映画『約束のネバーランド』の大ヒットを記念して、1月10日、生配信イベントが開催され、本作で“孤児院のフルスコア3人組”を演じた浜辺美波・城桧吏・板垣李光人が登壇した。
大人気漫画「約束のネバーランド」（原作・白井カイウ、作画・出水ぽすか）を平川雄一朗の手で実写映画化し、ハリウッドでの実写化企画も進行している “約ネバ”。本作は、「孤児院で幸せに育てられていた子どもたちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた」という、衝撃的な導入で始まり、主人公・エマ役を浜辺、現実主義者でクールな少年レイ役を城、理性的でリーダー格のノーマン役を板垣が演じ、クローネ役を渡辺直美、冷徹な表情を垣間見せるママ・イザベラを北川景子が演じ脇を占めている。
2020年12月18日より公開され、演技力やビジュアルのクオリティの高さは勿論、ロケ地や小道具の再現力など、様々な角度から原作さながらの世界観を表現していると大きな話題となり、公開２０日間で１３．８億を記録する大ヒットとなっている（1月６日時点）。
この日は、本来は観客を前に舞台挨拶を予定していたが、新型コロナウィスル感染による緊急事態宣言の発令を受けオンラインの開催となった。
実写化が難しいと言われていた本作だが、浜辺は「同業者の方々もたくさん観てくださって、『頑張ったね』って言っていただきました」と労いの言葉を受けたという。城は「友達が（映画を）観に行ってくれて、『また観に行くね』と言ってくれました」とニッコリ。板垣は「実は、実際に映画館に観に行ったんです。会場で涙で鼻をすする音が聞こえてきたんですよ」と、観客の反応を体感し、「嬉しかったです」としみじみ。
撮影現場に行くのにも苦労したというキャストたち。浜辺は「朝5時頃出発して、車で1時間、その後15～30分くらい登山というか、可愛くいうとハイキングして現場に到着しました」と明かし、「帰りに体力がなくて泣きだす子どももいたし、現場は牛と（牛の）うんちっちの中でやってましたから」と苦労を吐露。
板垣も「鬼ごっこのシーンを何回も撮ったあとにハイキングをして帰るという･･･」と苦笑い。
ワイヤーアクションや、木登りにも挑戦した浜辺だが、その姿に板垣から「木に登っている浜辺さんも美しい」と言われ、城にも「とてもナチュラルに演じられていました」と絶賛され照れ笑い。
また、映画を観た人たちの間で、ラストシーンで景色を見ながらエマが放つ言葉に注目が集まっているが、浜辺は「私が聞いているなかでは、ほとんどの人が当たっていないです」と報告。板垣は「希望？」、城は「ノーマン？」と予想したが、「正解は映画館で！！」といたずらな笑顔を見せた浜辺だった。
イベントでは、新年の抱負を書き初めで発表した3人。実際に筆を走らせる真剣な姿に「カッコいい！」「可愛い！」と、コメントがたくさん上がる。板垣は「漂」、城は「力」と書き、浜辺は「笑」と書いて、「マスクしていても、意識して口角を上げていきたいです」と伝えた。
さらに、本年、新成人を迎える浜辺は「今までは両親に頼ってばかりいましたが、最近は書類の管理や、マネージャーとの打ち合わせも自分でできるようになりました」と話し、大人になってきた自分を実感しつつも、「自立していくかは自分次第だと思う。これから一歩ずづです」と決意を新たにしていた。
『約束のネバーランド』
＜ストーリー＞
幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院、「グレイス＝フィールドハウス」。
そこで暮らす孤児たちは、母親代わりでみんなから“ママ”と呼ばれている、イザベラ（北川景子）のもと、里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。
エマ（浜辺美波）、レイ（城桧吏）、ノーマン（板垣李光人）の3人も、いつか外の世界で暮らすことで、より幸せな日々がやってくると信じていた。
しかし、ある日“その秘密”を知ってしまう。
全てが偽りだったと気がついた3人は、孤児たち全員を引き連れた、無謀ともいえる脱獄計画をスタートさせる…。
原作：「約束のネバーランド」白井カイウ・出水ぽすか（集英社ジャンプコミックス刊）
公開日：12月18日（金）
監督：平川雄一朗
脚本：後藤法子
出演：浜辺美波、城桧吏、板垣李光人 渡辺直美 北川景子 ほか
配給：東宝㈱
撮影期間：２０１９年８月～９月（東京都内、長野県、山梨県、福島県 他）
コピーライト：©白井カイウ・出水ぽすか／集英社 ©2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会
公式サイト：https://the-promised-neverland-movie.jp/
全国東宝系にて大ヒット上映中！
