『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』大ヒット御礼！吹き替え裏話付き舞台挨拶が、4月23日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、日本語吹き替え声優の宮野真守（ニュート役）、森川智之（ダンブルドア役）、井上和彦（グリンデルバルド役）が登壇した。
全世界で歴史的大ヒット記録を更新し、映画のみならず、舞台、テーマパークへと広がり、史上最強のエンターテイメント【ハリー・ポッター魔法ワールド】。その最新作となる本作は、魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生たちとデコボコチームを結成し、世界の支配を企むグリンデルバルドに、5つの魔法のトランクに隠された“秘密作戦”で立ち向かう姿を描く。
4 月8 日に全国公開され、公開3日間で観客動員68万5197人、興行収入10億5573万3460円を記録し、初登場1位のメガヒットスタートを切り、その後も10日間で累計興行収入は20億円を突破。（累計観客動員数 140万0453人 興行収入21億0924万7590円）「ファンタビ最高傑作」と口コミも広がり、駅や電車、ファッションビルなど幅広いコラボレーションも盛況となっている。
字幕版はもちろんのこと、「『ファンタビ』は吹き替えもハマっている、違和感ないといのレベルじゃない！」という声もあがっており、評判も注目も高い本作の吹き替え版。この日は日本語吹き替え版の豪華声優陣が集結。
先日、エディ・レッドメインとジェシカ・ウィリアムズが来日した記念パーティーに参加した宮野は、「エディと”マブダチ”になりました！」とニッコリ。「打ち合わせも一緒にすると言われてドキドキしちゃいましたよ。”初めまして”だったジェシカをエディが僕に紹介してくれたんですよ。ジェシカには僕のことを『アクターズシンガー』って紹介してくれたんです。シンガーって知っているの？って。そこでもドキドキでした」と再会を喜び、エディとの関係がより深まった様子。
ニュートンとダンブルドアの掛け合いも見どころだが、森川は「マモ（宮野）がしっかりと僕の芝居を受け止めてくれて助かりました」と宮野に絶対的な信頼感を寄せる。
一方で、今作より参加となった井上が「モリモリ（森川）に『愛してるよ』って言われてドキドキしちゃった」と言うと、すかさず森川が「ダンブルドアが、グリンデルバルドに（言った）のね」と苦笑い。マッツ・ミケルセンの声を担当し「毎回ステキだけど、今回は特にしびれましたね」と満足気。宮野も井上演じるグリンデルバルドに「渋すぎる。グッと心を掴まれますよね」と絶賛した。
お気に入りのシーンを聞かれ、宮野は「やっぱり魔法動物かな。ピケットの自我がどんどん芽生えてくるんです。魔法動物と接するニュートもいて。魔法動物たちがとにかく可愛いから見てほしいです」と答え、森川も「チームワークがいいのか、良くないのか･･･。ツッコミどころが多いよね」と同調。「僕は、冒頭のグリンデルバルドとのドキドキの会話劇。切なくて涙しちゃいます」と答え、「愛してるからだ」と劇中のセリフを決め、会場を盛り上げる。
井上は「僕も最初とシーンですね」と言い、「マッツさんて、喋る瞬間にちょっと口が開いてセクシーなんです。台本にはなかったけど、ちょっと息遣いをいれさせてもらいました」と裏話を明かし、劇中のセリフを台本を持って披露する場面も。
「ダンブルドアとグリンデルバルドの二人がカッコいい！」という声も上がっているが、森川は「当然だろうと思う」とドヤ顔を見せつつ「この役をやらせてもらえて光栄。ジュードはとにかくチャーミングなんです」と嬉しそうに笑った。
イベントでは、吹き替えを行う上での”秘密の作戦”を明かすことに。宮野は「声優としてはあまり明かしたくないけど、僕は今日先輩たちの秘密を聞けて嬉しい！」と喜ぶ。それぞれ答えをフリップに書いて発表すると、宮野は「ゆらゆら」とし、「マンティコアのシーンですが、エディの動きに合わせてセリフを言いました」と体を揺らしながら、エディ・レットメインの”カニダンス”のシーンを再現し、観客たちを喜ばす。
森川は「目は口ほどに物を言う」と答え、「ジュードの口を見ないで目を見て演じました」と。井上は「脱力感」とし、「余計な力を抜く。佇まいがそのままM、マッツさんになるように」と極意を吐露。どうやら3人ともキャラクターとシンクロさせることで一致したようだ。
最後に井上は「真っ白な気持ちで観てください」と観客たちに声をかけ、森川は「魔法ワールドに繋がっているところが魅力。今作ではダンブルドアの秘密が明らかになりますので楽しんでもらえると思います」と。宮野は「（コロナ禍の中）みんなの期待を背負って最新作を打ち出すのは大変だったと思いますが、素晴らしい作品になっています。色々張めぐらされた伏線が回収されていく様は本当に気持ちいいし、次につながるような新たな謎のきっかけも生まれたりするので、今後の展開にも期待を馳せながら、楽しんでください」と熱いメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
＜ストーリー＞
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグルと寄せ集めのデコボコチームを結成！ 魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い、グリンデルバルドに５つのトランクで立ち向かう！ダンブルドアの“秘密の作戦”とはいったい!?
■監督：デイビッド・イェーツ（『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ後半４作品）
■脚本：J.K.ローリング（「ハリー・ポッター」シリーズ著者）、スティーブ・クローブス
■プロデューサー：デイビッド・ヘイマン（『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ハリー・ポッター」全８作品）
■出演︓エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズ、キャサリン・ウォーターストン、マッツ・ミケルセン 他
■配給：ワーナー・ブラザース映画TEL：03-5251-6431
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