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昆夏美&山崎育三郎の歌声に、「ただちに、日本版を作らないと!」ディズニー音楽のアラン・ミンケンと監督が感動!映画『美女と野獣』ボールルーム来日会見

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映画『美女と野獣』の来日記者会見が、3月29日、東京ミッドタウンホールにて行われ、数々のディズニー作品音楽を生み出した巨匠、アラン・ミンケンと、同作の脚本と監督を務めたビル・コンドンが出席。さらにプレミアム吹替版を務めた昆夏美と山崎育三郎も参加し、スペシャルライブが行なわれた。

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人気あるアニメを実写映画化するにあたり、コンドン監督は「本作は古典とも作品ですが、実写化することでもっと他のことをお見せできるのではないかと考えました。アニメにダメージを与えることなく、キャラクターの心理描写やバックストーリーなどを加えました」と、本作へのこだわりを明かした。

主人公・ベル役に、エマ・ワトソンを起用したことについて「1991年のアニメ版のベルから25年経ち、21世紀の強い女性像を彼女は体現してくれました。実際のエマ・ワトソンに、21世紀の女性としてとても価値のある演技をしてくれる人です」とコンドン監督。メンケンも「なんてパーフェクトなベルなんだろうと思いました。彼女は初めてミュージカルに挑戦するということで、かなりの特訓を受けたらしいが、ミュージカル俳優としても素晴らしいスタートにつながったようです」と褒め称える。

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今回の映画では、アニメーションの楽曲「美女と野獣」にアレンジを加えたとのことだが、「この曲は二人がボールルームでダンスをするところで使われるので、ワルツを入れるなどアレンジしました」と、メンケン。「野獣がベルを抱き上げえるところでは、彼女が別の世界につれていかれるようでもあり、空間が生きているようにカメラワークもこだわりました」と伝えた。

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続いて、昆と山崎が主題歌「美女と野獣」をダンスとともに熱唱。映画さながらのパフォーマンスを披露すると、同曲を生み出したミンケンは「本当に心が動かされて泣きそうでした。素晴らしい才能を持って、美しく歌い上げていただきお二人に感謝します。」、コンドン監督も「ただちに日本版(実写)『美女と野獣』を作らなくては!」と手放しで絶賛した。

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パフォーマンスを終え、尊敬するミンケンを前に「最近のなかで群を抜いて緊張しましたが、お2人の顔を見たら楽しみに変わりました」と満面の笑みを浮かべる昆。山崎は「幼いころ、『アラジン』を観てディズニー作品に触れるようになりどんどん魅了されてファンになりました。それがきっかけでお芝居から歌に進んでいき、ミュージカル俳優になりました」と話し、ディズニー作品との強い関わりを示した。

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昆と山崎のパフォーマンスのあとは、メンケンが『美女と野獣』より「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」など、ピアノメドレーを披露。山崎は「僕にとっては、モーツァルトが弾いているようでした。夢のようで幸せ!光栄です」と感激しきりだった。

今なお愛され続けている、ディズニー不朽名作アニメーション『美女と野獣』。ベル役をエマ・ワトソン、野獣役をダン・スティーヴンス、ガストン役をルーク・エヴァンスが演じ、プレミアム吹替版では昆、山崎の他にも岩崎宏美、吉原光夫、濱田めぐみ、島田歌穂、村井國夫、藤井隆、小倉久寛、成河ら豪華キャストが顔を揃えている。

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映画『美女と野獣』
<STORY>
魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。孤独を抱えた野獣と自分らしく生きるベル、果たしてベルは王子の運命を変えることができるのか?

監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス
原題:Beauty and the Beast
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

4月21日(金)全国ロードショー