Open Close

松田凌&剛力彩芽 映画『仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-』インタビュー! 松田「任侠と幕末の世界を生きられたのは贅沢なこと」 剛力「おりょうの真直ぐな心の強さを見せられたら」

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(4)

東映株式会社と東映ビデオ株式会社が立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第五弾となる映画『仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-』。

本作は、令和のヤクザが坂本龍馬になり代わるという現代と幕末を飛び越えた新感覚のタイムスリップ歴史スペクタクルムービー。Astageでは、坂本龍馬になり代わった令和のヤクザ村田恭次を演じる松田凌、そして坂本龍馬の妻・おりょうを演じる剛力彩芽にインタビューを遂行!
ムビステならではの本作の魅力や役どころへの思いを語ってもらった。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(2)

― 本作は、東映の十八番ともいえる“任侠”と“幕末”をかけた作品となりますが、まず出演オファーを受けたときのお気持ちをお聞かせいただけますか?

松田凌(以下、松田):最初にお話をいただいたときは、本当に光栄であり嬉しかったです。東映さんで任侠ものをやらせていただく、そしてその中に幕末を織り交ぜるという今までになかった企画に自分も出演させていただくということになり、台本を読んだときにこれをどう描いていくのか、そしてどう撮っていただけるのかというのが凄く楽しみでした。この期間は身も心も投じて頑張ろうと思いました。

剛力彩芽(以下、剛力):私はまず“ムビステ”という企画がとても面白いなと思いました。そして、太秦さんで撮る時代劇というのは憧れの一つでもあるので、参加できて嬉しかったです。台本を読んで、現代の話と幕末の話がタイムスリップするという設定も凄く面白いと思いました。ただ、私は幕末の時代に生きてる女性の役なので、(内容は)知ってはいるけど、役としては知っていてはいけない話なので、そこをどういうふうに演じていけばいいかと考えながら臨みました。

― 坂本龍馬の妻・おりょうといえば誰でも知っている人物ですが、今回の役についてどのように向き合っていったのでしょうか?

剛力:劇中にはほとんど女性のキャラクターが出てこないのですが、おりょうが出てくることでちょっとほっこり、安心できるシーンであったらいいなと考えました。おりょうは龍馬さんとは切っても切れない縁で繋がりがある人物。多くの方が龍馬さんを支えるという献身的なイメージをお持ちだと思いますが、彼女は自分が言いたいことははっきりと言う、芯がしっかりしているからこそ、龍馬さんについていく覚悟を持つことができるのかと。男性の皆さんとは立場は違うけれど、一本筋が通っていて真直ぐな心の強さを見せられたらいいなと思いました。

― 松田さんは、坂本龍馬はもちろんのこと、ヤクザの姿もとても迫力がありました。今日の白のスーツもとてもお似合いです。

剛力:うん。めちゃめちゃ似合ってますよね。

松田:自分が憧れていた任侠の世界と時代劇という二つの世界に生きられることは凄く贅沢なことでした。欲をいえば任侠の世界をもっとやらせていただきたかったんですけど・・・(笑)。それでも印象強いシーンになったと思いますし、本当に坂本龍馬という人物を演じることが自分の人生においてないことだと思っていたので、こういう大役を授かって凄く嬉しかったです。坂本龍馬のパブリックイメージとは少し違うキャラクターになっていますが、それがまたムビステならでは。映画や演劇で作り上げるフィクションの世界だからこそ成し得ることだと思います。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(57)

― 演じるうえで特に心がけていたことは?

松田:あまり下を向かないってことでしょうか。坂本龍馬という人物が日本の夜明けのきっかけになったと思っていますが、では坂本龍馬が何かを成し得たかと問うと答えが難しい。周りの桂小五郎であったり、西郷隆盛が、教科書に載るような事がらを成し得ている中、他の日本人が下向いても絶対に下を向かず夜明けを導こうと上ばかり向いていたが坂本龍馬。あくまで、これは僕の個人的な思いなんですが、そういう心持ちで演じさせていただきました。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(50)

― 村田恭次と坂本龍馬の演じ分けは考えましたか?

松田:タイムスリップしたことで、あくまで村田恭次が理想とする坂本龍馬になっているんです。なので、僕、松田凌が思う坂本龍馬とは違うわけで、その時は日本中の皆さんが思う坂本龍馬ではないんです。携帯の待ち受けの坂本龍馬の顔が村田恭次になった瞬間に村田に近づいていないとおかしいので、役を分けて演じるとは考えず、そのまま坂本龍馬を演じました。撮影中は今どうなっているんだ?と混乱することはありましたけど(笑)。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(80)

― 今回初共演ということですが、お互いの印象はいかがでしたか?

松田:今まで思っていたイメージ通りの方でした。華やかですし、剛力さんが現場にいるかいないかで現場の空気が違っていましたね。監督の笑顔も多くなっていました。作品の光というか華としていてくれました。なおかつ、撮影中はおりょうとしてキリッと張り詰めるような空気も醸し出してくださっていたので、足を向けて寝られないですよ(笑)。本当に支えていただきました。

剛力:ありがたいです(笑)。私は恭次の坂本龍馬としか一緒に撮影してないんです。(本物とする)坂本龍馬は映像でしか見てなくて。初めて現場でお会いしたときに、本当に龍馬さんとして生きる覚悟みたいなのを持ってここに立ってるんだなと凄く感じて頼もしかったです。現場のセットや空気に馴染んでいてオーラを感じました。初日からおりょうとしてずっとこの人を見つめようという気持ちになれたので、お芝居をしやすかったです。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(68)

― 男同士の闘いは、また違う空気感だったのでしょうか?

松田:そうですね。やはり危険性も伴うような、皆さん迫真の演技をされていましたので。だからこそとても緻密に(演技プランが)計算されていました。渦中にいる僕もそうですし、美術チームや照明チームのスタッフの皆さんがよりリアルなシーンを撮るために尽力されていました。最後の方のシーンでは自分たちの後ろが徐々に朝日に変わっていくのですが、その描写で照明が変化していく。そういう手法、ギミックを取り入れながらアクションシーンも撮っています。ぜひ映像の素晴らしさにも注目してほしいです。

― その中で、特に見どころはどこにありますか?

松田:今回、坂本龍馬を演じさせていただいて、正直もっと演じたかった気持ちもありました。作品には出てこない会うべき人たちとも会いたかったですし。掘り下げれば掘り下げるほど欲はでてきますが、映画という決められた時間の中で、今回はとても疾走感がある作品になっていると思います。舞台が幕末ということもあり、斬りあったり血が出たりと激しい戦いもあるので、そこはクライマックスにかけて見どころの一つだと思います。

― いつも舞台などでご一緒されているキャストの方も多いと思いますが。

松田:いつもご一緒させていただいた方たちとはお互いに相手がどう出てくるか分かるし、意思疎通も取りやすいという利点がありますが、逆に和田さんや剛力さんのように初めてお会いする方はとても新鮮ですし、おそらく自分が見たことのないような顔をするだろうという楽しみもあります。そういうところが作品にも詰まっていたら嬉しいですね。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(17)

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(21)

― 衝撃的なラストも待っています。

松田:あれは・・・、台本とちょっと違っていたんですけど。
剛力:私もそう思いました。完成作品を観て、あれ?って。
松田:一生懸命やったのにカットされてて(笑)。あの終わり方だと全然舞台が想像できないんですよ。
剛力:そうだよね。
松田:(舞台の)予想がより難解になっています。
剛力:舞台も凄く楽しみです!
松田:唯一異質を放っている蘭月童子にぜひ注目してほしいです。その人物が映画も舞台もキーになっているのは間違いないので。

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(15)

― それでは最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。

剛力:設定もとても面白いですし、男性キャストのいろんな魅力がふんだんに詰まっています。とにかくアクションシーンがカッコいいので、ドキドキしながら楽しんでいただきたいです。本当に思った以上に凄くリアルなのでびっくりするかもしれません。任侠作品に、これまで触れてこなかった女性の方もいるかもしれませんが、新しい面白さを発見していただければ。そして、人と人が大事な想いを伝え合う大切さも感じられると思いますし、おりょうもけっこういいセリフを言っているのでそこにも注目していただけたら嬉しいです。

松田:本当に大きく様々な看板を背負って、(作品という)船を発進させていただいたと思います。どう波に乗るかは観ていただく皆さま次第であり、本当にいい波に乗っていければどこまででも旅できるかなと思っています。映画から舞台にかけて皆さまに想像していただく余白があるし、納得していだける部分もある。各々の俳優陣が役を背負って、時代をまたいで暴れ回っているので、活劇としてももちろん楽しんでいただきながら、剛力さんがおっしゃったように、一人ひとりが胸に残るセリフを言ってお芝居をされているのでそこにも着目していただけると、この『仁義なき幕末』をより楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。春にふさわしい作品になっているので楽しんでください。

【松田凌 RYO MATSUDA】
1991年9月13日生まれ。主な出演作はミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13/EX)、舞台『東京喰種トーキョーグール』シリーズ、舞台『刀剣乱舞』シリーズ、舞台「東京リベンジャーズ」(21)、ミュージカル「進撃の巨人-theMusical-」(23)、舞台「聖なる怪物」(23)などがある。

【剛力彩芽 AYAME GORIKI】
1992年8月27日生まれ。2008年~2013年、雑誌「SEVENTEEN」専属モデルとして活躍。2011年、「大切なことはすべて君が教えてくれた」(CX)で本格的に女優デビュー。以後、ドラマ、映画、CM、番組MC等で幅広く活躍。

撮影:ナカムラヨシノーブ

【FIX】仁義なき幕末ポスター

映画『仁義なき幕末 ―龍馬死闘篇』
<ストーリー>
「俺とお前でテッペン獲るぞ」

そう誓い合った2人の男。ヤクザの若頭・村田恭次(松田凌)とその右腕・大友一平(和田琢磨)だ。
インテリの恭次が“頭”、喧嘩の強い一平が“腕”となり、2人は裏社会の頂点に立とうとしていた。

だが、敵対する暴力団が仕向けた狂犬ヤクザ・伊達唯臣(鈴木勝吾)との抗争のさなか、突然現れた
不思議な童子(荒川ちか)の力により、恭次たちは幕末にタイムスリップ。そこで恭次はある1人の男と出会う。

彼の名は、坂本龍馬(松田凌/2役)。なんと龍馬は恭次と瓜二つの顔をしていた。
なぜ憧れの龍馬が自分と同じ顔をしているのか……?
戸惑う恭次をさらに混乱に陥れるように、龍馬を狙う一味が来襲。恭次をかばい、龍馬が命を落としてしまう。
龍馬がいなければ、西郷隆盛(本宮泰風)と桂小五郎(岡宏明)の手を組ませることもできない。
この国に新たな時代は永遠に訪れない。憧れの男の死を目の前で看取った恭次は、自らが龍馬になり代わり、
龍馬の目指した日本の夜明けを実現しようと決意する。

一方、同じく幕末にタイムスリップした一平とその舎弟・高梨明(矢崎広)はひょんなことから新選組に入隊。
鬼の副長・土方歳三(石黒英雄)、沖田総司(本田礼生)、原田左之助(小野健斗)らと行動を共にすることに。

妻・おりょう(剛力彩芽)や元土佐藩士・中岡慎太郎(赤澤燈)に支えられながら新しい国づくりのために奔走する龍馬=恭次。
現代に戻りたいと願いながらも、重い鉄の掟に翻弄され引きずり込まれていく一平。
時代の荒波は、かつてテッペンを獲ろうと約束した2人の運命さえ飲み込もうとしていた。

はたして日本の夜明けはやってくるのか。
2人のヤクザが相まみえたとき、激動の幕末にさらなる事件が巻き起こる――。

【映画 2023年3月25日(土)公開】
脚本 : 毛利亘宏(少年社中)
監督 : 橋本 一

出演 :
松田 凌 和田琢磨
矢崎 広 鈴木勝吾 赤澤 燈 荒川ちか
石黒英雄 本田礼生 小野健斗 岡 宏明 江戸川じゅん兵
本宮泰風 / 剛力彩芽

【舞台 2023年4月・5月 上演】
4/27(木)~5/7(日)
東京・サンシャイン劇場
5/18(木)~21(日)
大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

作・演出:毛利亘宏(少年社中)
出演 :
和田琢磨 松田 凌
水谷果穂 石黒英雄 本田礼生 小野健斗
木津つばさ 吉田メタル 荒川ちか
岡 宏明 柏木佑介 赤澤 燈 鈴木勝吾

ムビステHP : toei-movie-st.com/jinbaku
著作権表記 : @2023 toei-movie-st ※映画舞台共通

映画『仁義なき幕末 -龍馬死闘篇-』
絶賛公開中!

舞台『仁義なき幕末 -令和激闘篇-』
4・5月 東京・大阪 上演

★松田凌さん&剛力彩芽さんツーショット 直筆サイン付きチェキプレゼント!★
応募はこちらから

202301_『仁義なき幕末』/Astage-(100)