映画『キングダム２ 遥かなる大地へ』の初日舞台挨拶が、7月15日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の山﨑賢人をはじめ、共演の吉沢亮、清野菜名、大沢たかおと、佐藤信介監督が登壇した。
2006年１月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在も連載中の大人気漫画を原作に、実写映画化。紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・嬴政（えいせい）を壮大なスケールで描く。本作は2019年4月19日に公開し大ヒットした映画『キングダム』の待望の続編。
前作に続き、信を山﨑賢人、信・嬴政の盟友である河了貂（かりょうてん）を橋本環奈、秦の六大将軍王騎（おうき）を大沢たかおという超豪華キャストに加え、今作のキーパーソンであり、華麗な剣技を披露する羌瘣（きょうかい）を清野菜名、信と羌瘣とともに戦う運命共同体“伍”のメンバー、尾平役の岡山天音、尾到役の三浦貴大、澤圭役の濱津隆之、そして今作で総大将・麃公（ひょうこう）将軍を豊川悦司が演じ、監督は佐藤信介が続投した。
公開を迎え、山﨑は「『キングダム１』も全身全霊でやらせていただいて、皆さんに楽しんでもらい愛してもらったからこそ、続編を撮ることができたなと思っています。続編が夢だったので、その夢の続きが今日から広がっていくんだなと嬉しく思います」と、感謝の気持ちを表した。
大沢は「新型コロナウイルスが蔓延する直前に撮影する予定だったんですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で撮影インすることができず、それまでの予定も全部ダメになってしまいました。一時はもう撮れないんじゃないかと思いましたが、数年後に、どうしても日本を代表する映画、ナンバーワンを超えるような作品を撮りたいという佐藤監督の思い、キャスト・スタッフのキングダムチームが一丸となって、皆さんに作品を届けることを夢見て倒れては起き、倒れては起き、精一杯頑張ってきました」と振り返り、この日を迎えたことに感慨深げ。「山﨑くんが信のように目標に向かって、仲間を信じて、ひたすら頑張り続ける、夢を諦めず突き進む、その勇気を持って臨みました。存分に楽しんでいただきたい」と力を込めた。
あらためて、「キングダム」の魅力を聞かれると、山﨑は「熱量」と答え、「信のストレートに物事を伝えたり、行動することなど、自分もこうなりたいなと思うところがたくさんある。信と一緒に自分も成長できていると感じる。普段照れくさくて言えないことでも信はしっかり言うことができるんです。そこが大好きなところです」と続けた。
吉沢は「魅力はいっぱいありますが･･･」と前置きをしつつ、「信が主役ですが、その周りにとんでもないスーパースターがいっぱいいる。王騎や麃公との戦いだったり、信もまだ手の届かない雲の上の存在みたいな人たちを信が憧れをもってみる眼差し。これは信の成長物語なんだなと感じさせるような信の表情が凄く魅力的だと思います」と明かした。
清野は「カッコいいところ！」と答え、「どの将軍も憧れるカッコ良さがあって圧倒されました」と笑顔を見せた。
大沢は「山﨑くんも清野さんもスタントなしで体当たりでアクションシーンをやっている。その姿に毎日衝撃を受けて自分の役に活かすことができて感謝しています」と、山﨑と清野のアクションを称えると、山﨑も「前作が終わってからも（アクションの）練習は続けていましたが、今作は１対多勢で馬にも乗りましたので、たくさん練習しました」と吐露。
また、演じる上で特にこだわった点について吉沢は「椅子の座り方」と述べ「座っているだけでいかに王様に見えるか」と伝えると、山﨑も「カッコよかったですよ」と吉沢に笑顔を向ける。
大沢は、撮影の予定がなくなったはずだった”夕日”のシーンをあげ、「豊川さんとは久しぶりの共演だったのですが、あまり話もせず本当に集中して撮影することができました」と満足気。
さらに、前作の公開舞台挨拶時に話した「キングダム」の続編の夢を叶えたことから、「今の夢は？」と問われた登壇者たち。山﨑は「『キングダム２』をたくさんの人に観て欲しい。そして続編を届けたい！」と力を込め、「天下の大将軍になるまでやりたいです！」と続けると、会場から大きな拍手が送られた。
吉沢は「この作品を共に作ったスタッフ、キャストたちとお酒でも飲みながらワイワイできるような日々がくること」とし、清野は「日本でももちろん、海外の方にもこの作品を観ていただきたい」と。監督も「新たな世界を作っていきたい」と意気込むと、大沢は「信にバトンを繋ぐまでやり切っていきたい」と目を輝かしていた。
最後に、山﨑が「『キングダム』はパワーに溢れた作品です。皆さんにぜひ受け取ってもらって、この夏を最高の夏にしてもらいたい。一緒に熱くなれたら嬉しいです！」とメッセージを伝え、舞台挨拶を締めくくった。
『キングダム２ 遥かなる大地へ』
＜ストーリー＞
これが天下の大将軍への第一歩だ―― 信は、漂の想いを胸に初陣に挑む！
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信(しん)（山﨑賢人）は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(えいせい)（吉沢亮）に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂(ひょう)とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(かりょうてん)（橋本環奈）や山の王・楊端和(ようたんわ)（長澤まさみ）と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかったー
半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原(だかんへいげん)に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平(びへい)（岡山天音）と尾到(びとう)（三浦貴大）と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭（濱津隆之）と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(きょうかい)（清野菜名）と名乗る人物と最弱の伍(ご)（五人組）を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶(ごけい)将軍（小澤征悦）。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・藨公(ひょうこう)将軍（豊川悦司）。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)（渋川清彦）は、無謀ともいえる突撃命令を下すー
監督：佐藤信介
脚本：黒岩勉 原泰久
音楽：やまだ豊
出演：山﨑賢人
吉沢 亮 橋本環奈 清野菜名
満島真之介 岡山天音 三浦貴大 濱津隆之 真壁刀義 山本千尋
豊川悦司
髙嶋政宏 要 潤 加藤雅也 高橋 努 渋川清彦 平山祐介
玉木 宏 小澤征悦 佐藤浩市
大沢たかお
主題歌：Mr.Children 「生きろ」（TOY’S FACTORY）
原作：「キングダム」原泰久（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）
クレジット表記：©原泰久／集英社 ©2022 映画「キングダム」製作委員会
公開：2022年7月15日（金）
☆公式サイト
http://kingdom-the-movie.jp
☆公式Instagram
https://www.instagram.com/kingdom_movie/
☆公式Twitter
https://twitter.com/kingdomthemovie
2022年7月15日（金）夢の続きが始まる！！
