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イ・ゴンミョン&キム・ボムレが極上の夜に! 初ジョイントコンサート『韓国ミュージカル俳優 トーク&コンサート スペシャル』開催!

ファンの熱い要望に応え、彼らが再び日本にやってきた。韓国を代表するミュージカル俳優イ・ゴンミョンとキム・ボムレ。今年3月と5月に行われたそれぞれの日本単独公演『韓国ミュージカル俳優 トーク&コンサート』を大盛況のうちに終え、今度は二人揃ってステージに立った。10月3日、東京・杉並公会堂にて『韓国ミュージカル俳優 トーク&コンサート スペシャル』を開催。秋のはじまりに豪華かつ魅惑的な夜を届けた。

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韓国ミュージカルの奥深さと俳優たちの底知れぬ実力を間近で体感する!をコンセプトに開催される『韓国ミュージカル俳優コンサート&トーク』の第7弾。会場が暗転すると、客席の扉からイ・ゴンミョン、続けてキム・ボムレがフォーマルなスーツ姿で登場! 『ノートルダム・ド・パリ』のナンバーから「カテドラルの時代」を歌い上げステージがスタート。会場のボルテージが一気にあがり拍手喝采の幕開けとなった。

満面の笑みをたたえながら「お元気ですか~?」と客席に声をかけるイ・ゴンミョン。キム・ボムレは、「僕らはまったく違うタイプの俳優ですから、今日は面白いコラボレーションをお楽しみいただけるのではないかと思っています」と挨拶し、観客の期待をあおる。

キム・ボムレが、『あの日々』から「10月のある素敵な日に」を魅力的な超重低音ヴォイスを響き渡らせると、イ・ゴンミョンが、「愛していたけれど」で、幅のある歌声で会場を包みこむ。『レ・ミゼラブル』の「Empty Chairs at Empty Tables(カフェソング)」を涙ながらに歌うキム・ボムレに、客席でも涙を拭う姿がチラホラ。

「Bring Him Home」「STARS~星よ~」を披露し、客席の反応に満足げな笑顔を見せる二人に、MCから「確か・・・、お二人は『レ・ミゼラブル』に出演されていませんよね?」と突っ込まれ、「そうなんです(笑)。4年くらい前にオーディションがあって選ばれたんですが、その公演が中止になっちゃたんですよ。二人で頑張ろうって毎日励ましあっていたのに・・・。それで、2年前にまた公演オーディションがあったので受けたら、今度は二人とも落とされたんです。僕たちにとっては悲しい思い出のある曲ですが(笑)、せっかくですので今日歌ってみようと思って準備しました」と、おどけながら語るイ・ゴンミョン。私生活でも仲がいいという二人のやり取りに大きな笑いと拍手が送られた。

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エプロン姿に変身したキム・ボムレが『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』の「料理の歌」では、客席に降り立ち、観客をいじりながら歌唱する場面も。強面のその顔とは真逆な(?)お茶目な笑顔にファンはもうメロメロ。二人が出演した『Jack the Ripper』より「俺がジャック」をデュエットで熱唱すると、会場の興奮はさらにアップ。イ・ゴンミョンは自身が演じたアンダーソンになりきり、「灰色の都市」「この夜が俺は好き」で観客の心を鷲づかみに。今年公演され高評価を受けた『フランケンシュタイン』や『二都物語』などのナンバーも披露しファンを酔わせた。

一方のキム・ボムレも、客席から一人をステージにあげエスメラルダに任命。横たえたエスメラルダを抱きかかえながら「踊って僕のエスメラルダ」を熱唱し、その姿はまさにカジモド。一瞬のうちに『ノートルダム・ド・パリ』の世界へいざなった。

各々がその魅力で、自身の思いと情熱を秘めた曲を余すことなく熱唱し、極上のハーモニーを奏でる。『ジキルとハイド』の「Confrontation~対決~」では観客は息をのんで聞き入っていた。そして、やはりミュージカル『三銃士』を抜かしてはこの二人を語ることはできないだろう。アンコールでは、イ・ゴンミョンが「約束」を。そして「三銃士たち」を二人で歌い最後は胸元から指を出して(剣のように)クロス(笑)。会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、コンサートの幕を閉じた。

上演後は、イ・ゴンミョンとキム・ボムレが観客を見送るというサプライズプレゼントも。最高の笑顔でファンとの交流を深めた二人。ファンにとっても最高の1日になったことは間違いない。
なお、イ・ゴンミョンは10月21日から韓国で上演される『あの日々』、キム・ボムレは、来年上演が予定されている『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役が控えている。彼らの勢いは止まらない!益々の活躍に大いに期待したい。