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髙橋一生、渡辺えりに蒼井優との結婚を勧められるも・・・「残念だったわねぇ~」と慰められる!? 映画『ロマンスドール』初日舞台挨拶

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映画『ロマンスドール』の初日舞台挨拶が、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の髙橋一生をはじめ、共演の蒼井優、渡辺えり、きたろうと、タナダユキ監督が登壇した。

タナダ監督が、12年前に発表した小説を実写映画化した本作は、美大卒業後にひょんなことからラブドール制作工場で働きはじめ、その魅力にのめり込んでいった男とその妻との日々を描く。主人公の北村哲雄役を髙橋、妻・園子を蒼井が演じる。

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本作の脚本を初めて読んだときを振り返った高橋は、「ドールの作り方を学び、また新しい経験ができました。皆さん、陶芸作品を作るようにやってられました」とし、「そして蒼井さんとご一緒できることを楽しみにしていました」とニッコリ。

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新婚初日、結婚式が終わったシーンについて聞かれると、「本当に、俳優冥利につきます。蒼井さと疑似体験ができて」と嬉しそう。髙橋とは映画『リリィ・シュシュのすべて』以来19年ぶりの共演となる蒼井だが、「高橋さんはキャッチボールというより、何個も玉を返してくれるんです。大人な現場で、温かいけど人情味があって、皆が準備してきたものを出して作品を作っていく・・・。とても気持ちが良かったです。演じていて難しいと思ったことはなかったですね」と回顧した。

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そんな二人におせっかいを焼く渡辺。「高橋くんが結婚したいっていうから、蒼井優ちゃんはどう?って勧めたんですよ。(その時はまだ独身だったので)」と明かし、「そしたらねぇ・・・。残念だったわねぇ」と言って、笑いを誘う。何か渡辺が話すと、隣に立つきたろうが「そんなこと言うもんじゃないよ」と口をはさみ、まるで漫才夫婦のような絶妙なやり取りに会場は笑いに包まれる。

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夫婦の10年間を描いた本作にちなみ、「10年前に戻って言って自分に言ってあげたいことは?」と質問されると、髙橋は「『自転車乗ってる?』と聞きたいですね。この前も青山通りを走ってました」と話し、蒼井は「10年間騙されたことがあって・・・」と話し始め、「実は、昔自分が落ち込んでいたとき、タナダ監督から地井武夫さんのサインが書かれた『ちい散歩』の本をいただいたんです。凄く嬉しかったんですが、それは偽物のサインでした。だから、あの時の自分の『それは偽物だよ』と教えてあげたい」と告白。するとタナダ監督は「ハートを書いたサインですよ。普通気が付くでしょう」と大笑いだった。

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さらに、「この中で一番ミステリアスな人は?」と問われ、蒼井と監督は髙橋を指名。監督は「高橋さんは何でもできちゃう人。まだまだ何か出てくるものがありそうな気がする」と吐露。一方の蒼井は「赤ちゃんみたいなときと、仙人の時のようなギャップがあるので、素の一生さんが全くつかめない。さっきも控室でポップコーンをむしゃむしゃ食べていて、赤ちゃんみたいでした」と笑うと、髙橋は「ポップコーン、キャラメル味が大好きなんです」と苦笑いしていた。

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映画『ロマンスドール』
【あらすじ】
変わらない⽇常の中で、どうして僕らは、変わってしまったんだろう。
美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。
僕と妻の、10年の、嘘と秘密と、ほんとの愛。
変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す、美しく儚い、大人のラブストーリー。

高橋一生 蒼井優
浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧
きたろう 渡辺えり
脚本・監督:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」(角川文庫刊)
©2019「ロマンスドール」製作委員会
配給:KADOKAWA
映画公式サイト:http://romancedoll.jp

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