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中条あやみ、笑福亭鶴瓶に「台本も覚えんと、昼寝してたやん!」と関西弁で暴露!? 映画『あまろっく』完成披露舞台挨拶

関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きる《ご実家ムービー》

タイトル

リード部分1

「台本も覚えんと、昼寝してたやん!」っと、
関西弁で中条から昼寝を暴露される鶴瓶
江口&中条&鶴瓶の息がぴったり!
完成披露舞台挨拶

★メイン_集合写真

関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家コメディ『あまろっく』(配給:ハピネットファントム・スタジオ)が、2024年4月12日(金)兵庫県先行、4月19日(金)新宿ピカデリー他全国公開する。

劇場公開に先駆け、3月13日、W主演の江口のりこ&中条あやみをはじめ、笑福亭鶴瓶、中村和宏監督が登壇し、新宿ピカデリーにて「あまろっく」の完成披露舞台挨拶を実施した。

江口のりこ

舞台挨拶では撮影を振り返り江口は「関西で生まれ育ったので、一ヶ月仕事で関西に滞在できるのはすごく心地よかった」と話し、滞在中に中古の炊飯器を購入し、自炊しながら撮影をしていたことも明かした。中条は自宅のある大阪から撮影現場まで通っていたそうで、「朝5時くらいに起きても、お母さんが朝ごはんを作ってくれて、“行ってらっしゃい”と送り出してくれる。現場に来ると優子ちゃん(江口)や竜太郎さん(鶴瓶)がいる。家でも現場でも幸せな時間を過ごしました」とニッコリ。続けて「こんなにガッツリ関西弁でお芝居するのは今までもこれからもないかも」と関西弁混じりにリラックスムードで語った。

笑福亭鶴瓶

江口演じる優子の父、中条演じる早希の夫役の竜太郎を鶴瓶が演じることになったのは、江口、中条の熱烈ラブコールがあったからだという。「私の父に見えて、中条さんが惚れる相手。両方を備えた人って、『あ、鶴瓶さんや!』と。やっぱり鶴瓶さんて特別な方だなと思いました」との江口の言葉に、少し照れた様子の鶴瓶は、まったく気をつかう必要がないと心地よい現場だったと明かした。鶴瓶と中条が二人で商店街を歩くシーンの撮影では「仲良しの夫婦に見えるように」というリクエストがあったそう。中条は「二人の距離がグッと縮まるにはどうしたらいいかな、と思って。耳フーフーをしました」と茶目っけたっぷりに報告するなど、和気あいあいトークを展開した。
映画の舞台を尼崎にした理由について中村監督は「小学6年まで尼崎で育ったのですが”尼ロック(=尼崎閘門)”を知らなくて。台風が来た時に尼崎を守っているえらい施設だと知って、隠れた英雄だと思ったのがきっかけです」と説明。鶴瓶も「知ってる人は少ないと思うけれど、『あまろっく』っていい言葉、いいタイトルやね」と力を込めていた。

中条あやみ

江口、鶴瓶について「二人とも個性が強い」と話した中条だが、すかさず鶴瓶から「おまえもだいぶふざけたやつや」とツッコミが入り、会場は大爆笑。「そうですか?」と苦笑いの中条は「二人(の個性)に負けないように一生懸命頑張ろうと思っていたけれど。江口さんと鶴瓶さんが自然体で包み込んでくれました」と感謝。すると江口は「私はあやみちゃんに甘えっぱなしで、鶴瓶さんに支えてもらいっぱなし。むちゃくちゃお世話になりました」とペコリ。続けて「空き時間には3人で近所の神社に行ったり、あやみちゃんと二人で食堂に行ったり。尼崎の街で過ごしたことが楽しかったです。難しいシーンでも、言葉で説明したり相談しなくても、芝居を何回かやっていくなかで、お互いにうまいこと寄り添ってできました。二人とじゃなかったら、最後までできなかったかも」と心からの感謝を伝えた。

鶴瓶さん(旦那役)&中条さん(妻役)

中条が鶴瓶の現場の様子を暴露する場面も。「台本も覚えんと、昼寝してた!」とニヤリとする中条に、鶴瓶は「家で読み込んできてた。台本しわしわやったやろ?」と反撃。しかし中条が「絶対家で見てない(笑)。お風呂に浸けてしわしわにしたんや」と関西弁でツッコミを入れ笑いを誘いながらも、「(こんな風に)私のふざけにも付き合ってくれて。素敵な関係でした」と満面の笑みを浮かべる。自然体で仲良しトークをする3人。鶴瓶は3人のシーンを撮影した部屋の狭さに触れ、「狭いから仲良くしなきゃできなかった(笑)」と説明し、ロケ場所もとても気に入った様子だった。

江口さん(娘役)&鶴瓶さん(父役)

イベントでは、人生を楽しむヒントがたくさんつまった本映画にちなんで、キャストによる「人生を楽しむヒント」について答えるコーナーも。「朝起きたらおはようございます。そして、こんにちは。さようなら。ちゃんとした挨拶を“丁寧”にする。それが一番大事。今、日本にはそれが欠如しているように思います。丁寧に生きること(が大事)」と答えた鶴瓶が「今、ええこと言ったな」と自画自賛すると、中条から「自分で言った」とお約束のツッコミが入る。鶴瓶のコメントに「私もそのようにしていこうと思います」と賛同し、省エネの回答をする江口の姿に会場はクスクス。中条はファンからSNSに寄せられるメッセージで幸せを感じると微笑み、会場を見渡し応援グッズを持ったファンに手を振るサービスも。鶴瓶や江口の応援グッズやメッセージも見つけ、「ありがたいなぁ」と感謝した3人。「“ベーヤン”の(応援メッセージ)もありますよ」との中条の言葉に、「堀内孝雄やん!」と言いながら「ありがとう!」と鶴瓶がモノマネを披露すると、会場は笑いと拍手に包まれた。

中村和宏監督

企画から6年をかけ完成に至った本作を「やっとお届けできるのがうれしい」と話した中村監督。試写後の様子について「すごいいい映画だなって。涙流すのを堪えて試写室を出たら、監督が号泣していて。その顔を見て私も号泣。一緒に泣きました」と中条。鶴瓶は昨日試写で完成版を観たという。しかし、江口にはお誘いの連絡が来なかったそうで「昨日なら、行けたのに。鶴瓶さんには連絡が行って、なんで私には来てないのかな…」とポツリ。「忙しいと思って声をかけるの遠慮したんかな」とフォローした鶴瓶は「めちゃめちゃいい映画だった」と感想を伝え、「僕の若い時の役は松尾諭。僕の若い時をよくやる。まったく違和感がない。松尾諭がすごくいい!」と大絶賛。中条が「鶴瓶さんの若い時役の専属?」と尋ねると「専属ちゃう!影武者ではない」と返し、夫婦漫才のようなトークで笑わせていた。さらに鶴瓶は「のりこの子ども時代を演じた子役(後野夏陽)の子もすごく似ていた!」と江口の子ども時代を演じた子役の後野夏陽さんも気に入った様子。「似ている子を探した」と話した中村監督に鶴瓶が「ちょっと不貞腐れた子がぎょうさん来たの?」とニヤニヤ。中村監督は「小さい優子、中ぐらいの優子、全部で300人くらい見ました」とキャスティングだったことも明かしていた。
(オフィシャルレポートより)

あまろっく_ポスターFIX

映画『あまろっく』
<あらすじ>
義母はまさかの20歳!?
39歳実家暮らしの娘に、お父ちゃんが再婚宣言!
噛み合わない共同生活に、この家族どうなる!?

巨大な閘門”尼ロック”によって水害から守られている街・尼崎。理不尽なリストラで失業し、この街に戻ってきた39歳の近松優子(江口のりこ)はニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父(笑福亭鶴瓶)が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希(中条あやみ)を連れてきた! 家族だんらんを夢見る早希と、自分よりずっと年下の“母”の登場に戸惑う優子の共同生活は噛み合うはずもなく、一家は騒動の連続。しかし、ある悲劇が近松家を襲い、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。

尼崎を守る「尼ロック」とは?
兵庫県尼崎市にある尼崎閘門(あまがさきこうもん)。英語で閘門はLockGate(ロックゲート)であることから尼ロックという愛称で呼ばれる。船舶が通航できる巨大な閘門で、尼崎市の「0メートル地帯」に海水が流れ込むのを防いでいる。

■出演:江口のりこ 中条あやみ / 笑福亭鶴瓶
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳/後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子(特別出演) 佐川満男
■監督・原案・企画:中村和宏
■脚本:西井史子 ■音楽:林ゆうき 山城ショウゴ
■主題歌:「アルカセ」ユニコーン Sony Music Labels Inc./ Ki/oon Music
■文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
■特別協賛:阪神電気鉄道株式会社
■特別協力:兵庫県/尼崎市
■協賛:TC神鋼不動産 中島商店 レンゴー
■製作:「あまろっく」製作委員会
■製作幹事:MBS ハピネットファントム・スタジオ
■制作プロダクション:MBS企画
■配給:ハピネットファントム・スタジオ
©︎2024映画「あまろっく」製作委員会
■公式サイト:https://happinet-phantom.com/amalock/
2024年/日本/119分/カラー/シネスコ/5.1ch/G
※本作の撮影は2023年3月24日~4月30日にかけて行われた。

4月12日(金)兵庫県先行、4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開!