剣幸、杜けあき、安寿ミラ、姿月あさと、湖月わたる　元宝塚トップスターが集結！『 SUPER GIFT ! 』囲み会見＆公開リハーサル

in Report(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2015/09/14

今年、宝塚歌劇101周年を迎え、チャレンジを続ける宝塚歌劇と梅田芸術劇場10周年の記念イヤーに、世界に誇る宝塚歌劇の素晴らしさ、宝塚歌劇団OGの魅力を存分に盛り込んだ『 SUPER GIFT ! 』が9月12日（土）に初日を迎え、前日の9月11日（金）には囲み会見と公開リハーサルが行われた。

囲み会見には元男役トップスターの剣幸、杜けあき、安寿ミラ、姿月あさと、湖月わたると「宝塚歌劇の殿堂」入りを果たした構成・演出の三木章雄が登壇。

演出の三木章雄は「梅田劇場10周年ということで、今まで見守って育ててくれたお客様方にお返しがしたい、大きなプレゼントがしたいと『 SUPER GIFT ! 』というタイトルにしました。プレゼントの中身は、宝塚の懐かしいナンバーや現在のものをMIX しながら、楽しんでいただけるものをお贈りしたいと計画してきました。“どエライ”贈り物を皆さんにプレゼントしようと稽古を重ねてきましたので、きっと満足いただけるものが出来ていると思います」と自信たっぷりに話した。

剣幸は「私にとって宝物のような宝塚での作品を再演させていただけて嬉しい。宝塚をやめてから、長い間違うことをさせていただいていたので、戻るのに時間と労力がいると思いつつ、宝塚の素晴らしさを改めて感じながら、この楽しいショーをみんなと一緒に作らせて頂いております。宝塚は総合的なもの、今ここに5人でいるけれど、出演者全員がものすごくキラキラ光っています。楽しみにしてください」とはにかみながら嬉しそうに話した。

杜けあきは「OG公演は今までも沢山ありましたが、これくらい現在の宝塚のショーに近い公演はないのではないでしょうか。私はこの公演はアルバムを開いたらセピア色の写真だったというように、味わい深いものだと思います。宝塚の美・宝塚で培ってきた歴史をファンの皆様はじめ多くの皆様にご覧いただきながら、梅田10周年を祝って、みんなでお祭り騒ぎをしたいという思いです。私個人としては現役時代に踊った“深川”というものを久しぶりに着流しを着て、男役で踊らせて頂きます。今回、宝塚の授業で行っていることのほとんどをお見せできるんじゃないかと思う。中でも、宝塚の代表である群舞をスターを混じえての大群舞でお見せできるところなど、見所満載です」とワクワクした思いを表現した。

安寿ミラは「宝塚をやめて女優になってずっと応援して下さっているファンの方々に私たちからSUPER GIFT として懐かしい場面など楽しんでいただけるように頑張ります。今回、ほとんどのアンサンブルは皆、私が振り付けをした人たちなので、その人たちをバックに踊るというのはこんなに幸せなのかと感じています。大浦みずきさんの思い出の曲を剣さんが歌われて、私が踊るというものもあり、ぜひ観ていただきたいところです」と意欲を静かに話した。

姿月あさとは「宝塚は101年目を迎えた今年が梅田芸術劇場10周年ということで、このようなステージを作っていただいたこと、大変嬉しく思います。退団してからこのように上級生の方々、下級生の方、在団中にご一緒できなかった方と一緒に舞台に立てるのはこの上ない喜びです。“ Me and My Girl ”だけでも今回のメンバーで一つの舞台ができるのではないかという素晴らしいナンバーになっています。こうやって皆さんとやらせていただけるのは夢のようです」と喜びを話した。

湖月わたるは「素敵な先輩方とご一緒させて頂ける機会を与えて頂けて本当に幸せに思っております。今、こうして並んでご挨拶を聞いているだけで心拍数が上がっています。稽古中から沢山の刺激を頂いています。剣さんの“ Me and My Girl ”は研究生時代　に客席で見学させて頂いて、私自身は現役時代に縁のなかった作品だったので嬉しい。最後に客席へお客様にお会いしに行くところは見所の一つだと思います」と緊張した面持ちながらも嬉しそうに話した。