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生田斗真と菅田将暉が初共演!舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』今秋、上演決定!

生田斗真 菅田将暉 初共演で贈る
世界が愛した傑作戯曲!

タイトル1

作:トム・ストッパード 翻訳・演出:小川絵梨子

生田斗真と菅田将暉の初共演! 小川絵梨子の演出のトム・ストッパード作『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』が、10月30日から11月26日まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。

シェイクスピアの悲劇「ハムレット」の最後の最後で、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」の一行だけで片付けられてしまった、憐れな2人組「ロズとギル」。本家ハムレットでは、どうあがいても日の目を見ることのない影の薄い2人組を、堂々の主人公に引っ張り出した、いわば『ハムレット』のスピンオフ。

Tom Stoppard official photo with credit 2016

劇作:トム・ストッパード

 

初演から50年の時を経ても色あせない、現代演劇界の巨匠トム・ストッパードの知的遊び心が盛りだくさんの傑作戯曲『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』。
卓越した表現力で益々輝きを増す生田斗真と、破竹の勢いで音楽活動にも進出した菅田将暉が初タッグを組み、自由自在&軽やか&スピーディ&笑いに満ちた台詞の渦の中で繰り広げられる「ハムレット」の裏の裏・・・。
気鋭の演出家・小川絵梨子が紐解く、深い深い戯曲のからくり・・・。合わせ鏡のまた向こうに、またまた合わせ鏡があるかのように、幾重にも張り巡らされた仕掛けの中で、果たして、『ロズとギル』は、本家「ハムレット」では舞台に登場することなく、「死んだ」のひとことで片付けられてしまった自分たちの哀れな運命を変えられるのか?!

その他の共演は、林遣都、半海一晃、安西慎太郎、松澤一之、立石涼子、小野武彦らの若手からベテランまで個性豊かな実力派俳優が顔を揃えた。演劇ならではのライブな楽しさに心を躍らせながら、「ローゼンクランツとギルデンスターン」の運命の旅に、是非ご同行を!

☆生田斗真 コメント☆(ローゼンクランツ役)
チェーホフ「かもめ」以来、久々の翻訳劇です。翻訳劇って、最初はどうしても、「難しそう・・・」というイメージがあるかもしれませんが、そのハードルの高さを少しでも取っ払って、「演劇って面白い!」、「舞台ってこんなに夢がある!」、そう皆さんにお伝えする事が、自分たちの使命だと思っています。 これまで多くの素敵な先輩たちが取り組んでこられた面白い作品です。肩の力を抜いてご覧頂けるような楽しい舞台にしたいと思っています。
菅田くんとの共演は初めてです。役柄上、2人で一緒にいる時間が圧倒的に多いのですが、一緒にやれると決まったときから、「気持ちよくやれそう!」という予感があり、ずっと楽しみにしてきました。菅田くんと一緒に、まずは自分たちも楽しく演じることを大事にしたいと思います。演出の小川絵梨子さんとも初めてご一緒します。
とにかく小川さんが手がける舞台は、十発十中、面白い!
僕らで、その期待にも沿えるよう頑張ります!

生田斗真 (いくた・とうま)
1984年10月7日生まれ 北海道出身
1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でドラマ初出演。同年、『Stand by Me』 で初舞台を踏む。
以降、映画・ドラマ・舞台と活躍の場を広げ、2007年、ドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」を機にその人気と注目度が一気に加速。その後、多くの主演作を重ねる。近年の主な舞台出演作には、蜷川幸雄演出『ミシマダブル サド侯爵夫人/わが友ヒットラー』(11年)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『かもめ』(13年)、宮藤官九郎脚本・いのうえひでのり演出『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(16年)など。本年2月公開の主演映画『彼らが本気で編むときは、』でトランスジェンダーの女性という難役に挑み、その新境地への挑戦と演技が絶賛を浴びる。本舞台『ロズ・ギル』初日開幕直前の10月28日より主演映画『先生!』の公開も控えている。

菅田将暉(5月1日以降使用可)

☆菅田将暉 コメント☆ (ギルデンスターン役)
舞台は、毎回とても高い経験値がもらえます。今回は、蜷川幸雄さん演出の『ロミオとジュリエット』以来3年ぶりの舞台ですが、久々のライブでの芝居や演出の小川絵梨子さんから得る新たな刺激を楽しみにしています。小川さんの演出を受けたことがある役者仲間は皆、「大変だった・・・」と口では言うんです。でも、皆、とてもいい顔つきになっているんですよね。だから、僕も、小川さんには鍛えていただきたい、と思っています。
生田斗真さんの舞台は、もちろん何度も拝見していますが、ステージからの圧倒的な迫力が強烈に記憶に残っています。あの迫力に負けないように頑張らないと・・・ですね。そして、生田さんとは、演技中もずっと2人一緒に動いているのですが、実は、芝居以外で楽しみにしていることがあります。僕、鼻フェチというか・・・(笑)、生田さんの鼻スジや横顔って本当にキレイですよね。一緒に芝居をして、一番間近でキレイな横顔を見られて、しかも独り占め!それが楽しみです。

菅田将暉 (すだ・まさき)
1993年2月21日生まれ 大阪府出身
2009年、『仮面ライダーW』でシリーズ史上最年少ライダーとしてデビュー。
以降、TVドラマ、映画出演を重ね、13年には、主演映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。15年出演のTVドラマ『民王』や、auのCM「三太郎」シリーズの鬼ちゃん役で人気が爆発。16年以降、主演映画が次々と公開され、17年は、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』出演の他、映画『帝一の國』『銀魂』『火花』『あゝ、荒野』など話題作の公開が相次ぎ、映画『キセキ~あの日のソビト』の劇中バンド「グリーンボーイズ」としてCDデビュー。また、シングル「見たこともない景色」でソロ歌手デビューも果たした。
舞台では、10年上演の『タンブリング』が初舞台。14年にはオールメール(男優だけ)キャストが話題を呼んだ蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』に主演。蜷川氏も絶賛のロミオ像を創り出した。

―あらすじ―
コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。
彼らの名はローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。
自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。
ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々を進み、そして、、、、。
自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ終末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。 かくて運命に流された二人は、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか・・・。
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」

舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』
【公演期間】 2017年10月30日(月)~ 11月26日(日) 世田谷パブリックシアター
【料金(全席指定・税込)】 S席¥10,000 A席8,000 B席¥6,000
【一般前売開始】 2017年9月16日(土)
【 作 】トム・ストッパード
【翻訳・演出】小川絵梨子
【キャスト】生田斗真 菅田将暉 / 林遣都 半海一晃 安西慎太郎 松澤一之 立石涼子 / 小野武彦 ほか
【公演お問合せ】シス・カンパニー TEL:03-5423-5906
【公式サイト】http://www.siscompany.com/rosen/