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東出昌大主演 舞台『豊饒の海』初日前会見と公開フォトコール【動画】日本と西洋の文化が入り混じった大正時代の記憶

三島由紀夫が死の直前に完成させた、「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の四部からなる大長編小説『豊饒の海』を原作にした舞台がプレビュー公演を経て、1月7日(水)に初日を迎えた。初日前会見と公開フォトコールの模様を動画でお伝えする。
公演は12月2日(日)まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。

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【初日前会見】
今回はなんと四部すべてを再構築し、ひとつの舞台作品として上演するという史上初の試みとなった舞台『豊饒の海』。初日前会見に登壇したのは、演出を手掛けた、ロンドンのオールドヴィックシアターのアソシエイトディレクターで、ロンドン演劇界のネクストジェネレーションのトップを走るマックス・ウェブスター。本作で、軸となるのは「又、会ふぜ。きつと会ふ。滝の下で」という言葉を残し、20歳で命を落とした美青年・松枝清顕役を東出昌大。松枝を追い求め、人生の中で何度もその生まれ変わりに翻弄される親友・本多繁邦を、青年時代の本多は大鶴佐助、中年時代の本多を首藤康之、老齢の本多繁邦には活動拠点を海外におき、日本の舞台に立つのは4年ぶりとなる御年85歳の笈田ヨシが演じる。三つの黒子を持つ清顕の生まれ変わりとして登場するのは、宮沢氷魚、上杉柊平。

【プレスコール】
4部からなる長編小説を1つの舞台で見せるための脚本・演出での工夫・手法を垣間見ることができるプレスコールとなった。
幻惑的なその舞台を、動画から感じてみて下さい。

2018 PARCO PRODUCE ”三島 × MISHIMA “『豊饒の海』

【原作】三島由紀夫
【翻案・脚本】長田育恵  【演出】マックス・ウェブスター

ステージング:小野寺修二 音楽:福岡ユタカ 美術:松井るみ 衣裳:宮本宣子 音響:井上正弘
照明:佐藤啓 ヘアメイク:川端富生 舞台監督:本田和男 プロデューサー:毛利美咲
製作:井上肇 企画製作:株式会社パルコ

【出演】
東出昌大 宮沢氷魚 上杉柊平 大鶴佐助
神野三鈴 初音映莉子
宇井晴雄 王下貴司 斉藤悠 田中美甫
首藤康之 笈田ヨシ

<東京公演>
【公演日程】  2018年11月3日(土)~5日(月)プレビュー公演
2018年11月7日(水)~12月2日(日)本公演
【会場】 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【料金】 9,000円 プレビュー料金:6,000円(全席指定税込)
【お問合せ】パルコステージ 03−3477−5858 (月~土11:00~19:00/日・祝11:00~15:00)
http://www.parco-play.com

<大阪公演>
【公演日程】 2018年12月8日(土)~9日(日)
【会場】 森ノ宮ピロティホール