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【第49回日本アカデミー賞】『国宝』が最優秀作品賞を含む最多10冠!李相日 監督「みんなで日本映画を、また力強く進めていきたい」と意欲!

【第49回 ⽇本アカデミー賞】
〈最優秀作品賞〉
『国宝』

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第49回日本アカデミー賞の授賞式が3月13日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、『国宝』が最優秀作品賞を受賞。『国宝』は、作品賞のほか、主演男優賞、美術賞、撮影賞、照明賞、録音賞、編集賞、音楽賞、脚本賞、監督賞を含む、最優秀賞最多10冠に輝いた。

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本作は、作家・吉田修一自身が、本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の元で3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた小説「国宝」を実写映画化。本作は、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。父を抗争の末に亡くし、上方歌舞伎の名門・丹波屋に引き取られ、稀代の女形として脚光を浴びていく主人公・喜久雄を吉沢亮、上方歌舞伎の名門・丹波屋の御曹司として生まれ、喜久雄の親友でありライバル・俊介を横浜流星、上方歌舞伎の名門・丹波屋の看板役者である花井半二郎を渡辺謙が演じ、さらに高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯ら豪華俳優陣が顔を揃えた。李相日監督がメガホンを取り、脚本は、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』などを手掛けた奥寺佐渡子が担当。中村鴈治郎が歌舞伎指導を務めた。

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監督賞にも輝いた李相日監督

◆受賞コメント
李相日監督は「ありがとうございます。もう、こういうとき、何て言ったらいいんだろうな。こうして『国宝』のみんなと、この場に立てることの喜びは、たぶん生涯忘れないです。個人的ですが、いままで他の作品で戦ってきた仲間たちもいるし、たぶん将来また一緒に戦うことになる仲間も必ずいると思うので、みんなで日本映画というものを、また力強く進めていきたいと思っております。本日はどうもありがとうございます」と、ブロンズを握りしめながら、喜びを噛み締める。
「本当にたくさんの方に見ていただき、本当に我々作り手だけじゃなくて、作品を送り届けるために、宣伝、営業、映画館の方々、観客の方々も含めて、映画というものを全員で世に訴えかけよう、世に届けようと、共に盛り上げていただいた、すべての関係者の皆さんに、本当に感謝を申し上げたいと思います」と打ち明けた。

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吉沢亮は「本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。この作品が公開されてから、いままで経験したことがないくらい、本当にたくさんの反響をいただきました。同世代の役者が『役者っていう仕事は、やっぱりカッコいいんだなと思った』と言ってくれて、それが僕の中で非常に心に残っています。芸の世界に生きている人でも、そうでない人でも、本気で何かに打ち込む姿を見ると、人はやっぱり感動するんだなということが、この映画で伝わったのかなと。本当にありがとうございます」と感無量の面持ち。

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横浜流星は「おめでとうございます。そして、皆様、ありがとうございます。本当にこんなにもたくさんの方々に作品が広がり、普段、映画館に足を運ばない方にも『国宝』観たよと(言っていただきました)。それで、すごく自信がついたというか。いいものを作れば、必ず観てもらえるんだと、すごく励みになりました」と感謝し、「日本映画界を発展させるために、自分は作品命で役を生きるのみだと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします」と意気込んだ。

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◆優秀作品賞
・『国宝』
・『宝島』
・『爆弾』
・『ファーストキス 1ST KISS』
・『TOKYOタクシー』

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司会を務めた羽鳥慎一&河合優実

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新人賞

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主題歌賞:原摩利彦feat.井口理/「国宝」主題歌のパフォーマンス「Luminance」

★第49回日本アカデミー賞 各部門最優秀賞、ほか受賞一覧★
最優秀作品賞:『国宝』
最優秀監督賞:李相日『国宝』
最優秀主演男優賞:吉沢亮『国宝』
最優秀主演女優賞:倍賞千恵子『TOKYOタクシー』
最優秀助演男優賞:佐藤二朗『爆弾』
最優秀助演女優賞:森田望智『ナイトフラワー』
最優秀脚本賞:奥寺佐渡子『国宝』
最優秀撮影賞:Sofian EL FANI『国宝』
最優秀照明賞:中村裕樹『国宝』
最優秀美術賞:種田陽平/下山奈緒『国宝』
最優秀録音賞:白鳥貢『国宝』
最優秀編集賞:今井剛『国宝』
最優秀音楽賞:原摩利彦『国宝』
最優秀アニメーション作品賞:『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
最優秀外国作品賞:『教皇選挙』

話題賞/作品部門:『ファーストキス1ST KISS』
話題賞/俳優部門:松村北斗(『ファーストキス1ST KISS』『秒速5センチメートル』)

新人俳優賞:
・河内大和『8番出口』
・白山乃愛『秒速5センチメートル』
・中島瑠菜『TOKYOタクシー』
・坂東龍汰『爆弾』
・松谷鷹也『栄光のバックホーム』
・見上愛『国宝』
・森田望智『ナイトフラワー』

会長功労賞:※永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるした映画人に対し与えられる賞
・小川眞由美(俳優)
・佐久間良子(俳優)
・杉井ギサブロー(アニメーション監督)
・田中陽造(脚本)
・毛利清二(刺青絵師)

会長特別賞:※永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるし、2025年に死去した映画人に対し与えられる賞
・いしだあゆみ(俳優)
・仲代達矢(俳優)
・原田眞人(監督・脚本)
・大谷信義(松竹名誉会長)

協会特別賞:※映画製作の現場を支える種々の職能に従事する、正賞以外のスタッフの栄誉をたたえる賞
・小川久美子(衣裳デザイナー)
・黒澤和子(衣裳デザイナー)
・新藤次郎(プロデューサー)
・西田忠光(組付大道具)

第49回特別賞:「国宝」製作チーム(企画・製作・配給・宣伝・興行の一連の功績に対して)

★「第49回 日本アカデミー賞 授賞式」実施概要
実施日:2025年3月13日(金)
会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール
司会:羽鳥慎一、河合優実
副賞協力:TASAKI
※高級宝飾ブランドTASAKIが、第48回の授賞式に副賞協力として参加。受賞者の栄誉を称え、最優秀ブロンズと共に受賞者に贈られる。

©日本アカデミー賞協会

公式サイト:https://japan-academy-prize.jp/