映画『帝一の國』の完成披露試写会が4月11日、東京・東京国際フォーラムにて行われ、主演の菅田将暉をはじめ、共演の野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁と、永井聡監督が登壇した。
本作は、古屋兎丸の異色コミックを原作に映画化した学園コメディ。エリート学生800人が集結した全国屈指の超名門、海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という夢を実現させるため赤場帝一（菅田）が、命がけの生徒会選挙に挑む様を描く。
約4000人が集まった会場に大歓声で迎えられ登場したキャストたちは、ステージに上がると、劇中に登場する“フンドシ太鼓隊”とともに、和太鼓の生演奏を披露。いきなりのサプライズ演出に、会場のボルテージは急上昇。途中、野村のバチが折れてしまうというハプニングもあり、その迫力あるパフォーマンスで観客を魅了。「本日は海帝祭へようこそ！」とアナウンスされたスタートのことば通り、祭りの始まりを華やかに飾った。
無事演奏を終えた菅田は「僕の人生においてすごく大切な1日が、こんな楽しい祭りになるとは思いませんでした！」と興奮を隠せず、「これ（『帝一の國』）は僕らの果たし状にしようと思ってます！」と自信たっぷりに宣言。バチを折ってしまった野村は「バチは折れましたが、心は折れていません！」と胸を張る。
ステージには今をときめく売れっ子若手俳優がズラリと並び、永井監督は「約1年前にスタートした企画ですが、今だったらこの全員を集められないと思います。貴重な作品になりました」と、キャストたちの成長ぶりにしみじみ。
撮影時のエピソードに話が及ぶと、「周平の寝顔がかわいいんですよ」と菅田。志尊からも「僕の膝の上で、口をパクパクしながら寝るんです。可愛かった」と暴露され大照れの野村。また、撮影の合間には菅田がギターを弾き、一緒に歌っていたという竹内。志尊は、「現場でも役と同じ（アイドル）キャラでいたら、可愛がってもらえていたんですけど、芽郁ちゃんが現場に来たら、みんな僕の顔を見て『お前おかまみたいだな』と言ってきて･･･」と永野に嫉妬。
現在28歳で最年長の千葉は「ずっと、かわいいポジションにしがみついていた僕ですが、今回、志尊くんと芽郁ちゃんにその座を奪われました」と告白し肩を落とす。客席には、愛が込められた“ジジイ”の文字が入ったボードもチラホラ。「ほら、あれ見て～」と自ら会場を沸かすと、間宮から「大丈夫、俺が介護するから」と慰められていた。
そんな男子たちの盛り上がりを横目で見ていた紅一点の永野は「みんな男子校みたいな会話で盛り上がっていたので、あまり聞かないようにしていていました(笑)。楽しそうなのは伝わっていましたけど」とニッコリ。菅田はフンドシシーンを振り返り、「それぞれ毛の剃り残しを確かめ合ったのは熱い友情でしたね」と話し、最後まで笑いの絶えないイベントとなった。
映画『帝一の國』
出演：菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大／永野芽郁、吉田鋼太郎
監督：永井聡
脚本：いずみ吉紘
企画・製作：フジテレビ
制作プロダクション：AOI Pro.
配給 ：東宝
(c)2017フジテレビジョン 集英社 東宝 (c)古屋兎丸／集英社
公式サイト：http://www.teiichi.jp/
2017年4月29日（土・祝）より全国東宝系にて公開！
