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偉大なデザイナーの波乱万丈な人生を描く ミュージカル「イヴ・サンローラン」製作発表

フランスを代表する伝説のファッションデザイナー イヴ・サンローランの華麗な人生の光と影を描く、ミュージカル『イヴ・サンローラン』の上演が決定。10月30日(火)にフランス大使館大使公邸で製作発表会見が行われた。
イヴ・サンローランは、約40年に渡りトップデザイナーとしてファッション業界をリードし、貴族や女優等にも多大な影響を及ぼした20世紀を代表する世界的デザイナー。
今作ではイヴ・サンローランの人生を、オリジナルミュージカルで描く。

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川原一馬 海宝直人 上原理生 東山義久 大山真志 安寿ミラ   写真:安藤潤一郎

製作発表には作・演出の荻田浩一と音楽の斉藤恒芳、衣装・朝月真次郎とイヴ・サンローランを演じる主演の東山義久と海宝直人、さらに上原理生、大山真志、川原一馬、安寿ミラのキャスト陣が登壇。さらにフランス大使館文化参事官およびアンスティチュ・フランセ日本代表のピエール・コリオ氏、ローラン・ピック駐日フランス大使も登壇した。

主演の東山・海宝の挨拶と主題歌歌唱の場面は動画でお楽しみ下さい。

作・演出の荻田浩一は「イヴ・サンローランは歴史的に偉大な作品を残したデザイナーであり、波乱万丈な人生を送った方。そのエッセンスをより多く浮かび上がらせた作品にしていきたい」とオリジナルミュージカルとしてのポイントを語った。

音楽担当の斉藤は「半分ぐらいできましたが、こんなに筆が早く進むのは初めてです。最近流行のジュークボックスミュージカルやカタログミュージカルのような新しめで、1曲1曲は歌謡曲の雰囲気にして、今風と60年代の感じを混ぜて楽しめるようにしたい」と音楽の方向を明かした。

衣装の朝月真次郎はについては「荻田さんと相談しながら、イヴ・サンローランに恥じない衣装やデザインを」と意欲を表明。「サンローランはプレタポルテ(既製服)を世に出し、 サファリルックやトレンチコートなどを初めて既製服として発売した勇気がある。 サンローランの影響をいろいろ受けてきている。後輩たちもその勇気を受け継ぎたい」とサンローランへの敬意を示した。

イヴ・サンローランのパートナー、 ピエール・ベルジェ役(東京公演のみ)を演じる上原理生は「(お話をいただくまで)ベルジェさんのことは知らず、 イヴ・サンローランがこの方と二人三脚でやっていたのか!と発見がありました」、 ピエール・ベルジェ役とクリスチャン・ディオール役他を演じる大山真志は「新しく作られるミュージカルで2つの役をやらせて頂けるのは光栄です。大変だと思いますが、いろいろな人生を1つの作品の中で生きることができるのは幸せに思います。ベルジェがサンローランを支えたように、僕も作品を支えられる俳優として舞台に立ちたいと思います」、クリスチャン・ディオール役他を演じる川原一馬は「歴史的な人物を演じるのは、身が引き締まる思いです。作品を通してディオール、そして役に向き合って生きたいと思います」と熱く語った。
ココ・シャネルとイヴ・サンローランの母ルシエンヌ他を演じる安寿ミラは「30年近くフランスに行っています。フランス好きの私がシャネルを演じられるのはとても嬉しいことです。スリリングな演出をなさる荻田さんの作品に、また出演することができて稽古を楽しみにしています」と心境を語った。

<東京公演>
日 程 : 2019年2月15日(金)~3月3日(日)
会    場 : よみうり大手町ホール
チケット料金 : 11,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
チケット発売日 : 2018年12月15日(土)
問い合わせ  : キョードー東京 0570-550-799(平日11時~18時・土日祝10時~18時)

<兵庫公演>
日 程 : 2019年3月26日(火)
11:30開演(東山義久主演)、 17:00開演(海宝直人主演)
※兵庫公演に上原理生は出演致しません。
会 場 : 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
チケット料金 : A席9,800円 B席6,800円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
チケット発売日 : 一般発売 2018年12月9日(日)

公式サイト  :  https://www.yume-monsho.com/