映画『七人の秘書 THE MOVIE』の完成披露試写会が、9月14日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介、玉木宏、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶の豪華キャストと、田村直己監督が登壇した。
2020年にテレビ朝日で放送され、大ヒットしたドラマ「七人の秘書」。表では、そんな名もなき秘書として働く彼女たちが、裏では「類い稀な潜入スキル」、「極秘情報ネットワークへのアクセス能力」、そして時には「秘めた高い身体能力」を駆使して、人知れず弱きものを救う“影の軍団”として暗躍する姿を描く本作。まさに「現代版・必殺仕事人」として絶大な人気を博したドラマが、「ドクターＸ」シリーズの脚本家・中園ミホが仕掛ける痛快エンターテインメントとして映画化された。
完全無欠のカリスマ秘書・千代を木村文乃、天真爛漫秘書・七菜を広瀬アリス、武闘派秘書・不二子を菜々緒、ハッカー秘書・四朗をシム・ウンギョン、家政婦秘書・五月を室井滋、秘書の元締め・萬を江口洋介が演じ、本作のスペシャルゲストとして、ちょっぴり怪しい依頼人・緒方航一を玉木宏、極悪九十九ファミリーの顧問弁護士・九十九美都子を吉瀬美智子、信州のドンこと、九十九道山を笑福亭鶴瓶が扮し、作品に華を添える。
イベントでは、格闘技イベントで馴染みのリングコールが流れ、まずはレギュラーキャストがシックな黒の衣装を身にまとい、全員“ギャルピーボーズ”を決めて入場。続けて、悪役九十九ファミリーが闘志むき出しにパネルを壊して監督とともに登場した。
ど派手な登場に、木村は「みんなで打ち合わせしたんです。私がトップバッターだったので、アリスちゃんが裏切ったら1人で寂しい結果になりましたが、江口さんまでやっていただいて大成功でした！」と満面の笑みを浮かべ、江口も「やっぱりチームワークを見せなきゃなと思ってギャルピーをやりました！」と満足気。
ドラマからの映画化となり、木村は「嬉しいです。映画もスケールアップしていますが、舞台挨拶のスケールアップも半端ないですね(笑)」と会場の盛り上がりを喜びつつ「（映画では）凄いことが待っていると思うので楽しみにしてほしいです」とアピール。
本作では木村演じる千代と恋の予感を感じさせる緒方役の玉木は「ドラマを観ていたので、まさか自分が映画に参加できるとは思わなかったので嬉しいです」と本作の参加を喜ぶ。
二人の恋に広瀬は「お姉ちゃん（木村）の観たくない瞬間を見た感じ。私が恥ずかしくなった」と言及すると、菜々緒は「私は、“もっと行けよ！”と物足りない感じでしたね」と、温かく見守っていた様子。
本作は、真冬の信州《2000メートルの日本アルプス》での撮影という過酷な現場だったが、鶴瓶は「なんであんなところで撮影したのか、意味がわからない。マイナス17℃ですよ！ 雪の中でこけて何べんもやらせやがって！」と不満を漏らすも、完成作品」を観て「ホンマに面白かった。凄い良かったです。楽しみにしていてください」を観客に声を掛ける。
シムは、そんな鶴瓶との共演に「緊張しました。鶴瓶さんを前にしたら頑張らないと思いました」と吐露。鶴瓶に「ホンマか？ 笑っていたじゃないか」とツッコミを入れられ「あれは仕方ないです･･･」とこぼし、会場の笑いを誘う場面も。同じシーンに室井は「鶴瓶さんの肖像画がそっくりで。私も本当に緊張しましたー！」と大笑いしていた。
さらに、ドラマ放送時から“8人目の秘書”と呼ばれてきたmiletの新曲「Final Call」が主題歌になったことが発表された。
最後に木村が「やっと皆さんにお披露目できます。とてもスカッとする内容になっていますので、気持ちよく観て気持ちよくお帰りください」と観客にメッセージを送り舞台挨拶を終了した。
『 七人の秘書 THE MOVIE』
出演：木村文乃 広瀬アリス 菜々緒 シム・ウンギョン 大島優子 室井滋 江口洋介
玉木宏 濱田岳 吉瀬美智子 笑福亭鶴瓶
監督：田村直己
脚本：中園ミホ
音楽：沢田 完
制作プロダクション：ザ・ワークス
配給：東宝
撮影スケジュール：２０２２年１月～３月（撮影済み）
©2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会
10月7日(金)、全国東宝系にて公開!!
