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山本舞香、生合唱で感極まって涙! 映画『桜ノ雨』生合唱イベント&舞台挨拶

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第28回東京国際映画祭パノラマ部門に選出された『桜ノ雨』の生合唱イベントが10月30日、六本木ヒルズアリーナにて行われ、主演の山本舞香をはじめ、広田亮平、久松郁実、原作・原案のhalyosy、ウエダアツシ監督が登壇。合唱部員40人と「桜ノ雨」を合唱した山本は、感極まって大粒の涙を流した。

「桜ノ雨」は2008年にhalyosyが歌声合成技術・応用ソフトウェアVOCALOIDを使用し、ニコニコ動画で発表した楽曲。ボカロオリジナル曲でミリオンを達成し、関連動画再生数は3,000万超を記録。さらには、2009年、2010年春と合わせて200を越える中高校の卒業式で合唱されている。この卒業式の定番ソングになった同曲を実写映画化。高校合唱部を舞台に、友情や恋愛を通して成長していく樣を描く青春グラフィティ。

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映画初主演を飾った山本は、「うれしかったけど、プレッシャーもありました。原作の未来とは違う未来を演じようと思った。初めての内気な役でしたが、役のふり幅が増えていい経験になりました」と女優として真摯な思いを語った。
そんな山本演じる未来についてhalyosyは、「クラスにこういう子がいたなっていう、リアルな感じがしました。すごく等身大で共感を得られるのではないでしょうか」とコメント。

実は「歌が苦手でソロパートがすごく嫌だった」と明かした山本だが、「練習を重ねて先生に教えていただき、今回の映画で歌が好きになり自信が持てるようになりました。ちょっと前進できたんじゃないかなと思います」とニッコリ。歌詞が自分の思い出と重なり『桜ノ雨』を通して歌うと自然と涙が出てきます」と明かした。

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広田は、「この曲を聞いたのが、ちょうど高校を卒業したばかりの頃だったので、懐かしくて涙が出ました。こういう曲を聞くと、当たり前に過ごしていた日常が、特別なものだったんだなと思えました」と述べ、久松も「映画の撮影で、沼津で2週間みんなと一緒に過ごしたので、とても楽しくて高校生に戻れたようでした」と振り返った。

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また、「普通の合唱部という設定だが、高校の合唱部だから。彼らには2ヶ月近く練習してもらい、高校の合唱部として恥ずかしくないレベルに仕上げることができました」と胸を張ったウエダ監督。

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最後はキャスト3人と劇中の合唱部員総勢40名で「桜ノ雨」を合唱を生披露。途中、山本が感極まって大粒の涙をこぼす一幕もあった。

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その後、劇場に場所を移して行われた舞台挨拶では、主人公の未来が思いを寄せる男性役の浅香航大も加わり、キャストたちは自前のハロウィン仮装に着替えて登場!

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幼い頃ピアノを習っていた経験を持つ浅香は、「吹替えを使わずに撮影することができて達成感があってよかったです」と満足げな様子。

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撮影の思い出を聞かれた山本が、「沼津には2週間ほど滞在していましたが、私は撮影ばかりで、ほかのみんながゴハンを食べに行ったりしていてうらましかったです」と答えると、浅香は、「なんといっても沼津ですからね。亮平を連れて釣りにも行きましたし、行きつけの飲み屋もできました。毎日が本当に楽しかったです」と笑顔を見せ、さらに山本を羨ましがらせた。

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『桜ノ雨』-1

『桜ノ雨』
出演:山本舞香 浅香航大 広田亮平 久松郁実 三浦透子 井上由貴 中村大樹 きそひろこ / 田畑智子 奥貫 薫
監督:ウエダアツシ
楽曲制作・原案・原作:halyosy
企画・配給:AMGエンタテインメント
(C) 2015 halyosy、藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会
公式サイト:http://sakuranoame-movie.com/

2016年3月全国ロードショー