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映画『百花』川村元気監督が日本人で初!サン・セバスティアン国際映画祭 最優秀監督賞受賞!! 菅田将暉・原田美枝子から祝福のコメントも到着!

第70回サン・セバスティアン国際映画祭において
川村元気監督が“日本人初”の最優秀監督賞を受賞!
菅田将暉・原田美枝子から祝福のコメントも到着!

タイトル

①授賞式

映画プロデューサー・脚本家・小説家として『告白』『悪人』『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。映画製作の一方で、数々の話題作を小説家としても生み出してきた川村の自身4作目となる小説「百花」。川村自身の体験から生まれ、27万部を超えるベストセラーとなったこの小説を、原作者である川村元気自身が監督・脚本を手掛け、映画化! 先日9月9日(金)に公開を迎えた。
記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子を菅田将暉が、すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田美枝子が演じ、ダブル主演の2人が、親子の愛を紡ぎ出す。そのほか北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴も加わり、日本映画界を牽引する実力派豪華俳優陣が、感涙必至の愛と記憶の物語を描き彩った。

そんな本作、スペイン最大の映画祭であるサン・セバスティアン国際映画祭において≪オフィシャル・コンペティション部門≫へ正式出品され、現地時間で9月20日(火)に公式上映を実施。原田美枝子、川村元気監督が現地へ駆けつけ、上映会に参加した。

サン・セバスティアン国際映画祭は1953年から続いているスペイン最大の映画祭であり、今回は記念すべき70回目として9月16日~24日まで開催。ヨーロッパにおいて、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭に次いで、重要な映画祭として位置付けられている。前回では全世界の注目を集めた『ドライブ・マイ・カー』も正式出品され、大きな話題となった。

現地時間で9月20日(火)、公式上映に先駆け、映画祭会場であるKursaal Congress Centre(クルサールコングレスセンター)の屋外で実施されたフォトコールと公式記者会見に原田と川村監督が参加。冒頭に原田は「こんにちは! ドノスティア!(バスク語でサン・セバスティアンの意) この映画が世界の方々にどのように受け取っていただけるのか楽しみです。ありがとうございます。」とスペイン語で挨拶を披露。会場は大きな拍手と歓声で包まれた。公式上映直前のレッドカーペットアライバルで『百花』のイメージカラーである黄色の着物に身を包んだ原田は、川村監督ともに大勢の観客を魅了。そして公式上映は、映画祭最大級のキャパシティ・1800席を多くの観客が埋める大盛況の中で実施され、本編が終了すると観客が立ち上がり、会場は拍手喝采の状態に。映画を鑑賞した観客はそのまま劇場ロビーに残り、退場する原田と川村監督を迎え、ここでも惜しみない拍手と歓声が送られた。その光景に、感動を隠しきれない様子の原田と川村監督は、最後に観客に深々とお辞儀。原田美枝子は感極まり、涙を流しながら会場を後にした。

そして現地時間で24日(土)の夜21:00、サン・セバスティアン映画祭の授賞式が行われ、
川村元気監督が“日本人初”となる最優秀監督賞を受賞した!

②授賞式

③授賞式

④授賞式

本映画祭の最優秀監督賞はアルフレッド・ヒッチコック、ダニー・ボイル、チェン・カイコー、そしてポン・ジュノなど、錚々たる名監督たちが受賞してきた由緒ある賞です。初監督としての受賞は極めて異例であり、日本人として初めての受賞という快挙を達成した!
授賞式に参加し、同賞の発表で壇上に上がった川村は「初監督作品を評価してくれた、サン・セバスティアン映画祭に心より感謝したいと思います。初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサン・セバスティアンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました。」と喜びと驚きを伝えた。そして、「この受賞はひとえに主演の菅田将暉くんと、原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います。」と、菅田将暉、原田美枝子らキャスト、そしてスタッフへの深い感謝を語った。

⑤授賞式(他の受賞者と)

⑥記者会見

そして川村の最優秀賞監督賞の受賞発表を受け、菅田将暉、原田美枝子からも祝福のコメントも到着! 菅田は「川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきた。朝イチに嬉しいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。」、原田は「これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう!一緒に仕事を出来たこと、誇りに思います!」と、二人とも祝福の気持ちをコメントしている。

⑦記者会見

【コメント】
■川村元気監督 受賞コメント
初監督作品を評価してくれた、サンセバスチャン映画祭に心より感謝したいと思います。
初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサン・セバスティアンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました。
この受賞はひとえに主演の菅田将暉くんと、原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います。

■菅田将暉
映画「百花」最優秀監督賞受賞! 川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきました。朝イチに嬉しいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。何より監督の熱意が伝わったことがとても嬉しく、同時に少し安心しました。場所が違えどヒトである以上感じるものは変わらない証明のように思います。この瞬間を忘れずに生きたいですね。感謝です。
元気さんおめでとうございます!✌️

■原田美枝子
おめでとうございます。
カッコいいです! 凄いです! 初監督作品で最優秀監督賞を受賞するなんて!
撮影中に、「川村監督は、私が考えているよりも、ずっと深くて大きな世界を持っている」と、感じた事が形になって現れたようです。
これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう!
一緒に仕事を出来たこと、誇りに思います!

【サン・セバスティアン国際映画祭とは】
[概 要]
サン・セバスティアン国際映画祭は1953年から続いているスペイン最大の映画祭であり、今回は記念すべき70回目の開催となる。ヨーロッパにおいて、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭に次いで、重要な映画祭として位置付けられ、国際映画製作者連盟公認のコンペティション映画祭となっている。同映画祭は「映画祭を通して映画業界や芸術文化の発展に寄与すること」を目的とし、世界各地から集められた最新作が毎年約200作品ほど上映され、来場者数は約17.5万人を記録。前回では全世界の注目を集めた『ドライブ・マイ・カー』も正式出品され、大きな話題となった。毎年多くの映画監督や著名人がゲストとして訪れ、国内外のメディアからの注目度も高いことから、映画製作者にとって海外映画ファンの獲得や国際展開を考える上で重要な映画祭となっている。

[会 期]
2022年9月16日(金)~24日(土) 9日間

オフィシャル・コンペティション部門
[同コンペ部門 過去招待作品 参考(一部)]
2011年 『奇跡』/監督:是枝裕和 ※脚本賞受賞
2016年 『怒り』/監督:李相日
2020年 『朝が来る』/監督:河瀨直美
『泣く子はいねぇが』/監督:佐藤快磨 ※撮影賞受賞(月永雄太)

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『百花』 

出演:
菅田将暉  原田美枝子
長澤まさみ / 北村有起哉 岡山天音 河合優実
長塚圭史 板谷由夏 神野三鈴 / 永瀬正敏

監督:川村元気
脚本:平瀬謙太朗、川村元気
音楽:網守将平
原作:川村元気「百花」(文春文庫刊)
主題歌 : KOE「Hello, I am KOE」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝 海外配給:ギャガ
公開:2022年9月9日(金)
コピーライト:©2022「百花」製作委員会
予告映像 :  https://www.youtube.com/watch?v=7kacpw2RF-g
映画公式HP:https://hyakka-movie.toho.co.jp/
映画公式Twitter:https://twitter.com/movie_hyakka
映画公式Insagram : @movie_hyakka

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