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舞台『戦刻ナイトブラッド』ゲネプロ&オフィシャル会見

2.5次元舞台で活躍する人気俳優たちが、美しいいでたちで激しい戦いを繰り広げる舞台『戦刻ナイトブラッド』が、8月16日(木)に天王洲銀河劇場にて開幕。26日(日)まで上演されている。初日に先立ち行われたゲネプロとオフィシャル会見をレポートする。

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『戦刻ナイトブラッド』は乱世を生きる武将達がプレイヤーである主人公をめぐり激しい戦いを繰り広げるスマートフォン向けアプリゲーム。 2017年5月のゲーム開始以来、声優陣によるWEBラジオ、コミカライズやノベライズなどの様々なメディアミックスが行われ、昨年末にはTVアニメ化された人気コンテンツ。

今回上演となる舞台版はTVアニメを原作に、実力派若手俳優たちが多数出演。個性に富んだ美しいキャラクターたちを、生き生きと見せてくれる。

【オフィシャル会見】
舞台衣裳でキャストが登場すると、取材陣から歓声があがった。美しくも凛々しい「戦刻武将」たちが揃った。

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山本一慶   久保田秀敏   赤澤燈    前山剛久  荒牧慶彦

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豊臣秀吉 役:赤澤燈
荒牧(慶彦)と(山本)一慶がゲームアプリで声の出演をしているのを知っていました。プライベートからよく知っている2人と一緒に出演できるのは嬉しく、久々の共演でもあり楽しみな作品でした。
原作の世界観やキャラクター性については、2人がゲームやアプリに携わってきたからこそ長けている部分があったので、そこは任せようと思っていました。舞台で人間が演じるからこそ、キャラクターがどう魅力的になるか、舞台にすることによるキャラクターの新たな魅力を追及してやってきたと思っています。

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織田信長 役:久保田秀敏
僕もこの作品が決まった時に、ここにいる方とは別の作品で一緒に仕事をさせて頂いたり、久々の共演になるので楽しみでした。織田信長という威厳のある役を頂けて嬉しく思っています。
誰が主役というわけでなく、皆が主役で、お客様はそれぞれの推しのキャラクターがどのように生きて、どんな立ち姿でどんな言葉を拾っているのか、それぞれが繊細に描写されているので、そこを楽しんで頂ければと思います。

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上杉謙信 役:前山剛久
まっきー(荒牧慶彦)と一慶くんがゲームで声を担当しているのを知っていたし、アニメも見ていたので、出演が決まった時は不思議な気持ちでした。しかも年下の僕がまっきーの父親役を演じることには驚きました。今後もなかなか無いと思うので、頑張りたいと思います。
豊臣軍は元気なイメージ、織田軍は怖いイメージ、僕等上杉軍はそれらとは違うイメージと、カラーバランスを意識しました。それぞれの軍がどう映えるか、その中で上杉軍をどう作っていくかを意識しながら、舞台ではより色濃く鮮やかにできるように作っていきました。

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前田利家 役:山本一慶
ゲームアプリとアニメで前田利家の声をやらせて頂き、そこでも壁がありましたが、声優の先輩方に教わりながらひとつひとつ乗り越えたものがありました。声優としての経験を踏まえて、今回俳優として前田利家という役でどう自分らしさを出せるかという挑戦だったので、楽しみにしています。
前田利家という役は好戦的でハキハキとした元気だけれど、ちょっとぬけているところもあり、ちょっと魅力を感じるキャラクターです。今回の舞台化で、僕が前田利家になるということで、僕自身の色はどうやって出すんだろうかと思い、山本一慶としてのスパイスを足すことを追求してやってきました。
衣裳も煌びやかで美しいですが、その衣裳を着たキャラクターたちが、目の前で激しい熱量を持って戦っている姿を見て頂きたいです。

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上杉景勝 役:荒牧慶彦
僕もアプリゲームから参加させてもらっています。僕自身、初めての声の出演で右も左も分からず声の収録をしてアニメ化もして、まわりの声優さん方にいろんなことを教えて頂きながら作品を作ってきました。そして舞台化では誰が豊臣秀吉や織田信長、上杉謙信を演じるのかと思っていたら、こうしてとても親しい、ライバルでもあるんですが、とても信頼を置いている人たちが集まってくださったので、間違いなくいい舞台になると思っています。僕等2.5次元といわれる舞台で多くの経験を積ませて頂いている俳優陣が、若手の俳優たちを引っぱっていろんな化学変化を起こしてこの舞台を作っていけたらと思って稽古に臨んできました。たくさんの人に楽しんで頂けると嬉しいです。
声の上杉景勝は音響監督から「抑揚のない喜怒哀楽をまったく見せないように演技して」と言われて、初めての声優としての演技だったので、どうしたらいいのかと思いました。今は上杉景勝として(声を)やれていると思うのですが、舞台でそのままだと感情の無い影の薄いキャラクターになってしまうので、舞台ならでは、自分なりの喜怒哀楽を足して上杉景勝を魅力的に見せられるように演じてみます。

【ゲネプロ】
物語の始まりは、結月という女の子が、突然の光に包まれ、別世界に迷い込む場面から。そこは“神牙(しんが)”と呼ばれる異世界。謎の化け物“厄魔(やくま)”が跋扈し、人々を襲っていた。厄魔を滅ぼし、神牙を統一しようとする織田軍は、厄魔が結月を連れ去ろうとするのに出くわし、結月を連れ帰る。やがて、豊臣軍、上杉軍も結月と厄魔とのつながりに気付き、結月を確保しようとする。

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ゲームやアニメから抜け出た、美しい「戦刻武将」が続々と登場し、武将一人一人の、そして軍団としての見せ場が用意される。人物造形が明確で美しく、個性が分かりやすい。ゲームやアニメに馴染みがなくとも、難なく物語に入り込める。武将たちの闘いは激しく熱く展開され、ゲームやアニメとはまた違った興奮と感動を呼び起こすにちがいない。

そして、特殊な照明が華やかに彩る舞台で披露される、実力ある俳優たちの歌とダンスは大きな見どころ。“神牙(しんが)”という異世界でくりひろげられる観客への『おもてなし』を存分に楽しんで欲しい。

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公演は8月26日(日)まで、天王洲 銀河劇場にて。チケットは絶賛発売中。また、ニコニコ生放送にて千秋楽公演の配信も決定している。

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『戦刻ナイトブラッド』
■日程:8月16日(木)~26日(日)
■劇場:天王洲 銀河劇場
■原作: 『戦刻ナイトブラッド』(オトメイト×KADOKAWA×マーベラス)
■演出:小野真一
■脚本:登米裕一
■出演:
豊臣秀吉 役:赤澤燈
結月役:水越朝弓

竹中半兵衛 役:定本楓馬
黒田官兵衛 役:TAKA

織田信長 役:久保田秀敏
明智光秀 役:松本ひなた
森蘭丸 役:横田龍儀
丹羽長秀 役:萩尾圭志
柴田勝家 役:岸本卓也

上杉謙信 役:前山剛久
直江兼続 役:陳内将

前田利家 役:山本一慶
上杉景勝 役:荒牧慶彦

【アンサンブル】安藤佳祐 泉紫太朗 一之瀬嘉仁 篠崎淳志 寺田遥平 松本直也
【声の出演】石田三成 役:佐々木喜英 イマリ 役:藤原夏海

■チケット 絶賛発売中
一般 ¥7,800(税込)/プレミアムチケット(限定グッズ付き)¥10,800(税込)
チケットに関する問合せ:ローソンチケット 0570-000-777 (10:00~20:00)
◇公演に関する問合せ:マーベラス ユーザーサポート 0120-577-405(土日除く11:00~17:00)

■舞台版公式サイト URL: http://stage.senbura.jp/
■舞台公式ツイッター:@senbura_stage
(C)2017 Marvelous Inc. / KADOKAWA / IDEA FACTORY
(C)2018 Marvelous Inc.・KADOKAWA・IDEA FACTORY/『戦ブラ』舞台化プロジェクト