくても良かったんですが(笑)。
もともと、どこかで撮影現場にはご挨拶に行きたいと思っていて、その時にじゃあ、という話になって。夕方から現場に行って夜8時ぐらいには帰るつもりだったんだけど、その日すっごい現場が押して夜12時ぐらいまでかかったんです。僕はあくまでエキストラなんで、すみっこでじっと待ってました(笑)本当にふらーっと現場にいったので服も私服だし。

行定:他の役で出てもらう案もあったんだけどなかなか難しくて。でもあのシーンは面白いシーンだと思うよ。

【STORY】
大人気スター俳優・白木蓮吾が、突然、死んだ。
第一発見者は幼い頃からの親友・河田大貴。蓮吾に何が起きたのか?
動揺する大貴は、6通の遺書を手にする。遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れる。初めてのキャッチボール、バンドを組んで歌ったこと、幼馴染のサリーをとりあった初恋・・・。いつも一緒で、いつも蓮吾が一歩先を進んでいた―。輝かしい青春の思い出と、蓮吾を失った喪失感にもがきながらも、その死によって与えられた偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。なぜ、蓮吾は死を選んだのか?なにが、誰が、彼を追い詰めたのか?蓮吾の影を追い続ける大貴がたどり着いた“蓮吾の死の真実”とは―。

芸能界の嘘とリアルを現役アイドル加藤シゲアキが描いた問題作を、『GO』『世界の中心で愛をさけぶ』の行定勲が、映画初出演・中島裕翔を抜擢し、映画化。幕開けから62分後の衝撃。ピンクからグレーに世界が変わる“ある仕掛け”に、あなたは心奪われる―。

出演:中島裕翔 菅田将暉 夏帆 岸井ゆきの 宮崎美子/柳楽優弥
監督:行定勲 脚本:蓬莱竜太・行定勲 原作:加藤シゲアキ「ピンクとグレー」(角川文庫)
音楽:半野喜弘  製作:「ピンクとグレー」製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会
公式サイト:http://pinktogray.com
公式Facebook: :pinktogray
公式Twitter:@pinktograymovie

全国大ヒット上映中!