実写映画版『ライオン・キング』のプレミアム吹替版声優発表イベントが7月8日、東京・品川インターシティホールにて行われ、シンバ役を賀来賢人、スカー役を江口洋介、プンバァ役を佐藤二朗、ティモン役をミキ・亜生、ナラ役を門山葉子が務めることが発表された。
世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”の『ライオン・キング』は、アフリカの大自然を舞台に、王となる運命に立ち向かうシンバの冒険を描き、“生きる意味”に気づかせてくれる物語。監督は『アイアンマン』シリーズを手がけ、『ジャングル・ブック』で驚異な映像で世界を唸らせたジョン・ファヴロー。シンバの声は、ドナルド・グローヴァー、幼なじみの雌ライオン・ナラ役を世界の歌姫・ビヨンセが務める。圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像で、映画の世界に入り込む。
会場では、映画の舞台になった動物の王国「プライドランド」の世界が再現され、劇中歌を歌う菅井美和と12名のゴスペルシンガーによる名曲「サークル・オブ・ライフ」の生歌唱とともにスタート！ 映像にそれぞれのキャラクターと吹替え担当の名前が紹介されてキャストたちが登場した。
オーディションでシンバ役を射止めた賀来は、「壮大な登場で非常に興奮しております」と目を輝かせながら、「言いたくて言いたくて仕方なかった。やっと言えた」と笑顔を見せる。「オーディションを受ける前、僕の年下の友人が劇団四季でヤングシンバをやっていて、観に行ったことがあって、打ち上げにも参加したことがあるんです。そこで『愛を感じて』とかを歌わせてもらって、勝手に縁を感じていました」と明かし、「大好きな作品ですし、僕には小さな子どももいるので、全身全霊でやらせてもらいました」と語った。
王の座を狙うシンバの叔父・スカー役の江口は、映画の吹替初挑戦。「本当に難しかったです。声優さんの凄さを感じました」と苦労を語りつつ、「まさにキング・オブ・エンターテインメント！CGがスーパーリアル。リアルな映像からエネルギーをもらいました。スケールが大きくて、家族とも友だちとも、いろんな方と楽しめる『ライオン・キング』集大成となる作品になっています」と自信満々。
門山は「小さい時から大好きなディズニーで、その中でも『ライオン・キング』は特に好きな作品。ビヨンセにも憧れていたので、その声を担当できて本当に幸せに思っています」と感激しきり。
佐藤は「7歳の息子がいるんですが、ディズニーの吹き替えをやるのは2回目で。私、役者なんですけど子どもの教育上いい役をやったことがないんですね(笑)。当時、3歳の息子と初めて映画館に行きましたが、このお話をいただいたときに、また息子と映画館に行けると」と出演を喜んでいた。
亜生は「絶対に言ってはいけないと言われていたけど、ルミネの楽屋とかで『ハクナ・マタタ』をさりげなく歌って匂わせてました」と話し、佐藤らから「危ない、危ない」とツッコミを入れられ、会場の笑いを誘う場面も。声優役が決まったときは、タクシーに乗車中で、兄で相方の昴生と一緒だったそう。マネージャーから「亜生さん、ティモン役決まりました！ プンバァは佐藤二朗さんです！」と聞かされ、「お兄ちゃんは『なんでや！』と言ってました(笑)。でも、練習相手もしてくれて、『三木一族の代表で頑張ってこい！』」と応援してくれたとのこと。さらに「これは売れましたね。だって『ライオン・キング』ですよ。4月から東京に出てきてよかった」と満面の笑みを浮かべる。
また、見どころでもある歌唱について、賀来は「門山さんの歌を聞いた瞬間、日本版ならではの『愛を感じて』が歌えると確信しました。勝手に自信があります」と門山の歌声を絶賛。すると、賀来の歌声を聞いた亜生が「あれは惚れてまうで！ あんな良い声で歌われたら、僕も抱かれたいと思いましたもん！」と褒め称え、賀来は照れた笑顔を見せていた。
原題：The Lion King
全米公開：2019年7月19日
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督：ジョン・ファヴロー
声の出演：ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ
コピーライト：© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト：https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html
８月９日（金）全国公開
