【 第45回 ⽇本アカデミー賞 】
〈新人俳優賞〉
磯村勇斗、尾上右近、宮沢氷魚、Fukase
今田美桜、西野七瀬、三浦透子、吉川愛
第45回日本アカデミー賞授賞式が3月11日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて行われ、各部門の優秀賞の中から、特に優れた作品や人物に最優秀賞が与えられる。授賞式の模様は同日、日本テレビ系にて放送された。
プレゼンターを務めた草彅剛は「今日は晴れ晴れしい舞台ですが、3.11ということで、日本中の皆さんが思うことがあると思います。（新人俳優賞受賞の）皆さんが出演された作品を通して、一人でも多くの方の心に元気が沸くことを願っています。僕も一緒に皆さんとお芝居する日が来るといいなと思います、本日は誠におめでとうございます」と、東日本大震災への思いを語り、受賞者たちにお祝いの言葉を送った。
◆「新人俳優賞」受賞者／受賞作品／コメント
磯村勇斗
『ヤクザと家族 The Family』、劇場版『きのう何食べた？』
ようやくスタートラインに立てたなと思っています。俳優の道を志しても良かったのかなと、少し背中を押してもらっているような気持ちです。渡辺謙さんも仰っていましたが、映画は社会を映し出す鏡。これからも世の中に少しでも貢献できるように努めていきます。偏見や差別、戦争のない平和な世界が訪れることを強く願っています。
尾上右近
『燃えよ剣』
映画界の皆さま、どうぞ私を使ってください。たくさん映画に出たいと思っております。またここに戻って来ると信じています。そして、皆さま、歌舞伎を観に来てください！映画を観に来てください！ 劇場に足を運んでエンターテイメントの魅力を存分に感じていただきたいと思っております。ありがとうございました。
宮沢氷魚
『騙し絵の牙』
映画のスタッフ、キャスト、家族、事務所の方々、ファンの皆様に感謝しております。あらためて映画の素晴らしさ、皆様に希望を与える作品がこんなにたくさんあるんだということを再確認することができました。
Fukase
『キャラクター』
自分のバンドが十周年を記念したツアーをしていまして、10年間音楽をやらせていただいた先に、こういう素晴らしい賞をいただける未来が待っていると、10年前のぼくが知ったらどう思うだろうなと思いながら、ここに立っています。とても嬉しいです。
今田美桜
『東京リベンジャーズ』
何度も何度も撮影がストップしましたが、スタッフの皆様が凄い熱量を込めた作品です。その中でこういう素敵な賞をいただけて心から感謝しています。これからも頑張ります。
西野七瀬
『孤狼の血 LEVEL2』
作品に携わって作り上げてくださったスタッフさんの思いとか力がそのまま映画の力となってたくさんの人の心に届いて、この賞に結びついたのだと思います。これからも出会う作品があれば、誠意と熱意を持って向き合い、楽しみながら映画作りをしていきたち思います。
三浦透子
『ドライブ・マイ・カー』
私は作品に恵まれていたと実感しています。自分の持っている能力以上のパフォーマンスを引き出していただいたと思っています。作品に携わり支えていただいたスタッフ、キャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。一人でももっと大きなことができるよう、大きな人間になれるように頑張ります。
吉川愛
『ハニーレモンソーダ』
『ハニーレモンソーダ』では私自身とは真逆な役を演じて、ちゃんと存在しているか、わざとらしくないかと不安ばかりでしたが、この賞を受賞できて本当に嬉しいです。これからはどんどん上を目指して、色々な方に憧れられる女優さんになれるように頑張りたいと思います。
日本アカデミー賞公式サイト：https://www.japan-academy-prize.jp/
©東京写真記者協会
