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【第44回日本アカデミー賞】 草彅剛、思わず「マジっすか!?」『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞受賞!! 「諦めずに続けているといい事ある! これからも自分の人生を全うしていきたい」

 【 第44 回 ⽇本アカデミー賞 】

〈最優秀主演男優賞〉
草彅剛「ミッドナイトスワン」

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第44回日本アカデミー賞の授賞式が3月19日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、最優秀主演男優賞に『ミッドナイトスワン』の草彅剛が受賞した。草彅は初の日本アカデミー賞の受賞で、最優秀主演男優賞となった。

『ミッドナイトスワン』は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿を舞台に生きる凪沙(草彅)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。凪沙を演じるにあたり、「あまり難しいことを考えずに、観客の皆さんに僕が最初に(台本を読んで)流した涙の気持ちを伝えらえればいいなと思って」と振り返り、トランスジェンダーを演じる上で脱毛も。「気持ち良かったですね。チクチク、ピリピリしてちょっと病みつきになりそうかなと(笑)」と笑顔を見せていた。

また、今回特に会いたかった人がいたそうで、「小栗くんも佐藤さんも、ニノちゃんもそうなんですが、菅田くんに・・・」と明かし、「何年か前に名古屋のステキな公園を教えてもらって。(最近の菅田の活躍ぶりに)あのときもっと親切にしておけばよかったなと(笑)。また行きましょう」と言って会場の笑いを誘った。

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◆草彅剛 受賞コメント
「いや、あの、マジっすか。ごめんなさい。頭真っ白になってしまって。本当に、今まで、皆さんとお仕事をさせていただいたこととか、仲間の皆さんに応援していただいていることとか、そうですね、慎吾ちゃんとか吾郎さんとか本当に近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って嬉しいです。僕は代表として、これ(最優秀賞)をもらうということで、一人の力では到底たどり着けないところですし、映画って、それぞれ作り手の方とか役者の気持ちとかいろんな方向性はあると思うんですけど、一人一人の人生がよりよく自由に全うできるようなそんな作品作りと人との関わりの中で、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います。会ったことがない方でも、遠くから応援してくれている方、本当にありがとうございます。これからも精進してして頑張ります。今日は、ありがとうございました」

受賞後のインタビューでは、「驚き桃の木山椒の木!みたいで、ビックリしちゃって! 諦めずに続けているといい事あるんだなと。人生捨てたもんじゃないなと凄く思うところがある。みんなも一緒に頑張っていこうね、という感じです」とほほ笑んでいた。

授賞式の様子

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■優秀主演男優賞
小栗 旬 「罪の声」
草彅 剛 「ミッドナイトスワン」
佐藤浩市 「Fukushima 50」
菅田将暉 「糸」
二宮和也 「浅田家!」

日本アカデミー賞公式サイト:https://www.japan-academy-prize.jp/

©️日本アカデミー賞協会