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岩松了新作に森田剛主演「空ばかり見ていた」来春上演!

岩松了新作公演!
Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019
「空ばかり見ていた」
作・演出:岩松了
出演:森田剛 勝地涼 平岩紙 筒井真理子 宮下今日子
新名基浩 大友律 髙橋里恩 三村和敬 豊原功補 村上淳
東京:Bunkamuraシアターコクーン 2019年3月9日(土)~31日(日)
大阪:森ノ宮ピロティホール 2019年4月5日(金)~10日(水)
チケット一斉発売日:2019年1月14日(月・祝)

2019年3月、岩松了新作公演「空ばかり見ていた」を、森田剛を主演に迎えBunkamuraシアターコクーンにて上演する。
主演は岩松と初顔合わせとなる森田剛。かねてより岩松了自ら森田剛にラブコールを送り続け、「いつか一緒に作品を」との約束が実り、二人の顔合せが今作でついに実現する。

岩松は、これまでBunkamuraシアターコクーンにて、『シダの群れ』シリーズ(10、12、13)、『ジュリエット通り』(14)、『青い瞳』(15)と書き下ろし作品の上演を続け、蜷川幸雄演出に初めて書き下ろした『シブヤから遠く離れて』(04)を16年には自ら演出し上演。
日本のチェーホフと呼ばれ、人間の内部で無意識に動く感情を、説明的なせりふを排し、物語の核を隠しながらも、リアルに生々しく描き出す岩松は、その手腕が認められ、2017年には作・演出を手掛け、さいたま芸術劇場にて上演した『薄い桃色のかたまり』で、第21回鶴屋南北戯曲賞を受賞している。

描かれるのは、森田演じる反政府軍の兵士の物語。その役もストーリーも森田に当て書きされた。共演に、勝地涼、平岩紙、筒井真理子、宮下今日子、新名基浩、大友律、髙橋里恩、三村和敬、 豊原功補、村上淳と若手からベテランまで、個々に強烈な個性を放つ、魅力的なキャストが結集する。

あらすじ
そこは反政府軍のアジト。首領の吉田満(村上淳)が、女性兵士になりたいという妹のリン(平岩紙)を説得している。ある日リンが暴漢に襲われ、武器調達のために隣国に派遣されていたリンの恋人・多岐川秋生(森田剛)は身を案じ慌ただしく帰国する。傷手を負いながらもリンは愛する恋人と兄が自分を見守ってくれていることに幸福を感じ、回復していった。結婚を意識しながらも、命の保証のない日々の中、一歩踏み切れない秋生と、そんな秋生の考えを察して兵士として共に戦いたいと思うリン。だが、絶対的な信頼を置いていた満に対して不信を覚える出来事が起こる。満への感情と連動するようにリンにも疎ましさを感じ始め、自分自身の気持ちに戸惑う秋生。同じ頃、政府軍のスパイが組織に潜り込んでいたことにより、秋生たちは窮地に立たされることになり…

◆作・演出 岩松了 【コメント】
政治的なつながりや思想的な絆を経由した恋愛話を通じ、「恋愛」がそれ(・・)だけ(・・)では成立しない面白さを描きたいと思います。また、そこで生み出される緊張関係をよりくっきりさせるため、内戦というシビアな状況を選びました。森田くんとは以前から「いつかやろうね」と約束していたんです。僕は余計に動かない俳優、暗い印象の俳優が好きです。森田くんにもどこか影を感じる。その暗さが、今度の芝居をつくるうえでの、探りどころにもなるのかなと思っています。

◆主演 森田剛   【コメント】
岩松さんとは、以前からご一緒させていただきたいと思っていたのですが、今回このタイミングで実現することとなり大変嬉しく思っています。稽古は、何回も同じシーンを繰り返し行うような厳しい方だと伺っておりますので、今から稽古に入るのが楽しみですし、岩松さんの描かれる作品の中で求められる役柄を精一杯演じきりたいと思います。

□タイトル Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019
「空ばかり見ていた」
□作・演出 岩松了
□キャスト 森田剛 勝地涼 平岩紙 筒井真理子 宮下今日子
新名基浩 大友律 髙橋里恩 三村和敬 豊原功補 村上淳

□東京公演
日程 2019年3月9日(土)~31日(日)
会場 Bunkamuraシアターコクーン
チケット料金(税込) S席10,500円 A席8,500円 コクーンシート5,500円
お問合せ Bunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>  http://www.bunkamura.co.jp/

□大阪公演
日程 2019年4月5日(金)~10日(水)
会場 森ノ宮ピロティホール
チケット料金(税込) 全席指定 10,500円
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888<10:00~18:00>
http://www.kyodo-osaka.co.jp

□チケット一斉発売日 2019年1月14日(月・祝)
□企画・製作   Bunkamura