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三島由紀夫の究極の小説「豊穣の海」東出昌大主演で舞台化

三島由紀夫の「美」の象徴とも言うべき松枝清顕役に、東出昌大!

豊饒の海組写真_20180622

2018年秋、PARCOが注目するのは、三島由紀夫!2018PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズとして日本文学の金字塔・三島由紀夫をグローバルな視点で取り上げる。
この秋、舞台化に挑むのは、三島由紀夫の絶筆の書である「豊饒の海」とエンターテイメント性にあふれた「命売ります」の2作品。
第一弾を飾る「豊饒の海」は第一部「春の雪」、第二部「奔馬」、第三部「暁の寺」、第四部「天人五衰」の全四作からなる長編小説を一つの舞台作品として創作する意欲作。
三島は、執筆に約6年の歳月を費やし、この小説を書き上げた1970年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地にて、割腹自殺を遂げた。2018年11月、この究極の小説「豊饒の海」を舞台化。四冊からなる大河小説を一舞台作品として創作する史上初の試みとなる。
脚本は、てがみ座主宰であり今、最も注目をあつめている作家、長田育恵

今回は三島由紀夫の文学作品を大胆翻案。演出はロンドンのオールドヴィック・シアターのアソシエイト・ディレクターで、ロンドンのネクストジェネレーションのトップを走るマックス・ウェブスターが2015年「メアリー・ステュアート(中谷美紀 神野三鈴主演)」以来、3年ぶりに日本で演出、世界のMISHIMAに挑む。

主演を務めるのは、映画・テレビで様々なキャラクターを演じ注目を集める東出昌大。2015年の初舞台となった「夜想曲集」以来、3年ぶり二度目の舞台出演となる。

東出昌大コメント
思春期より三島由紀夫の虜になり、その作品の多くを読んできた私は、「豊饒の海」の舞台化を聞き震えました。
役者になって最大の試練になると思います。持てる全てを注ぎ込みます。三島世界の再現を、楽しみに待っていて下さい。

<公演概要>
2018 PARCO PRODUCE ”三島 × MISHIMA “『豊饒の海』

【原作】三島由紀夫
【翻案・脚本】長田育恵  【演出】マックス・ウェブスター

ステージング:小野寺修二 音楽:福岡ユタカ 美術:松井るみ 衣裳:宮本宣子 音響:井上正弘
照明:佐藤啓 ヘアメイク:川端富生 舞台監督:本田和男 プロデューサー:毛利美咲
製作:井上肇 企画製作:株式会社パルコ

【出演】
東出昌大 宮沢氷魚 上杉柊平 大鶴佐助
神野三鈴 初音映莉子
宇井晴雄 王下貴司 斉藤悠 田中美甫
首藤康之 笈田ヨシ

<東京公演>
【公演日程】  2018年11月3日(土)~5日(月)プレビュー公演
2018年11月7日(水)~12月2日(日)本公演
【会場】 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【料金】 9,000円 プレビュー料金:6,000円(全席指定税込)
【前売開始】 2018年8月26日(日)
【お問合せ】パルコステージ 03−3477−5858 (月~土11:00~19:00/日・祝11:00~15:00)
http://www.parco-play.com

<大阪公演>
【公演日程】 2018年12月8日(土)~9日(日)
【会場】 森ノ宮ピロティホール