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トム・クルーズ、「僕は人生を映画に捧げている!」 今作も新たなハードアクションに挑戦! 映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の来日記者会見

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映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の来日記者会見が、7月18日、ザ・リッツカールトン東京にて行われ、主演のトム・クルーズをはじめ、共演のヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグと、クリストファー・マッカリー監督が出席した。

伝説的スパイ:イーサン・ハントの大人気アクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その最新作となる『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。ヘリコプターを操縦した“超絶ヘリスタント”、上空7620mから時速320キロで落下する、トムが長年の夢だったという”ヘイロー(HALO)ジャンプ”など、トム・クルーズ自らが、ノースタントで挑む「全て、本物」のド迫力のアクションの本作は、これまでイーサンが挑んだミッションすべてが本作の物語に繋がるというストーリー。

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壇上に上がったトムは、サイモン、ヘンリー、監督とそれぞれハグをし、「日本に戻ってこられてうれしい。家に帰って来た気がするよ」と今回で23度目となった来日を喜んだ。

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本作の撮影時、ビルの屋上に飛び移ろうとしたところ、壁にぶつかってしまい足首を骨折するというアクシデントがあったが、「壁にぶつかった瞬間に折れたとわかったよ。とても痛かった。でも撮影が続いているので、そのままカメラの前を走ったんだ」と振り返った。
その時の様子を監督は「かなり腫れていたから(骨折したと)すぐにわかったよ。でもトムには『きっといいことに繋がるよ』と伝えたんだ」と話しながらも、「でも、実はそのとき脚本がまだ全部出来上がってなかったんだ。(脚本完成まで)時間が稼げてよかった」とジョークを飛ばし会場の笑いを誘った。
医者から回復には9か月かかると言われたそうだが、「僕は6週間で(撮影に)戻りたいんだと伝えたら、先生は呆れた顔をしてたよ。結局6週間で戻ったんだ (笑)。 その後、ロンドンの撮影で、全速力で走ったし、ノルウェーの崖も登ったんだ」とあっけらかん。驚異的な回復ぶりに報道陣も驚いていた。

本シリーズでは毎回全力疾走するイーサン(トム)だが、「ロンドンの撮影では、本作でこれが走るシーンの最後だったから、彼は本当に全速力で走っていたね」と監督。そのためか、その後数日間歩けなってしまったトムは電動カートで移動していたとのこと。それを見ていたヘンリーが「僕は単純に、なまけてるのかと思ったよ(笑)」と言うと、サイモンは「トムのケガばかりクローズアップされているけど、僕も紙で指を切ったよ!」と憤慨(笑)。絶妙なチームワークでトークを盛り上げる。

その後も、今回の見どころでもあるヘリコプターのアクロバティックな操縦や、ヘイロージャンプ(酸素がほとんどない成層圏ギリギリから下降し、地上寸前でパラシュートを開くという降下方法)に俳優として初めて挑戦した話に及ぶ。何回もリハーサルを重ね、全てスタントなしで自身で臨んだトム。その緻密なスケジュールと細かな撮影方法を身振り手振りで詳しく説明してくれた。

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同じくヘリコプターでの撮影に臨み、トムとバスルームで激しいバトルを繰り広げたヘンリーは、「彼とのシーンはいつも僕は涙目だったよ。毎晩、寝るときに体が痛くて寝付けなくなるぐらいだった」と激しいシーンを吐露。トムも「何回投げたかわからないくらい。青あざだらけだったね」と笑った。『マン・オブ・スティール』で演じたスーパーマンと比較し、「スーパーマンはほとんどCGだったから、こっちの作品はとても大変だったよ」と苦笑いするヘンリーだった。

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トムが「楽しい撮影だったよ」と話すと、すかさず「あなただけ楽しかったんだ。他は楽しくないよ(笑)」と軽口を叩くサイモン。本シリーズでも3作目の共演となるが、いつもトムからココナッツクリームケーキを送られてくるとのこと。「どうやらトムは糖分を他人に与えることが好きみたい。このケーキを“クルーズケーキ”と呼んでいるのさ。そのせいでお腹の6パックが崩れてしまうんだ」と明かし、トムと顔を見合わせ大笑い。

クリストファー監督は、「僕は彼らにカメラを向けているだけさ(笑)」と笑いながらも、「もの凄く過激なシーンは編集で作りあげるのが普通だが、彼ら俳優が全ての力を出し切って演技をしてくれているんだ」と、トムをはじめとする俳優たちを称えた。

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また、20年以上経ってもなお、激しいアクションに挑戦し続けるトムに、「どうしてそこまでできるのか?」と質問されると、トムは「僕は人生を映画に捧げている。世界の皆さんにシェアをしていただくことが夢。アクションの前にキャラクターが大事なんだ。観ている皆さんにも体感して欲しい。残りの人生全てを皆さんが楽しんでくれるために捧げたい」とキッパリ。「他の生き方が分からないんだ」とはにかみ、「僕らの全てのスキルと、素晴らしい俳優たちの才能を全部注ぎこんだ作品を、皆さんに楽しんでもらいたい」と熱く語っていた。

<ストーリー>
盗まれたプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント”は回収に成功するが、捕まった仲間の命と引き替えに、敵にプルトニウムを渡してしまう事件が起きた。イーサンとIMFチームは、標的となった<3つの都市>の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受ける。だがCIAは敏腕エージェントのウォーカーの同行を条件とした。猶予は72時間。手がかりは“ジョン・ラーク”という正体不明の男の名前のみ。情報を得るため、やむなく収監中の敵“ソロモン・レーン”の脱走に手を貸すが、その影響で味方の女スパイ“イルサ”との信頼関係は失われてしまう。イーサンを疑い始めたウォーカーが睨みを効かせる中でのミッション遂行は動きを制限され困難を強いられたが、その確執は高まり、ついにイーサンはウォーカーとの対峙を迫られる。やがてタイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命の中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされる等、いくつもの<フォールアウト(影響)>がイーサン・ハントに降りかかる。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
原題:MISSION:IMPOSSIBLE -FALLOUT
日本公開:8月3日(金)
全米公開:7月27日(金)予定
監督・製作・脚本:クリストファー・マッカリー『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『アウトロー』
製作:J.J.エイブラムス『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・トレック』シリーズ、トム・クルーズ
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、ミシェル・モナハン、
ヘンリー・カヴィル、ヴァネッサ・カービー、ショーン・ハリス、アンジェラ・バセットほか
公式Facebook:https://www.facebook.com/missionimpossibleJPN/
公式Twitter:https://twitter.com/mimovie_jp (#mijp)
公式サイト:http://missionimpossible.jp/
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8.3(金)日本公開 2D/3D/IMAX/4D