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石黒英雄、「映像の経験を生かしたい!」原作者も大満足のビジュアルも発表! 舞台『黒薔薇アリス』制作発表

タイトル

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舞台『黒薔薇アリス』の制作発表が、2月2日、東京・日本基督教団 西片町教会にて行われ、抽選で選ばれたファン50名のオーディエンスが見守るなか、主演の石黒英雄、ヒロインの入来茉里をはじめ、秋元龍太朗、杉江大志、柏木佑介、野嵜豊(劇団番町ボーイズ☆)、名塚佳織、演出を務めるキムラ真が登壇。さらに原作者の漫画家・水城せとなも会場に駆けつけ、キャスト陣にエールを送った。

舞台『黒薔薇アリス』は、ドラマ「失恋ショコラティエ」や、映画「脳内ポイズンベリー」などで人気を博す、漫画家・水城せとなによる同名人気コミックの初舞台化。ヴァンパイア(吸血樹)となったテノール歌手ディミトリと、ヒロインのアニエスカ/アリス、彼女を取り巻く4人の吸血樹たちが織り成す美しくも切ないラブストーリー。

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築80年を超えるゴシック様式の歴史ある教会にやや緊張の面持ちで登場したキャストたち。
今回初座長を務める石黒は、約3年ぶりの舞台出演となる。3年の間、『ウルトラマンオーブ』で主演するなど、映像の世界で活躍してきたが、「映像と舞台は異なった表現方法になりますが、映像で培った瞬発力などの経験から得たものを生かして爆発させていきたい」と意欲満々。

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一方の入来は、アニエスカの肉体に菊川梓の魂が宿る役どころ。入来は、「アリスは天真爛漫で、急な展開になってもその状況を楽む度胸がある、芯がある女性だと思います」と語り、「見た目は日本人ではないので、公演が始まるまでに体型を整えて、見える部分は原作に近づけたいです」とビジュアルについても準備に余念がない様子。

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また、会見ではディミトリ・レヴァンドフスキ&アリスのキービジュアルと、ディミトリ&アニエスカのキービジュアルも初披露。「撮影中は、お互いにこうしたほうがいいんじゃなかとアイディアを出しあいながらやっていてやりやすかったです。舞台の稽古や本番もこういうふうにいけるんじゃないかと自信がつきましたね」と石黒。かなり接近した写真だが、入来は「他にもいろいろ撮っているので、躊躇はなかったですね」とあっけらかん。「石黒さんが右手をどこに置いたらいいのかわからないって言うので、お尻にどうぞって(笑)」とエピソードを明かすと、すかさず石黒が「誤解を招くよ~。ニュースになっちゃうよ(笑)」と言って、会場の笑いを誘っていた。

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以下、キャストたちのコメント。

石黒英雄(ディミトリ・レヴァンドフスキ役)
「黒薔薇アリス」という素敵な作品に演出家のキムラ真さんをお迎えし、(赤澤ムックさんに)素敵な脚本を作っていただいて、とてもよい舞台になると思います。今日初めてお会いするキャストの方もいらっしゃいますが、初めてとは思えないほど楽しくお話ができました。観に来てくれたお客さまに強烈な印象を与えて、後悔させない舞台にしていきたいと思っています。一人でも多くの方に劇場に足を運んでもらえるようにチーム一丸となって、最高の舞台にしていきたいと思います。

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入来茉里(アリス/アニエスカ役)
ヒロイン役の立場では、主役の方や他の男性陣のキャストをよりかっこよく見せられるかを気にしながら演じていくんですが、台本を読ませていただき、キャラクターもはっきりしていて、とても面白く、私の好きな世界観なので今からとても楽しみです。

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秋元龍太朗(レオ役)
台本を読ませていただいて、(レオは)重要な役割であるんですが、僕らはヴァンパイアなんですけど、その人間模様、人と人が関わりあっての切なさだったり悲しさがとても綺麗に描かれていて、素敵な作品になると思います。レオは魅力的なヴァンパイアなので、その魅力的な部分を共演するキャストさんやスタッフの皆さんとつくっていければと思います。
ビジュアル撮影のときに、ディミトリ役の石黒さんとご一緒させていただき、ディミトリそのままの存在感が凄まじかったのですが、(石黒さんとの)主従関係が物語にとって重要な部分になると思うので、その関係性をしっかりと築いていきたいです。

杉江大志(双子の兄・櫂役)
この作品は、各々のキャラクターが背負っているものがしっかりあると感じていますので、櫂という役が背負っているものにしっかりと向き合って、この舞台となる作品において、自分の役割をしっかりつくっていけたらと思います。双子の性格は全然違いますけど、正反対の性格のなかでの双子らしさを柏木くんと探していけたらと思っています。

柏木佑介(双子の弟・玲二役)
今日はまさか教会で制作発表をやらせていただくなんて思っていなかったんですが、素敵な会場ですよね。(杉江さんとは)撮影でお会いして、今日で2回目なので、まだお互い探り探りなんですが、柏木佑介として杉江大志くんと深め合っていって、それがそのまま櫂と玲二につながっていくようにしていきたいなと思っています。僕は弟役なんですが、歳は僕のほうが上なので、そこらへんもうまく調節していこうかなと思ってます(笑)

野嵜豊(生島光哉役)
今回は素敵な作品に出させていただくことになり、とてもうれしく思います。お話をいただいてから、不思議な世界観の中に現実が描かれている原作を楽しく読みました。僕が演じる光哉は、梓先生に恋をする高校1年生で、キラキラしていて自分の気持ちをまっすぐ伝えられるのがうらやましく感じました。僕も同じ高校生なので、高校生を演じられることがとてもうれしいです。先輩方がたくさんいるので、いろいろ学んで、素敵な作品にできたらいいなと思います。

名塚佳織(鳴沢瞳子役)
中盤から後半にかけて物語を大きく動かしていく役どころということで、いい影響を与えていけたらなと思います。実は、2.5次元舞台は初めてでして、今回初めて参加させていただきますので、楽しみながらやっていけたらと思っています。

キムラ真(演出)
原作を読んで、水城せとな先生の深い愛を感じました。そして愛についてすごく考えました。この愛をどう伝えようか。恋愛ではなく、生涯をかけて成就する、達成する愛ってどんな気持ちなのかな、どう伝えればいいのかなって思いました。愛についてとても考えさせられる、共感できる作品だと思っています。
さきほどキャストの皆さんに挨拶をしたときに、“みんなの代表作にします!”と言いました。楽しみにしていただきたいと思います。

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水城せとな(原作者)
さきほど(キャストの)皆さんと初めてお会いしました。私の作品は、これまで映像化でドラマや映画はあったのですが、舞台化は初めてです。映像ですと最終的にいろいろ編集を加えて作品になるんですが、舞台となると生身の皆さんがお客様の目の前で演じる、という作品になるので、ドラマや映画に比べて、もっと皆さんの人間力で勝負するところが大きいのかなと思うんです。私の漫画が舞台化できるのかなと思っていたのですが、皆さんにお会いして、お一人お一人が真剣にキャラクターの気持ち、人間性、背負っているものなどを感じ取ってくださっていて、漫画ではキャラクターに関して全部を描いているわけではないのですが、描かれていない部分をお一人お一人が愛情をもって感じ取ってくださると思うので、どういう形で舞台作品になるのか、演出やスタッフの皆さんの力でどういう作品になるのか、私は完全に観客の一人としてできあがりを楽しみにしています。皆さまの熱意と才能にお預けするかたちで、皆さんと一緒に開幕の日を待ちたいと思います。

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舞台「黒薔薇アリス」
2017年5月12日(金)~21日(日)
Zeppブルーシアター六本木

原作:水城せとな(「黒薔薇アリス」小学館刊)
演出:キムラ真
脚本:赤澤ムック
音楽:三枝伸太郎
出演:石黒英雄、入来茉里、秋元龍太朗、杉江大志、柏木佑介、野嵜豊(劇団番町ボーイズ☆)、名塚佳織、蜂谷晏海、藤原亜紀乃
(c)水城せとな/「黒薔薇アリス」小学館フラワーコミックスα/舞台「黒薔薇アリス」製作委員会

★チケット(税込・全席指定)
一般発売日:2017年3月4日(土) 10:00~
静寂館シート:8,500
S席:6,500
A席:4,500
※最新情報は公式WEBにて!
http://www.cornflakes.jp/kurobara/