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新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙らが下した大きな決断とは!? 映画『十二人の死にたい子どもたち』ジャパンプレミア

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映画『十二人の死にたい子どもたち』のジャパンプレミアが、1月9日、東京・ヒューリックホール東京にて行われ、キャストの杉咲花、新田真剣佑、北村匠海(DISH//)、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と、堤幸彦監督が登壇した。

冲方丁の同名小説を原作に堤幸彦の手で映画化した本作は、安楽死を志願する12人の未成年たちが廃病院の密室に集まり、13人目の死体を発見したことから、死体の謎と犯人への疑心暗鬼に陥っていく様を描く現代サスペンス。

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物語の内容にちなみ、最近あった“ヤバいエピソード”について聞かれると、新田は「年末年始に、京都に帰って、名古屋に行き、北海道にも行って7日間でまわりました」とハードなスケジュールをこなしたことを明かす。北村は自身が古着好きから起きたエピソードを披露。「ヴィンテージの靴を雨の日に履いていたんですが、歩いているうちに『ちょっと右足冷たいな・・・』と思ったら、ソールがどこかにいっちゃっててバレエシューズみたいになっていたんです」とジェスチャー付きで話し、会場の笑いを誘った。

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また、「これまでに自身が下した“大きな決断”は?」の質問に、高杉は「中学で1人で上京しないといけなかったんですが、親も自分で決めなさいという人だったので、小学6年生の僕が自分で決めなくてはならなかったんです。仕事するかもどうか2年くらい悩んでこっちにきました。でも、自分で決めてよかった」と幼くして自身で決断したことを吐露し、会場からも驚きの声が上がる。

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同じくアメリカLAから日本に移ってきた新田も「日本を拠点にして役者を演っていくことが人生の一番の決断でした」と振り返りつつ、決断については「悩みませんでした。さっと決められました」と晴れ晴れとした笑顔を見せる。橋本、黒島らなど同年代のキャストらも同じような決断があったそうだが、皆悩まず上京を決めたという。

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北村は「僕も18歳の時に大学に行くか、役者をやるかの決断をしました。役者一本で行くと決めて出演したドラマで(新田)マッケンと出会いました。今となってはいい決断だったと思います」と告白。その話に新田は「今、初めて知りました」と驚きつつもそんな出会いを喜び北村を見つめた。

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また、この日はトータライザーを使って質問をしていき、メンバーの本音を暴くことに。「このメンバーの中に好きな人がいる?」という質問に、ボタンを押したのは9人。3人は“共演者には好きな人がいない”ということになり、渕野は「俺は黒島ちゃんかな」とと予想。その言い方に北村が「今、(渕野が好きな人を)告白したのかと思った(笑)」と言い、会場を沸かす場面も。

「この中の誰かのとんでもない秘密を知っている」との問いには、7人がスイッチを押した。新田は「とんでもない秘密を知っています」と言い出し、「僕が演じるシンジロウ役はセリフが多くて、フッチー(渕野)と萩原利久、坂東龍汰が僕の家に泊まりに来てくれて、セリフ合わせに付き合ってくれたんです」と話す。ところが「坂東龍汰は隣に寝てくるんですね。それで、僕の足をこうやって挟むんですよ」と暴露。会場が笑いに包まれると「すっごい寂しがりやなのか、甘えん坊なのか」と楽しそうに話すも、北村は会場を見渡し「すごい空気感になっているよ」と冷ややかに笑っていた。

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さらに、「堤監督の次回作にぜひ出演したいか?」の質問には、なんと0人。12人全員がスイッチを押さず、堤がショックを受けステージから去ろうとする。杉咲は「あんな現場耐えられないです!・・・というのはウソで、監督をだまそうとみんなで話したんですよ」とキャストたちのドッキリだったことを明かした。ホッと胸をなでおろした監督だったが、MCから「ドッキリをやめようようという人はいなかったんですか?」と聞かれると、新田はすかさず「1人もいませんでした!」キッパリ(笑)。ズッコける監督に会場も大爆笑となっていた。

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最後に、杉咲は「一括りにできない、意外な仕掛けがある秘密箱のような映画です。とっておきのラストを楽しんでください」と伝え、イベントを締めくくった。

映画『十二人の死にたい子どもたち』
ミッション:集団安楽死 / 場 所:廃病院 / 参加者:12人の未成年 / 謎:13人目の死体
死にたいけど、殺されるのはイヤ。
その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。
「みんなで死ねば、怖くないから」 ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。
突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。
彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。
全員、ヤバい。 気が抜けない。 いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。

【4番解禁後】映画『十二人の死にたい子どもたち』:メイン(リサイズ)

杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜/橋本環奈/吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音、竹内愛紗
監督 堤 幸彦
原作 冲方 丁『十二人の死にたい子どもたち』(文春文庫刊)
脚本 倉持 裕
音楽 小林うてな
主題歌 The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
企画・製作 日本テレビ放送網
制作プロダクション オフィスクレッシェンド
配給 ワーナー・ブラザース映画
■公式サイト http://shinitai12.jp
■公式Twitter @shinitai12movie
■公式Instagram @shinitai12movie
■ハッシュタグ #しにたい12
■コピーライト:©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

2019年1月25日(金)廃病院集合